|
2009/3/14 コラム第39回 『WPB8_長谷川&粟生』 を公開
11/7 ハートフォード(アメリカ) WBC暫定世界Lヘビー級王座決定戦
1位:チャド・ドーソン(アメリカ) vs 2位:グレンコフ・ジョンソン(ジャマイカ)
ドーソンが3対0の判定勝ち(115-113×2、117-111)。1ラウンドから、積極的にプレッシャーをかけ続けたベテランのジョンソンでしたが、若さと勢い、そしてスピードに勝るドーソンが、ジャブからの左右フック、ストレート、ボディと常にジョンソンの一枚上をいき、点差以上に試合をコントロール、判定勝ちをおさめました。昨年4月以来の再戦を3対0で制したものの、Lヘビー最強と呼ぶには、やや物足りなさもを感じたドーソンの戦績は、29勝17KO無敗1NCとなります。
11/7 ニュルンベルグ(ドイツ) WBA世界ヘビー級タイトルマッチ
王者:ニコライ・ワルーエフ(ロシア) vs デビッド・ヘイ(イギリス)
ヘイが2対0の判定勝ち(116-112×2、114-114)。身長213pの大巨人ワルーエフの巨大さは、あのヘイのボクシングすらつまらなくなってしまう・・・ある意味で凄い武器でした。リーチとパワーで勝るワルーエフが前進してくる中、ヘイは足を使いながらのジャブ、飛び込み様のボディで対抗します。リーチ差の影響かワルーエフの圧力が想像以上に凄いのか、今日のヘイにいつもの積極性はなく、手数が極端に少ない展開が続きます。これまでであればダウンを奪えたであろうヘイのカウンター、右ストレートや左フックが直撃してもワルーエフのダメージは皆無。終盤に入っても、ワルーエフは変わらぬ圧力をヘイにかけ続けます。そして見せ場のないまま迎えた最終12ラウンド・・・ヘイのワンツーから続けざまに放った渾身のフックがワルーエフに突き刺さると、遂にぐらつく大巨人。この試合はじめての大歓声となりましたが、結局倒しきることはできず、そのまま試合終了となりました。大巨人を攻略し、2階級制覇に成功した新王者ヘイの戦績は、23勝21KO1敗となります。
11/7 後楽園ホール 日本フェザー級タイトルマッチ
王者:松田 直樹(帝拳) vs 梅津 宏治(ワタナベ)
松田が3対0の判定勝ち(97-93、98-92、99-93)。1ラウンド、いつも通りにガードを堅めながら、低い体勢で中に入ろうとする梅津。序盤は松田のパンチを上手くダッキングでかわし、ペースを掴むかに思われました。しかし、松田の経験がそれを上回ります。梅津の突進をクリンチで止め、距離があけば鋭いジャブを連発、動きが止まれば間髪入れずに打ち込む右ストレート。ダウンなどの見せ場はありませんでしたが、松田のボクサーとしての引き出しの多さが梅津を大きく上回り、それがポイント差に大きく表れました。老獪なボクシングで3度目の防衛に成功した松田の戦績は、31勝13KO18敗4分1NCとなります。
|