京阪奈ぶらり歴史散歩
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 魑魅魍魎から御所を護る安倍晴明の跡をたどる
 
京阪電車の出町柳駅から出町柳駅まで、ぐるっとひとまわりで2時間程度の歴史散歩ですが、京都御苑相国寺西陣織会館など、それぞれに興味の引かれる場所があるため、見物に時間をかければ、いくらでも時間をかけれる場所・・・興味のある場所にたっぷりの時間を用意したいですね。
御所内部とと相国寺の内部の見物は、事前の申し込みが必要・・・御所は春と秋に、相国寺は秋に、申し込みの必要のない一般公開されていますので、その時期に狙いを定めるのも良いかと思います。

謎めいた神秘の世界に生きる安倍晴明は千年の時を越えて未だ人々を魅了します。
京阪:出町柳駅
 15分
1 相国寺
 17分
2 白峯神社
 07分
3 西陣織会館
 03分
4 晴明神社
 03分
5 一条戻り橋
 12分
6 京都御苑
 すぐ
7 法成寺跡
 03分
8 梨木神社
 すぐ
9 廬山寺
 05分
10 幸神社
 05分
11 大原口道標
 05分
京阪:出町柳駅
 
歩行時間:約1時間半
 番号をクリックすると写真にとびます
                          
                              
                               1、相国寺        
      2、白峯神社                                 
                                                   11、大原口道標
  3、西陣織会館
 
                                 
 4、晴明神社   5、一条戻橋                               8、梨木神社 
                                              9、廬山寺
 
                          
                                   
                                    6、京都御苑           
                                               7、法成寺跡 

 
 
   
   
 
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相国寺
(拝観:800円)
 
 
相国寺の「鳴き龍」が、「第46回・京の冬の旅:非公開文化財特別公開」で公開されます
1月7日〜3月18日
くわしくは公式サイトへ
相国寺・法堂 足利義満が創建した禅宗五山の一つ相国寺は、重要文化財の法堂・庫裏など境内は自由に散策できますが、法堂内部・浴室・方丈庭園など、内部は完全予約制です。

ただし、春と秋の2回、特別公開が行われ、予約なしで拝観できます。
相国寺・鐘楼
相国寺・庫裏
庫裏(くり)

2012年・春の特別公開の日程は
3月24日
  〜6月4日

10時〜16時です
相国寺・境内図
方丈
相国寺・方丈庭園
裏方丈庭園:枯山水の美しい庭園、縁側にすわってのんびりしたひとときを味わえます。
相国寺・方丈前庭
方丈前庭
相国寺・方丈の襖絵
方丈は襖絵も美しい
相国寺・方丈 相国寺・方丈の石庭 相国寺・方丈
法堂
相国寺・法堂
法堂の天井には、あの鳴き龍があります。

中は撮影禁止ですので、龍の絵はポスターの物で雰囲気だけでも・・・→

とにかく、この鳴き龍は必見です。
相国寺・法堂の鳴き龍
蟠龍図のほうは八方睨みの龍で、お堂のどの位置から見てもこちらを向いているように見える物です。
正面から見るとまさに天に昇って行く感じ・・・。
そして、なんと言っても鳴き龍と呼ばれる理由でもある音です。
お堂の中で普通に手を叩いても普通に聞こえるだけなんですが、龍の絵の下あたりのある場所で叩くと、叩いたその人にだけ反響して返ってくるんです。
となりにいる人には普通の音にしか聞こえません。不思議〜。ひとりひとり体感させて下さいます。
浴室
相国寺・浴室浴室というのは、いわゆる普通のお風呂ではなくて、身を清める修行の場所です。
毎日入るお風呂とは別に、月2度ほどこの身を清める行があるのだそうです。

基礎部分をそのままに、近年、創建当時を復元した現代の匠が「みごとな造りだ」と特に絶賛したのは、この床の排水部分。
少し斜めになった床から一つ場所に水が集まり、床下に流れ外へ・・・。
またたく間にみごとに乾いていくそうです。
天井部分が波打つ形になっていて、かまどの煙が独特な感じで抜けていくそうです↓
相国寺・浴室内部
相国寺・浴室内部 この部屋のような所が身を清める場所です
 外観↓     内部→
相国寺・浴室内部

←床の一部がガラス張りで構造が確認できます。
相国寺・浴室内部
白峯神社
 
西陣織会館
白峯神社
白峯神社明治天皇が崇徳天皇の怨念を鎮めるために創建・・・現在は、まりの神様として信仰されています。
関連ページ:平安京魔界マップへGo
西陣織会館
西陣織会館は、西陣織の歴史や製造工程などをわかりやすく紹介してくれます。
機織体験や十二単の体験や着物ショーなども。
晴明神社
晴明神社
6代の天皇に仕えた平安京最強のの陰陽師・安倍晴明を祀る神社。境内には、晴明の祈祷によって湧き出たといわれる名水・晴明井や平成七年に架け替えられる前の戻橋の欄干があります。
安倍晴明の怪奇逸話集もあわせてご覧下さい戻橋(復元)
晴明神社にある昔の戻橋。以前の欄干を使用して橋を復元してあります。
セーマンj
セーマン:晴明が考えた星の形をした神紋。護符に用いられています。
陰陽道と安倍晴明
陰陽道とは、古代中国の『陰陽五行説』に基づいて、陰陽の相反する気と五行(水・火・土・金・木)を使い、未来を占ったり、邪気を祓ったりします。

安倍晴明 晴明は自ら内裏の鬼門に邸宅を構え、星の動きを読み、式神(自分のしもべとなる鬼)を自由に操り、魑魅魍魎(ちみもうりょう)から千年の都・平安京をを護ったという。

母親はキツネだとか、人の行き死にをも自
由に操れる力を持ち、数々の摩訶不思議な伝説がある反面、妻が式神を怖がるので、家には置かず、戻橋の下に隠しておいて、用事のあるときだけ、橋の下から出して使っていたというエピソードもある。

ひょっとして都にはびこる魑魅魍魎より、奥さんのほうが怖かったのかも・・・。
人気のパワースポット
晴明井
写メを撮って「待ちうけ」にするとパワーがもらえる「晴明井」
厄除桃
なでると厄除けになる
「厄除桃」
一条戻橋
一条戻橋 延喜十八年(918年)三善清行(みよしきよつら)の葬列がこの橋にさしかかった時、死んだはずの清行が生き返った事から、一条戻り橋という名前になったという。現在の橋は平成七年に架け替えられた物。 一条戻橋の伝説
太平記によると、源頼光の四天王のひとり・渡辺綱が、戻橋で美しい女性に家まで送ってほしいと頼まれ、馬に乗せたところ、たちまち鬼女になった。綱があわてて刀を抜き鬼の片腕を斬りおとすと鬼はそのまま逃げ去った。後日鬼女は、養母に姿を変え、綱のもとに片腕を取り返しに来た。
京都御苑
京都御所・西側
中立売御門から入った御所の西側の塀のあたり(パノラマ撮影)
南北朝時代から、明治に至るまで、500年以上にわたって天皇が居住した京都御所

拝観は、春と秋の一般公開以外は申し込み制ですが、そのまわりの宮家や公家の住まいだった部分が京都御苑という公園になって開放されています。
京都御所・紫辰殿
京都御所内部の写真は、
【京都御所・一般公開】のページでどうぞ
京都御所・蛤御門(禁門)
蛤御門
蛤御門(禁門)の変についての詳しいお話は、
久坂玄瑞・来島又兵衛らとともに参戦した
真木保臣と十七烈士のお墓のある
「天王山」のページの囲み記事でもどうぞ
京都御所・蛤御門
弾痕のアップ
蛤御門の変(1864年)
薩摩と会津によって京都から締め出された尊皇攘夷派の長州藩は、起死回生を狙って大軍で京都に攻め込み、この門を挟んでの死闘が繰り広げられました。

この門は普段開けられる事がなく『禁門』とも呼ばれていたので、『禁門の変』とも言います。

後に維新の立役者となる長州も、この敗退で第1次長州征伐を受ける事に…。
門には当時の銃弾の跡が…
清水谷家の椋
清水谷家の椋
樹齢300年のむくの木のそばで、長州藩士・来島又兵衛があの日、命を落としました。
西園寺邸屋敷跡
西園寺邸屋敷跡
出水広場の菖蒲
閑院宮邸跡
閑院宮(かんいんのみや)邸跡
200ほどあった宮家・公家のお屋敷も明治になってほとんど東京に移りましたが、ここは現在も当時の面影を残す邸宅です。
拾翠亭(しょうすいてい)
ここは、五摂家の一つく九条家の建物。数寄屋風書院造で、茶会のための離れとして使用されていんた物。
拾翠亭
厳島神社
厳島神社
拾翠亭の横の九条池にある辧財天(べんざいてん)。
池との調和が美しい。
宗像神社
宗像(むなかた)神社
天孫降臨の時、天孫を護った3人の神様・宗像大神を祀る795年(平安遷都の翌年)からこの地にある神社。
建礼門
建礼門
木彫の猿
封印された猿
猿ケ辻
築地塀が折れ曲がった部分の屋根裏に木彫の猿がいます。猿ケ辻の名前はここからきていますが、この猿は御所の鬼門を護る日吉山王(ひえさんのう)神社の使者。しかし夜になるとこの辺うろつきイタズラを始めたので、金網で閉じ込められているらしい。
猿ケ辻
関連ページ:平安京魔界マップへGo
建春門
建春門
中立売御門
中立売御門
清和院御門
清和院御門
石薬師御門
石薬師御門
中山邸跡 中山邸跡

幕末期の公家・中山忠能(ただやす)の娘・慶子(よしこ)を母として嘉永五年(1852年)にこの場所でお生まれになったのが明治天皇
敷地内には、産屋や明治天皇の幼名・祐宮(さちのみや)にちなんだ祐井(さちのい)があります。 中山邸跡・祐井
京都御苑の桜 京都御苑の桜
桜の季節はまた一段と華やぎます
京都御苑の桜
法成寺跡
法成寺跡 現在は石碑のみが残る法成寺・・・

ここを訪れた藤原道長に呪いをかけようと、道に埋められた呪いの品を発見した晴明が、式神を使って相手をつきとめ成敗します。

逸話については・・・
安倍晴明の怪奇逸話集へ

見つけ難い場所にあるので
梨木神社
梨木神社の萩1 梨木神社は、八月十八日の政変で京を追われながらも、その後の明治維新に功労のあった三條実美(さねとみ)とその父・実萬(さねつむ)を祀る神社・・・

邸宅が梨木(なしのき)町にあった事から、梨木神社の名前となりました。

京都屈指の萩の名所である梨木神社では、毎年、開花(9月下旬)に合わせて
『萩まつり』が行われます。
梨木神社の萩3 梨木神社の萩4 梨木神社の萩2
梨木神社の染井 上記の写真は9月25日に撮影した物・・・萩の見頃に合わせての訪問はいかが?


梨木神社には、
京都三名水の一つに数えられる井戸・染井があり、おいしい水を求める人の足が絶えません。
梨木神社
平成23年(2011年)「萩まつり」9月17日〜19日に開催されます
ろざんじ
廬山寺
(拝観:400円)
廬山寺 梨木神社本殿の前を東に出ると真向かいにあるのが、豊臣秀吉の時代にこの地に移されたという廬山寺・・・その歴史は平安時代の慈恵大師・良源にさかのぼります。

また、その平安時代には藤原兼輔(かねすけ)の屋敷があった場所とされ、曾孫にあたる紫式部の邸宅でもあった事になり、
源氏物語の一部はここで執筆されたと言われ、寺内には当時の面影をしのんだ源氏の庭↓が造られています。
廬山寺
廬山寺の源氏の庭
マニアもうなる廬山寺の穴場を紹介!・・・まずは、門を入って右手にお寺の墓地へと通じる通路があるのでそこを通って墓地へ(「廬山寺陵参道」の石標あり)
墓地の奥まったところにあるのが「慶光天皇廬山陵」・・・つまり、天皇陵です。

第119代・光格天皇が、自らの父が天皇になれなかった事を嘆き、再三に渡って江戸幕府と交渉しますが、交渉した公家が閉門の処分を受ける事件にまで発展したものの、その願いは叶えられず・・・

結局、明治の世となって、光格天皇の孫にあたる明治天皇が、曽祖父のために号を追贈しました・・・その名は慶光天皇。
歴代天皇表に載らない天皇陵です。
慶光天皇廬山陵
秀吉の築いたお土居掘 そして、もう一つ・・・皆さんは、豊臣秀吉が天下を取り、大規模な京の町を整備した時に、聚楽第の建築とともに、京都の町全体を、御土居という壁で囲んで、一大城郭都市にしようとした話はご存知でしょうか?

聚楽第の破却とともに、そのお土居は見事に壊され、今やその全体像をつかむ事すら難しくなっていますが、この廬山寺の墓地には、その御土居の一部分が素人でも判別できるくらいにきれいに残っています。
(北西部の御土居は北野天満宮にあります)

ここが、戦国時代の京都の端・・・浪漫を感じます。
さいのかみのやしろ
10 幸神社
 
猿田彦を祭神とする神社。

御所とその鬼門を護る比叡山・延暦寺を結ぶ延長線上にあって、ここにも御所の猿ケ辻と同じ猿の木彫が鬼門の位置に鎮座します。
11 大原口道標
大原口道標
さばかいどう
鯖街道
その昔、若狭地方の豊かな海産物を京の都に運ぶため、多くの人が往来した鯖街道・・・全盛期の江戸時代には5つのルートがあったと言われる鯖街道ですが、現在では、小浜から熊川宿・朽木宿を通り、大原から抜ける若狭街道がこう呼ばれます。

♪京は遠ても十八里♪と唄い、励ましあいながら、この大原口までたどりついたのです。
鯖街道ルート
鴨川と鷺 最後は鴨川の飛び石を渡って出町柳の駅へ・・・
鴨川
大文字

京都御苑付近は、大文字の観賞スポット…くわしくは【京都の年中行事】へ
花暦&歳時記
 
山茶花
京都御苑
椿
京都御苑

京都御苑

京都御苑
桔梗
廬山寺
百日紅
京都御苑
桔梗
廬山寺

梨木神社
銀杏
京都御苑
中旬
一般公開
京都御所
16日
大文字
京都御苑
秋分の日
例祭
晴明神社
中旬
一般公開
京都御所
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