02.11.01〜02
鹿嶋港にて

金曜日の晩から行く予定がどうやら土曜日の午前中に雨が降りそうなので、
急遽土曜の午後からに予定を変更した。

土曜の午後2時に家を出発。
途中で仕事中のキャインさんに「行ってるから今夜来ませんか」と
誘いのメールを送るが直ぐに返答は無かった。
コンビニなどに寄りつつ、現地についたのが4時過ぎ、
さすがに土曜日だけあって、凄い車の数だ。荷物を降ろし釣り場へ急いだ。

釣り場は思っていた通りぎっしりの釣り人。
いつもの場所も先人が居るため周りを探すと、
以前ヒラメを釣った場所がポッカリ開いている。「ここにしよう」と座を構えた。

空は鈍より雲がかかっているが、風も無くベタ凪状態だ。
「最高のヒラメ日和だね・・ハハハ」などと話しながらも日没との競争になり
急いでサビキの準備と投光機の準備をする。そしてあわただしく投入した。
その時間が5時過ぎ、するとカミさんの1投目で、いきなりあたりがきた。
上げるとカタクチイワシで「わー餌になるぞー」と慌ててバッカンに水を汲みブクブクの用意をする。
すると既に日没。投光機を点け、そして私はサビキをそっちのけで、
ヒラメ竿の準備に取り掛かった。その間もカミさんはどんどんカタクチイワシを釣っている。

5時半近くにやっと1本目のヒラメ竿ができ、
イワシを付けて投入しようと仕掛けを降ろした途端に、道糸が異様な出方をしたため、
糸を止めるとググンと竿先が大きくしなった。
「あれ?もしや?」と思いながらあわせるとヒラメ特有の抵抗にあった。
「来てる!」とカミさんに叫んだ。カミさんもビックリして海面を覗き込んでいる。
そして海面に」上がってきた魚を見て「ヒラメだ!」と叫んだ。
そして次に「タモが出来てないよー」と右往左往している。
「私が竿を持っているからタモを作って」と言われたが、
海面近くで大きな抵抗を2〜3度されたのと、比較的小さめだったので「引き抜く!」と言い、
道糸を出来るだけ巻き、「ばれるなよ」と言いながら一気に引き抜いた。
そして地面に無事着地。「やったー!」「久しぶりだねー」と2人で大喜び。
見ていたほかの釣り人からも、「すごーい」と歓声が上がった。

しかし、普段はここで写真を撮ったり、サイズを測ったり、血抜きをしたりするところだが、
なんかこの日はまだ居るような気がしてヒラメをバッカンに投げ込み、
すぐさまイワシを付け再び投入した。

そしてタモを作り、2本目のヒラメ竿を準備していた6時過ぎに、カミさんが大声で私を呼んだ。
振り返り竿先を見るとまさに竿先が一気に入り込むところで慌てて竿を持ち、あわせた。
するとさっきのより強い抵抗を感じる「また来たみたいだ!」というと、
カミさんが作ったばかりのタモをすかさず準備して横に立って海面を見ている。
ググンと海中で抵抗されるたびに、竿先が大きくしなる。
そして海中で茶色の背中と白い腹をうねらせてあがってくるヒラメを確認した。
「ヒラメだー」と再びカミさんが叫んだ。今度のは先ほどのより大きい。
やはり海面近くでも2〜3度大きな抵抗に合うが、
今度はカミさんがタモを下げ準備をしてくれ「もっと寄せて!」などと言いながら、
一発ですくってくれた。「やっぱり居たねー」「大きいねー」などと再び歓喜の嵐、
先ほどの釣り人も拍手をしてくれ一緒に喜んでくれる。
「こんなの釣ったらもう、モトとっちゃったんじゃない、最高だね」との言葉に、
釣り人として最高の言葉に感じ感謝した。

1枚目を釣った時から、テンションが上がりっぱなしで、手は震え、
たぶん血圧もあがっている状態だったと思う。
「カミさんにも放心状態みたいでなんか変」と言われる始末。
2枚目もバッカンに入れ、また直ぐにイワシを付けて投入。

2本目のヒラメ竿、3本目のヒラメ竿も作り投入した。
この時点で既にイワシは2つの大き目のバッカンに飽和状態になり
酸欠で死ぬものも出てきたため、一旦サビキ釣りを中断し
コマセだけをまき、様子を見るようにした。
少し落ち着いたところで先ほどの2枚のヒラメを持ち写真を撮り、
血抜きをしてやっとクーラーボックスに入れる。

右が1枚目35cm、左が2枚目43cmです。最高だー。

そしてカミさんと先ほどまでの話をしていると(7時前)
3本目に作ったヒラメ竿がガタガタと大きく揺れだした、
「何だかおかしいよ?」「ちょっと上げてみるね」と竿を持ちそっと上げた途端、
また強い抵抗にあった。「乗ってる!」とカミさんに叫ぶ、
カミさんも驚いてタモを持ち駆け寄った。
そして三度、ヒラメの姿が海面に上がってきた。「やった!3枚目だ!」とカミさんが叫んだ。
そして慎重にタモ入れをしてくれ確保。もー笑いが止まらない・・・。
今まで1日2枚が最高だったのに3枚とは。
先ほどの釣り人も「おどろいちゃうねー」
「噂には聞いていたけど、目の当たりにすると凄いもんだね」
「いいものを見せてもらいました。」と驚いていた。
しかし、一番驚いたのは私たちで、2人して本当に放心状態。

「やはり、釣れるような気がしたもんね。」などと話が盛り上がり
今度こそあたりがきたらカミさんが上げるんだよーなどと余裕の話をしていると、
本当に先ほどの竿がググンと大きくしなった。
「行け!」とカミさんに言うとカミさんがサット竿を持ちあわせた。
すると竿先がしなり強い引きにカミさんも「凄い」と言っている。
やはり男と女では力も違うので大変そうだったが、
上がってきたのは良い型のフッコだった。今度は私がタモ入れをし無事確保。
ヒラメではなかったが、このサイズに大満足で、
2人で「どうしちゃったんだろう今夜は」「こんな日もあるんだね。」と最高の幸せを感じた。
四度見に来た釣り人も「ここの魚、全部2人で釣っちゃうんじゃない?」とニコッと笑ってくれる。
かみさんにフッコを持たせて写真を撮ろうとしたところ、
注意していたのに魚が暴れた際にエラで親指を切ってしまった。
写真は後でと、フッコも血抜きをしクーラーボックスにいれる。

時計を見ると7時20分、釣始めから2時間と少し。
2人とも、もう緊張と忙しさでクタクタになってしまった。
そんなところへキャインさんからのメールが届いた。
「朝方を狙って行きます」との返事にカミさんが空かさず
「ヒラメ3枚、フッコ1尾釣った」と返信。
すると「今から直ぐ行く」との返信に思わず笑ってしまった。

そして8時過ぎに「KENさん」と声をかけられた。
見ると、なんとyouさんとmckeeさんで1年振りの再開に思わず嬉しさがこみ上げた。
早速本日の釣果を報告、youさん達も驚きとともにファイトが沸いたようだった。
前回のyouさん達の釣行では一晩で4枚の記録がある。
(詳しくは http://chiba.cool.ne.jp/zappar/ 
「お互い頑張りましょう」と自分の釣り場へ戻られた。

そして10時過ぎキャインさんの到着、
「今はあたりが落ち着いちゃってるよ」の言葉にもめげず
早々ヒラメ竿の準備をし投入した。
しかしその後はあたりも無く時間だけが過ぎていく。
凄い霧が発生し幻想的な光景だ。

カミさんも既に就寝した午前1時、
死んでしまったイワシを付け近場にブッ込んでおいた竿の鈴が鳴り、
竿先が大きく揺れた。
慌てて竿を取り、あわせるが根掛りのように動かない。
少し糸を巻き再び思いっきり引くとグワッと底を切って浮かんだ。
「しめた!」と思い、急いで巻くが重くググンと抵抗をしている
「エッなんだろう」「もしかしてヒラメ」などと思いながら海面を見ていると
上がってきたのは大きなアナゴだった。
私もこの手のアナゴは初めてではないが、
釣り上げるたびに、その大きさには驚かされる。
このアナゴも1メートル近くはあった。
しかしこのアナゴはどうやって食しても美味しいとは言えず、
針をはずしてリリースした。
そして再び霧が深い静かな時間が過ぎていく。
大アナゴです。良い引きでしたョ。
大きいでしょ。

少しずつ夜が空け始めた5時50分キャインさんが私を呼んだ。
ヒラメ竿の一本がガタガタと震えグンと沖めがけて道糸が張り竿先がしなった。
駆け寄り竿を持つといきなり魚が跳ねた。
「フッコだ!」「ウッでかい!」逃げようと勢い良く暴れまわリ抵抗していたが
何とか寄せキャインさんのタモ入れで無事釣り上げることが出来た。
やはりこのフッコは大きく、私が釣ったフッコ歴代bPだった。
キャインさんに写真を撮ってもらいクーラーボックスに直行。
「フーあせったよ」「でも大きかったね」
「あたりのある前ほかの竿の魚も逃げ回っていたものね」
などとキャインさんと談笑するがちょっとキャインさんの内心を思うとフ・ク・ザ・ツでした。
フッコです。霧がかかって見ずらいですね。

そしてすっかり夜も明け霧も晴れ青空が眩しい7時半、
カミさんも起床し3人で雑談をしつつ、
イワシの状況を一本一本確認していると、
一番左の私の竿のイワシが死んでしまっていた。
「これじゃ釣れないな、いかんいかん」とイワシを取り替え投入しているとなかなか着底しない
「おかしいな?」と思い糸を止めるといきなり竿先が大きくしなった。
1枚目と同じだ!竿を立てるのと同時にカミさんの方を向き
「頼むー」と言うと、直ぐ状況を把握したのか
「また来たの!」と言いながらタモを持ってすっ飛んできた。
3人で海面を見ていると明るくなった海面に海中からあがってくるヒラメが見えた。
「ヒラメだ!」と皆で叫んだ。カミさんも慣れた手つきでタモ入れをしてくれ無事確保!
「4枚目だー」と大喜び。
youさんもmckeeさんも見に来てくれて「凄いなー」「やりましたねー」と賞賛してくれる。
嬉しかったーありがとう!
4枚もヒラメが釣れるなんて。大満足の笑みです。
昨晩、カミさんが釣り上げたフッコです。

しかし何度釣っても興奮する魚で、
釣り上げてしばらくは興奮のあまり意識がモウロウとしてしまう。まだまだです。
そんな中、キャインさんが「何であの竿なんだ!」との一言に皆で大爆笑。
キャインさんの気持ちを思うと辛いのですが・・。
今度は頑張りましょうね。

しかしその後はさすがにあたりは無く、10時に納竿。
帰り支度をしているとyouさん達も帰るとの事で挨拶に来てくれました。
再会を約束し皆で写真をパチリ。
youさんmckeeさんまたお会いしましょうね。

クーラーボックスは今までに無く重いものになりましたが、
足取りはスキップのごとく軽い帰り道となりました。今回は出来すぎだー。
フッコ48、36cmの2尾です。
ヒラメ43,39,35,34cmの4枚です。
ドンコ1尾も釣れました。

次回も頑張ります。