レッスルマニア13でショーンに敗れ、WWF王座から転落し
傷心のヒットマンが出した結論は長期欠場であった.....。
85年にWWFに入ってから、これほど長い期間の欠場は
もちろん初めてであった。ヒットマン欠場中のWWFは
まさに、ショーン一色。そして、7ヶ月の長い沈黙を破り
10月21日のマンデーナイト・ロウに登場!! ヒットマンは
「他団体からのオファーもあったが、しかし、私はWWFの
リングを選択した」と、力強くコメントすると共に、次回の
P.P.V.であるサバイバー・シリーズ'96で復帰を宣言!!



         

        1996.11.17.ニューヨーク州 ニューヨーク.
           サバイバー・シリーズ1996.



復帰の相手は、ブレイク直前のS・オースチンに決まり、
約8ヶ月振りに、ついにヒットマンがリングに戻ってきた。
久しぶりのリングの感触を確かめるようなヒットマンに対し
小細工無しの、ストレートな分かりやすいオーチンの
レスリング・スタイルが見事にマッチし、素晴らしい内容と
なった。この試合はスラミー・アワート゛1997においても、
ヒットマンのベスト・バウトとしても賞を取りました。



本当に8ヶ月振り?と、感じるほどヒットマンの動きは良く
後半は、もうヒットマンが圧倒的にオースチンを責め
最後はオースチンがスリーパーを決めている時に、
ヒットマンがコーナー・ポストを蹴って、後ろに一回転して
そのままフォール!! 見事、復帰第一戦を勝利で飾った。
しかし、この後オースチンとの抗争が5ヶ月も続くとは.....。



11月の復帰戦以来、オースチンとの抗争は、ますます激しさを
増し、オースチンの乱入はエスカレートし、ついには先月の
復帰後初のWWFタイトル戦にも乱入されてしまう。
ガラガラ蛇に噛み付かれたまま、ヒットマンにとっても
私にとっても忘れる事の出来ない運命の1997年に突入した。
そして、その言葉どおり波乱の幕開けとなってしまったのだ...。 



          

        1997.1.19. テキサス州 サンアントニオ.
            ロイヤル・ランブル1997.



この日、WWFタイトルがサイコ・セッドからショーンに移動し、
春の大一番、レッスルマニア13での挑戦権を賭け、ゴング!!
今回のロイヤル・ランブル'97において、大本命とされたのが
ヒットマンであり、そこに一枚絡んできたのが、やっぱり
抗争相手のオースチンだった....。5番目という不利な順番に
登場したオースチンたが、全く落ちる気配がなく、逆に
登場してくるレスラーを次々に落とし続け、リング内を一掃し
余裕の表情で次を待つ。そして、21番目にヒットマンが登場!



22番目に登場したジェリー・ローラーを、ヒットマンが
パンチ一発で落とした結果リング内ではヒットマンとオースチンの
一騎打ちが約4分も続き、怒りのヒットマンはシャープシューター!!
全選手が登場しリング内が残り6人になった時、異変が起きた。
まず、テリー・ファンクとマンカインドが転落、ヒットマンが
オースチンを場外へ落とすが、再びリングに戻り残っていた4人を
全て落としてしまったのだ!! 実はオースチンが落ちた瞬間
リング下にいたレフェリー2人は、テリーとマンカインドの仲裁を
していたため、オースチンが落ちた事に気づかなかったのだ。
優勝はオースチン!! これに怒りが収まらないヒットマンは、
2人のレフェリーを突き飛ばし、その怒りは放送席に座っていた
ビンス・マクマホンにも向けられた。波乱の幕開けとなった
今大会は、ミス・ジャッジにヒットマンは敗れたのであった。