02.08.13〜17
式根島にて

前回は高速艇だったが今回は夜11時発の「さるびあ丸」にて出発。
14日朝8時に快晴の中、式根島に到着しました。
さすがにお盆休みのピーク、下船する人の多いこと、そして朝だと言うのに凄い暑さだ。

今年は異常気象なのか、この島の海水温も以上に高く27度を越えているとの事。
魚も普段なら釣れているサバやアカイカがまったくと言うほど釣れてないそうで、
昼間の釣は期待できないようだった。
食事をとり、荷物を整理し、釣り場を視察しに行くが、
釣っている人に聞いても釣果はサッパリのようでした。
海は凪いでいて澄み渡り海底が見えている。「これでは釣れそうにない」と判断し
夕方からの徹夜釣に賭ける事にした。そしてその分昼間はお昼寝タイム。

そして4時過ぎからいよいよ式根での釣がスタートした。
場所はいつもの野伏の堤防。
まずはやはりサビキの準備をし投入した。

しばらくすると、「うわー」っと言うカミさんの声に振り向くと
「何か掛かったぞー」と言いながら奮闘している。
竿も結構しなっていて引きも強そうだ。
走りよって海面を見るとなにやら赤っぽい魚影が見えた。
タモの準備をしようかとも思ったが何も言わず引き抜いてしまった。
魚は「オジサン」で先ずはこの島での記念すべき1尾目であった。写真を撮りリリース。

先ずはカミさんが1尾目をゲットです。
「オジサン」の歓迎のお出迎えでした。

その次もカミさんで今度はこの島の定番のスズメダイでした。
釣れない時でもこれだけは釣れてくれる有り難い?魚です。

そしてそろそろ日が沈んで来そうな6時過ぎ、やっと私のサビキの浮きも沈んでくれた。
上げると小さいけどシマアジで何とか面目躍如となりました。
やっとの1尾目、チョット小さいけどウレチイ
23センチのシマアジでした。

日が沈むといつものようにハタンボやネンブツダイが釣れ始めるが、
やはりアジは釣れそうもなく、聞いてみても釣れていると言う話も聞かないため
仕方なくネンブツダイを付けてヒラメ竿を投入した。
そして大物狙いの夜釣りのために持ってきたブッコミ用の投げ竿に、
つくばで買って持っていった25センチの生イワシを丸ごと1尾付け
40メートル程先に投げ込んだ。

ヒラメ竿にあたりは無く、投げ竿もイワシが細かい魚にかじられて
本命のあたりが無い状態が続いていたが、
10時半とうとう投げ竿の鈴が鳴り、竿のケツが跳ね上がった。
すかさず合わせると完全に掛かった。
今まで味わった事のない強烈な引きだ!
横にも走るが浮かせようとすると抵抗しグングン潜ろうとする。
今回は22号の道糸と18号のハリスで挑んでいた為、
ドラグを緩める事も無く力勝負に持ち込んだ。
竿が大きくしなり、道糸がきしんでいる。
潜られると体ごと持っていかれそうになるのをこらえ、なんとか寄せてくる事が出来た。
カミさんもタモを用意し待っている。
そして海中で見えてきた魚を見てビックリ「デカーイ」
海面まで上げるとカミさんが「タイだー!」っと叫んだ。
抵抗をされながらも慎重に寄せカミさんが一発でタモに入れてくれた。
ところが重たくて上まで持ち上げられないのを見て隣りで見ていた高校生が一緒に手伝ってくれ
やっと無事引き上げる事が出来た。
魚はハマフエフキダイで昨年の夏、隣りで釣り上げられ悔しい思いをし、
私はブツンと2度も切られてしまい(フエフキかどうかは分からなかったが)
必ず釣りたいと念願していた魚だった。
釣り上げた後はモー感激と興奮で手は震えしばらくの間放心状態が続いた。
カミさんと「ヤッタね!」っと握手をして写真を撮ってもらった。
測ると78センチ、6.5キロでした。
ついに釣りましたー。一発狙って釣れたので感無量でーす。
78センチ6.5キロのハマフエフキダイです。大きいでしょ。

興奮も治まり、もとの静かな釣りに戻っていたが、
日付が変わった15日午前1時45分再び投げ竿の鈴が鳴り跳ね上がった。
持って合わせた途端、先ほどの引きとは違う、もっと強烈な引きに見舞われた。
私も体中で踏ん張るが1歩2歩と海に向かって引かれてしまうほどで
こらえるのが精一杯な時間が過ぎる。
竿先と糸を見ていると右や左に大きく走っていて、
竿をおもいっきり立て緩めながら糸を巻くがその後必ず強烈な抵抗に会う繰り返しだった。
腰を落とし、とにかく踏ん張ってしのぎながら何とか近づける事が出来るが
真下に着てから海面に上げるまでが一番の抵抗に合った。
何度も潜ろうとし、その度に竿が手から離れるんではないかと思うほどの引きに見舞われた。
そしてやっとの思いで海面まで上げてきた時「サメだー」っと誰かが叫んだ。
私もその姿を確認するがこれまたデカイ!1メートルは越えていそうで、
海面でも体をうねらせバシャンバシャンと暴れている。
カミさんもタモを持つがあきらめ、横で見ていた男性に預けた、
そして何度かトライした後、無事確保。
もう体はガクガクそこらじゅうが痛い状態だった。
強烈の一言。でも思う存分釣りの醍醐味を味わいました。1メートル14センチ、8.5キロの大物でした。

その後も約30分ごとに2尾のサメが釣れ、その度に先ほどの格闘をしながら、釣り上げました。
もうヘトヘトで日が昇る頃には既に手や腕はパンパンになり背中も筋肉痛になっていた。
ヒラメ竿には1度もあたりはありませんでしたが、十分な1日目の釣果となりました。朝6時半納竿。
釣果は全て中村屋さんに進呈しました。
一晩でこれだけ釣れれば最高でしょ。


帰った後は食事をし夕方まで寝たり、ウダウダした後、
5時から出陣しましたが8時過ぎサメが1尾釣れただけで
昨晩の疲れも残っていたため、夜中1時過ぎには納竿。

16日は式根に着いた日に発生してしまった台風13号の余波でうねりがひどく
夕方から釣り始めましたが、ウツボを2尾釣った後は何も釣れず
風も強くなり白波が立ったため0時を廻った時点で納竿。残念な釣りとなりました。
これも定番のウツボです。イカをつけて投げるとすぐ釣れます。

今回は18日に帰る予定でしたが、18日の船は台風の為出ないと言う事で、
急きょ17日に帰ることにし、式根での釣りは終了しました。
とにかく初日が全ての釣りとなりましたが、
念願のフエフキダイが釣れたので満足の釣行となりました。
次回も頑張ります。