Bret ゛Hitman" Hart : A Man of Principle
哲人ヒットマン=エピローグ 
 ゛ヒットマン " ブレット・ハートが、ずっとリングに上がっていない。
昨年12月19日、ワシントンDCでおこなわれたPPVイベント「スター
ケード」でWCW世界ヘビー級王座をかけてゴールドバーグと対戦し
たヒットマンは、この試合で頭部を負傷した。軽い脳しんとうだった。

ヒットマンはその後も全米サーキットに同行し、年内の「マンデー・
ナイトロ」の日程を消化。クリスマス・ホリデーの1週間まえに自宅の
あるカナダ・カルガリーへ帰った。その時点ですでに、まっすぐ歩い
ていない、という感覚はあったという。

ゴールドバーグとの試合が終った直後から頭部の痛みはあったが、
頭痛がなかなか治らないため、クリスマス休暇のあと、念のため大学
病院でCTスキャンをとってみたら、脳波に異常が現われていた。
どうやら、脳しんとうの後遺症らしかった。

ドクターストップがかかったのは、年が明けて1月の第1週だった。
医者は、飛行機に乗ってはいけない、心拍数を上げてはいけない、
走ってはいけない、できればウェートトレーニングも控えておいた
ほうがいい、とヒットマンに伝えた。

だから、1月からは近所のジムにさえ足を運んでいない。でも、
ふつうの生活をするのにそれほど支障はない。そんなに大きなケガ
だったとは意外だったし、ショックだった。

ひょっとしたら、もう二度とリングに上がれないなんてこともあるかも
しれない。それは最悪のシナリオである。いまヒットマンは、ヒットマンの
これからについて、プロレスのこれからについてあれこれ考えている。

AMERICANA'00