一里塚(八街市)から東金・殿山(黒田)

八街市上砂、滝台、東金市黒田-2つの街道

馬渡し険を上りきった所が滝台、太郎坊である。ここは古戦場跡となった場所で首切り谷、かま塚、死人谷などの地名があるそうだ。

小間子(おまご)馬神社では野馬を追い込む「込」があり牧士と勢子達によって追い込まれた馬が捕まえる所であった。
四木の馬神社
 この馬神社は正式には滋賀大津の長等神社の分霊として明治26年に建てられたものである。
滝台にビンダライ池がある。昔はきれいな池と風景であったと言われていたが今はその面影はない。
ここから先、東金市に入り、国道409号に出て右に行きその先の大きな交差点を東金方面に進む。
現在は道幅も広く昔の街道のイメージはない。

この先の県農業試験場(昆虫研究室)の手前、右に細い道がありY字路となり分岐点には道祖神がある。


右は東金(黒田)の分岐点にある道祖神

 この分岐を直進していく黒田経由と右側の細い道を行く油井経由と2つの街道説があり、それぞれに一里塚があったとされているが、今はどちらもその塚は残っていないが多分2つのルートを使っていたのではないかと思う。
黒田経由を行ってみよう。農業試験場前を通り大きく右に曲がった下り坂がコンレイ坂(魂霊坂)といわれている。
この場所で戦で死んだ多くの武士たちを埋葬したと言われこの名前になった。
昔の人はこの道を通るのを避けゴルフ場の北側を通ったと言われ相当気味の悪い道であったようだが、今は全くその様子を伺う事もない道に変わってしまった。コンレイ坂を下った所が黒田の集落である。
この坂の手前が殿山(黒田)で塚が設けられた所であるが今は何も残っていない。