99.06.11〜15
式根島にて

6月11日
夜10時出航の東海汽船「サルビア丸」に乗る。
平日と言う事もあり2等船室も余裕で(いつも2等に乗るが久々に空いていた)
早速ビールをカミさんと飲み熟睡。
式根島に着いたのは15日の朝8時だった。

6月12日
夕方から堤防へ、
鹿嶋の堤防と同様にサビキで小魚を狙うがスズメダイが少し釣れただけ
投げ竿でもベラが1尾のみだった。
1度食事に帰り再び地元の人とアカイカ釣にでかける。
今年はアカイカが好調で堤防は既に人で一杯だった。
早々にウキ仕掛けを準備し冷凍のキビナゴを餌に投げる。
3〜4度投げていると、ウキがスーっと沈む、「重いぞ」
急いで巻くと逃げてしまうのでゆっくりと巻いてくる。
水面に見えて来たイカは真っ赤で、胴体だけでも50センチはありそうで、
緊張しながら目の前まで糸を巻き、引き抜く。
釣り上げたアカイカは体の色を変化させながら盛んに水混じりに墨を吐いていた。
全長は80センチほど(やっぱり大きいなー)
カミさんも1パイ上げ、私もその後3バイ上げたところで、当たりが無くなり納竿。
釣果は中村屋さんへ献上。
尚、このアカイカ釣にカメラを持っていくのを忘れ記録を残せなかったのが残念。
(ゴメンナサイ)

6月13日
午前11時より堤防へ、
暖かく気持ちの良い釣日和だ。
釣り人の数も昨夜が嘘のように少ない。
カミさんはサビキ仕掛けを作り、私は投げ竿仕掛けを作る。
1竿作ったところで、青イソメを付け投げる。
(注、式根島にはイソメは売っていませんので地元か竹芝桟橋の近くの釣道具やさんで
買っていきましょう。冷凍のアミやコマセは島で手に入ります)
鈴を付け糸を張り2本目の投げ竿を作ろうとしていた時、
一本目の竿の鈴が「チリン」となったので竿を見た瞬間
「竿のお尻」が跳ね上がり、海に持っていかれそうになっていた。
慌てて飛び付き竿を起こすと重く「根掛かりか?」と思った瞬間「グングン」と強い引き、
「コリャなんか来たぞ。」リールもなかなか巻けない。しかし魚は暴れている、
ドラグを緩めている余裕もないので、あおっては巻きを繰り返して、徐々に近づけた。
海面にやっと浮いてきた魚を見ると黒っぽいがタイだ(クロダイ?)最期はタモですくってもらい、
無事御用。よく見たらマダイでした。
万歳ですカミさんも大喜びしてくれました。
興奮して手も震え声も上ずっちゃっておもわず「タヒ〜」ってね。
防波堤から投げ釣でタイが来るなんて信じられず、しばし呆然としていました。
その後は、潮の流れが急に早くなり、25号のジェット天秤が着水すると
底に着かないうちにどんどん流されラインが、出てしまう状態になったので投げ釣は終わりにした。
カミさんのサビキにもキタマクラか(フグ....食べると死ぬのでこの名前になったそうです)
15センチほどのスズメダイしか来ない為夕方には納竿。
タイも中村屋さんに献上。  
夕食で昨日のアカイカと共に刺身で頂く。本当においしかつた。

悪戦苦闘したマダイ。43センチでした。
黒っぽいでしょ

6月14日
今日も昨日と同じ堤防へ、
やはりカミさんはサビキの仕掛けを作り、私は投げ竿の仕掛けを作る。
今日は昨日より釣り人が少なく堤防の角を陣取りジェット天秤と胴突の2種類の投げ竿を出した。
海面を見ると無数の小魚の大群が泳いでいる。
近くの人に聞くと「キビナゴだよ」との事。
カミさん生き餌釣にファイトが沸き釣ろうとするが、いくら頑張っても釣れない。
「キビナゴを釣るのは無理だよ」と言われがっかりする。
すると、隣りの角で延べ竿を使って釣っていた
地元の女性が30センチほどの魚を釣り上げたので、「それなんですか」と聞くと、
「タカベだよ」っと教えてくれた。
「タカベと言えば茨城じゃあ高級魚」カミさん再び俄然ファイトを燃やしサビキで挑戦するが、やはり釣れない
どうもスキンサビキでは無理なようで隣りの人がコンスタントに釣るのを悔しさ一杯で見ていた。
すると、「チリン」と鈴の音が、投げ竿を見ると、右のジェット天秤の方が鳴ったようだ。
様子を見ていると、いきなり「竿のお尻」が持ち上がった。ビックリして竿を起こしリールを巻こうとするが、
巻けない。「なんだ根掛かりか?」「それとも昨日と同じくタイかも」などと思って居ると、一度強い引きが、
「やっぱなんか居る!」でも巻けない、しかたなく4〜5歩下がり竿を力一杯あおった。
するとフワっと浮き上がった感じになり、少しは巻く事が出来た。
竿も手元からしなっているのでは?っと思うほど重い
「大物だ!」「タイか?何だろう」「ばれるなよ」などと考えながら少しずつ巻いてくる。
2〜3回大きな抵抗はあったが(昨日のタイとは違うように思えた)何とか足元まで寄せる事が出来た。
しかしまだ深く潜ったまま頑張っているので、タモを頼みゆっくりと浮上させた。
するとびっくり「サメだー」それも1メートルはあるネコザメ。
「ちょっとがっかり?」でもタモですくってもらい何とか御用となった。
「よくこんなの釣ったねー」っと周りの人からも声がする。
しかし本人は魚を見るまでは頭の中が高級魚で一杯だったので結構へこんでいた。
「でもまあ上がっただけでも感謝」「ファイトもおもしろかったし」と
自分に言い聞かせ写真を撮ってリリース、腕がもうくたくただった。
心中は穏やかではない?

その後は、胴突き仕掛けにカワハギが3尾、(内、奥さんが1尾)ウツボが1尾釣れたところで、
夕暮れが近づきアカイカ釣の方達も来たので納竿。
式根島の釣が終わる。

6月15日
皆さんに別れを告げ午前11時の船で帰宅の途へ。