ツバメ日和

2004年の春に初めてツバメがやって来て玄関の上に巣を作ってから2年にわたり
せっかく雛が生まれていたのにもかかわらず、何者かに荒らされ羽が数枚玄関に落ちていて、
寂しくなった巣だけが毎年そこに残っていた。
荒らされた朝は親ツバメも現状が把握できないのか前の電線に2羽共とまっている。
カミさんが半べそをかきながら「可愛そうに」「何んで守ってあげなかったのよ!!」と
親ツバメに怒っていた。
「いったい何が襲うのだろうカラス?ムクドリ?ネコ?」いつもその疑問だけが1年間尾を引く。
そして2006年の3月にも「そろそろツバメ来ちゃうね」
「悲しい思いをするなら巣を落としておこうか」などと話し合う始末だったが、
「今年は一応残しておこうヨ」と言う事になり、残す事にした。
そして4月が終わる頃だったか、
休みの朝ふと見ると1羽のツバメが始めて我が家の前の電線に停まっているのを確認。
「今年も着たかな?」近所の電線にも多くのツバメが止まり、飛び回っている。
それから暫く気にとめて見るもののいつも電線に居るばかり、
しかし確かにツガイにはなっているようだ。
「今年はウチの巣には来ないのかな?」などと思っていると、
5月22日一羽のツバメが巣に入りじっとしている。
「エッ今年も入ってくれた!!」「それも、もしかしたらもう卵を温めているの??」
「今年こそは、無事育ってくれ!」と慌ててカメラで記録を撮り始めた。
名前をツバコ夫婦と命名。

ツバコ夫婦の子育て日誌です。
5月22日
いつの間にか卵を産んで暖めているみたいだ。
6月5日
巣の中に産毛が見える。生まれたんだ!おめでとう!
6月7日
猫の襲撃に備え、必殺猫返しを作成
6月7日
子供のクチバシが見え、か弱い声で親を呼んでいる
6月7日
まだ目が開かないのか親の影で上を向いておねだり。
6月11日
なんと6羽も居るぞ!産毛が可愛いなー。
6月11日
6羽の大合唱!マンガチックで笑っちゃいます。
6月11日
子沢山、親も大変だー
6月16日
ちゃんとお尻を巣の外に出して皆でウンチ
6月16日
親も必死なら子も必死!産毛が無くなりました。
6月17日
皆、スクスク育ってまーす。
子供が吐き出し、ポトンと落ちた蜂。蜂も餌にしてるんだ。
6月17日
小さな巣に6羽では狭すぎだろう。踏んづけてます。
6月18日
皆、大人の顔になりました。
6月18日
今まで以上に食欲旺盛。ママ、パパは大変です。
6月18日
この子が一番大きくしっかりしてます。
6月19日
もう何時巣立ちしてもおかしくないほど、大きくなりました。
6月19日夕方
親が餌を運ばず近くで見守り、巣立ちを促しているようです。
6月19日夕方
親が餌をくれないので不安そうに見えます。
6月21日
無事6羽とも巣立ちましたー
8羽で仲良く家の前の電線に停まってました。

ツバメ達は数日間、家の周りを飛び回っていましたが、
そんなある日、カミさんが家の中から玄関の扉を空けると、
床に死にそうになったハエが居たそうです、
「きっとツバメがお礼で置いていったんだよ」とカミさんの一言に微笑んでしまいました。
ツバメが来た家には幸せが来るなんて言われていますが、
約1ヵ月後には猫のココアと出会い現実となりました。