3月13日号

たまには対談形式のジャンプ感想。


表紙・巻頭カラー 三獣士

「まずは、新連載 『三獣士』 ですか。前の読み切りは結構面白かったですよね?」
「うむ。あれは結構読めた。以前のサメよりはずっとな」
「安直なバトルが不人気だったアレですか。まあ編集方針上しょうがなかったのかもしれませんがね」
「ジャンプの連載はバトルを上手に描けないと務まらないからな。そこが難しいところなんだがな」
「じゃあ、穿った視点で見れば、案外連載に弱い作家なのかもしれませんね」
「まあ、これからに期待ということでな。バトル描写は後から上手くなればいいじゃないか。最初からそうストレートに言ってしまうとマズイ。身も蓋もない」

「で、肝心の中身のほうは」
「簡単に言えば、読み切りの部分を再度説明しなおして、物語を膨らませたって感じか」
「設定の確認もスピーディーでテンポ良く読めましたしね」
「十分合格点だな。表紙もいい意味でジャンプらしくなくて良かった」
「線の細いタッチも、逆に緊張感が出ていいですねえ」
「ちょっとチャンピォンの『学校の怪談』の絵に似てたりもするな。良い。良い」
「ああ、ちょっと誉め過ぎですね。じゃあ敢えて弱点を言えば?」
「主人公の過去に伏線を張っちゃってるってとこか。膨らませ過ぎると、これは消化するのが結構難しいぞ」
「ゾンビパウダーの例もありますしね。収拾がつかなくなるとみっともないですしね」
「うむ。だからこれからは主人公達のライバルを2・3体登場させて、戦いを通して伏線を張っていくのがいいかもしれんな。ナルトなんかはそういうのを上手くやってると思うし」
「なるほど。で、あとは敵が単なる足止めキャラにならないように気をつければ良いと」
「そうだな。そこが伏線を張るときの大きなポイントだからな」
「あとは衣装だろうな。」
「衣装?」
「ちょっと露出しすぎじゃないか?ドラクエの女戦士じゃあるまいし」
「全く防具としての役割を果たしてないあの鎧ですか。柔肌見えまくり。すぐ斬られちゃいますよね」
「おまけにTバックだし」
「読者サービスということで。大体マンガなんだし」
「まあ、そういってしまうと本当に身も蓋もないのだがな」


ワンピース

「一体何週この位置なんですかね」
「そりゃあ人気が続く限りさ」
「でも最近の内容はどうなんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うーん?」
「まあ、人気連載は細かいことでもいちいち言われてしまうものなんですよね」
「しかし、今回は冒頭でサンジが出てきただけでもちょっと進歩だな」
「あのままバトルが続きすぎるのも多少冗漫ですものね」


ライジングインパクト

「ほう。こんなところに」
「ああ、最近では結構珍しい位置ですね」
「キャメロット杯に向けて一気に盛り上げてきているということか」
「しっかり個人個人の背景についても語っていますしね」
「じいちゃんとのシーンもなかなか良かったしな。ちょっとジーンとくるところだった。来週が非常に楽しみだのう」
「ですね。破綻しなければいいのですがね」
「いきなり猿のお面を被った奴が出てきて、ズルし始めたりしてしてな」
「そうなったら、逆に面白いですけどね」
「旗つつみとかやったりして。モズ落としとか」
「え?そっちの方の猿?!」

「にしても東堂院と黒峰の2ショット抜きが多くなってきているな」
「需要があるんでしょう。需要が」


ハンターハンター

「今回は掛け値無しに面白い。先週の扉からの流れでクラピカの特殊念能力がしっかり説明されてるし。陰獣のほうも全く出し惜しみしてないところも最高だったな。」
「カッコ良かったですね。クラピカ。『リスクはバネ!』ですって。覚悟のススメって奴ですね」
「それはちょっと違うだろ」

「にしても梟って思ったよりやせぎすでしたね」
「うむ。もうちょっとがっしりしたタイプだと思っていたのだが。まさか身軽だとは。意外。そしてそこも良い」
「なんだかベタボメですね」
「富樫っぽさがやっぱり好きなのかもしれんな。意外性とか」

「陰獣の名前はやっぱり飛んでるやつは「蝙蝠」で決定ですかね」
「まず間違い無いだろうな。今までヒル、ミミズ、ヤマアラシ、ビョーケン、フクロウと動物繋がりで来ているしな。だからコーモリは確実。で、これで残りのやつらが、オケラとかアメンボとかゲンゴロウとかいう名前だったら面白いんだがな」
「まあ、それはないでしょうね。大体それじゃ殆ど節足動物じゃないですか。獣じゃないし。だから、手前のじじいが「狸」、その奥の髪が立ってる奴が「狐」、黒い奴が「猫」、飛んでるやつが「蝙蝠」、一番奥が「栗鼠」。ここらへんが妥当なネーミングですよ。しっかり獣繋がりですし」
「ていうかただのシリトリじゃねえか。それ」


テニスの王子様

「最近調子いいみたいですね。この漫画。リズムに乗ってますか?やっぱり」
「リズムはどうだか知らんが、調子には乗ってるようだな。いや、いい意味でだ、もちろん。ジャンプの王道を行ってるようで多少ずれてるところが個人的には面白いと思うぞ。」
「なんなんですかね。あの妙なズレ、というか違和感の原因は」
「やっぱり、セリフまわしなんじゃないか」
「ですよね。あそこまでベタだと、逆に新鮮に感じちゃいますもの」
「やってることはクール時代と変わらない気もするのだがな」


ナルト

「依然として評価が高まってますね。実際どう思います?このところは」
「リンゴを片手で潰せるくらいの人気だな」
「うわ。適当」
「すまん。あまり読んでないのだ。今読む」

 

「えーと、最近では”男のカッコ良さ”みたいな部分がやけにクローズアップされてるようだな」
「ワンピースみたいな感じになってきてますよね」
「まあ、これはこれで良いんじゃないかな。ちょっと前まではカカシ先生が活躍しすぎたからな。ここはしっかりとナルトとその仲間をしっかり描いておくという意味で価値があるんじゃないか?」
「そうですかね。ちょっと意識しすぎの感もあるような気がしますけどね」
「まあな。来週からはバトルだからいいだろう。なんも考えなくて」
「そうですね」


ヒカルの碁

「伊角さんは毎度いい味だしますしねえ。」
「共感できる部分を多く作ってあるから人気があるんだろうな。この漫画」
「ガンバレ伊角さん。って感じですよね」
「あれで、真柴を応援する奴はいないよなあ」
「細かいことなんですがね」
「あとは、佐為の複雑な思いもなかなか良かったな」
「読んでてちょっと切なくなったりして」
「コマの運びも良く計算されているよな、うん」
「緒方九段の衣装以外は」
「そう、衣装以外は」


無頼男

「生き残り決定ですか」
「どうやらそのようだな。今週はこのカラーのおかげで230円だったしな」
「いらないカラーですよね。10円分と思うと」
「いやいや、最近はこれでいてなかなかと思うこともあるのだ。一概に否定しちゃいけんぞ」
「じゃ、例えばどんなところがいいんです?」
「えー、例えばだな、ちょっと専門的になってきたところとかだ」
「ドラムの図解とかですか?ていうかそれは今週じゃないですか」
「そうか」
「そうですよ」


ピン太朗

「釣竿から出たあの竜はなんなんでしょうね」
「超必殺技じゃないのか。見開きだし。フキダシも車田っぽいしのう」
「釣気=コスモみたいなもんですか」
「まあ、そんなところか」


遊戯王

「ここまでくると最早なにも言えませんね。ビバ!ご都合主義」
「たしかに、ブラックマジシャンガールが出てきたときには驚いたな」
「パンドラも知らないっていうぐらいですからねえ。メチャメチャレアカードですよね。実際」
「こういうのを期待して読む漫画なのかもしれんなあ」


 

続きはまた明日・・・