京阪奈ぶらり歴史散歩
トップページへ 京都・古都探訪へ 大阪・そぞろ歩きへ 奈良・大和路へ
 
 

 
 少年・義経が駆け抜けた貴船から鞍馬を行く
 
あの源義経が、少年時代を過ごした貴船・鞍馬を歩く・・・時間にすれば、見物も含めて3〜4時間の歴史散歩です。

叡山電鉄で終点・鞍馬駅もしくは1つ手前の貴船口駅下車。
今回は貴船口からバス(260円)乗りましたが、もちろん歩いても行けます。

バス停(駅)から貴船神社へは参道をまっすぐ、鞍馬寺も西門から仁王門まですべて境内なので、道に迷う事はありません。

貴船神社側、鞍馬寺・仁王門側どちらからでも回れますが、どちらも遮那王堂(背くらべ石)までけっこうつらい登り坂。
鞍馬寺・仁王門
貴船神社 どっちが楽か?・・・どっちもしんどいです(笑)

仁王門側にはケーブルカーがありますので、その分少し楽ですが、そこからでもけっこうな上り坂なので、お覚悟を・・・

なんせ、修行の場所ですからね。
京阪バス:貴船
1 貴船神社
2 貴船神社・結社
3 貴船神社・奥宮
4 奥の院・魔王殿
5 木の根の道
6 僧正ヶ谷・不動堂
7 義経堂
8 義経・背くらべ石
9 牛若丸息つぎの水
10 冬柏亭
11 鞍馬山博物館
12 本殿・金堂
13 東光坊跡
14 川上地蔵堂
15 由岐神社
16 鬼一法眼神社
17 鞍馬寺・仁王門
叡山電鉄:鞍馬駅
             番号をクリックすると写真に飛びます
    3、貴船神社・奥院
 
 
  
  2、貴船神社・結社
  
 1、貴船神社          4、奥の院・魔王殿              
                 5、木の根の道   7、義経堂   11、鞍馬山博物館   12、本殿・金堂
                     8、義経・背くらべ石 9、牛若丸・息つぎの水
              6、僧正ガ谷・不動堂        10、冬栢亭        14、川上地蔵堂
                             
                            13、東光坊跡(義経供養塔)      16、鬼一法眼神社
                               15、由岐神社
                                   17、仁王門
 
 
 
 
 
 
 
地図を別窓で開く・印刷する
叡山電鉄の二ノ瀬〜市原間の通称・もみじのトンネル
紅葉がみごとでした〜
紅葉の写真はフォトアルバムへGo
貴船川沿いに料理旅館やおみやげ屋さんが建ち並び歩いていても楽しい。

夏には貴船川に名物の川床がお目見えして、いっそう風情を増します。

美味しそうな匂いがあたり一面たちこめます
1貴船神社
貴船神社は神武天皇の母・玉依姫が開いたとされる水を司る神様です。
この石段を登ると水占いの霊泉があります。

ここは、古来より、都の水を守ってきた、絵馬発祥の地でもあります。

雨乞いの儀式の時、晴れなら黒馬を、雨なら白馬を神に捧げていましたが、やがて板に馬の絵を描いた物を奉納して願うようになり、それが現在の絵馬となったそうです
2貴船神社・結社(ゆいのやしろ)
ここは、縁結びの神様。
平安の昔、あの和泉式部が、夫とうまくいかなくなった時、お参りし、元の鞘に収まりました。
境内には、『天の磐船』と呼ばれる船型の石があります。
3貴船神社・奥宮
奥宮への道は、、杉木立に囲まれた厳かな雰囲気の道。
途中、同じ根から2本の杉が生える『相生(あいおい)の杉』があります
川をさかのぼって貴船の地に着いた神武天皇の母・玉依姫が乗ってきた船をこの石の中に隠した、と言われる御船形石。
神の船は今もこの中にあるそうです。

うっそうとした杉林は、奥宮が昔、丑の刻参りの名所だった事を感じさせます。
神秘的でもあり、恐ろしくもあり・・・。
 不思議伝説については『平安京魔界マップ』へGo
参道からの別れ道。
←この橋を渡るとすぐに鞍馬寺の西門があり、そこから仁王門まで、すべて鞍馬寺の境内です。
  (入山料:200円)

4奥の院・魔王殿
650万年前、金星から降臨した護法魔王尊をお祀りしています。

鞍馬寺の原点とも言えるこのあたりは、少年・義経=牛若丸が修行に励んだ場所でもあります
5木の根の道
このあたりに広がる鞍馬名物『木の根の道』。

鞍馬は土地が非常に固いため、木々が地中に根をはることができず、このような状態になるのだそうです。

とても歩き難く、バランス感覚が必要です。

五条大橋での弁慶との出会いや、壇ノ浦での八艘飛びに見られる義経のあの身軽さは、このあたりを走り回ったおかげなのでしょうか
6僧正ガ谷不動堂
伝教大師が刻んだ不動明王が安置されている不動堂。

このあたりは僧正ガ谷と呼ばれ、義経が鞍馬天狗から兵法を教わった場所だと言われていて、昼なお暗い杉林が、伝説の世界へと導きます。
7義経堂
義経は、奥州平泉の衣川の戦いで自害しましたが、その魂は、少年時代を過ごした鞍馬に戻ったとされていて、魔王尊の脇侍・遮那王尊として祀られています。
8義経背くらべ石
     (遮那王堂)
奥州藤原氏を頼り鞍馬を離れる事を決意した義経が自分の背丈を計ったとされる石。
16歳でこれではちょっと低すぎる感のある小さな石です。

山登りはここが頂点、どちらから来てもあとは下りです。
このあたりの坂は屏風坂と呼ばれています。
その名のとおり、くねくねと曲がった階段を行きます。
9牛若丸息つぎの水
毎夜、剣術の修行をしに、奥の院僧正ガ谷に通った義経がノドを潤したとされる水です。
800年間枯れることなく、今も沸き続けています。

鞍馬山の景色も、このあたりから神聖な雰囲気の杉木立から、鮮やかな紅葉へと変ります。
10冬柏亭(とうはくてい)

冬柏亭は、歌人・与謝野晶子の書斎です。

先代の鞍馬管長さんが門下生だったという縁からこの地に移された物。
近くには鞍馬山を詠んだ歌碑もあります。
11鞍馬山博物館
    (拝観:200円)

鞍馬山の自然についてや寺宝が展示されています
12本殿・金堂

鞍馬寺の中心道場で、千手観音菩薩などが安置されています。前庭からの眺めは見事です。
金堂からは、美しい景色を見つつ、階段・九十九(つづら)折の坂を下ります。途中、ケーブルの駅へと由岐神社へとの分かれ道があります。
13東光坊跡
    (義経公供養塔)
東光坊は、7歳の時から10年間義経が住んだ建物です。
昼は学問、夜は武芸に励んだと言われる牛若・遮那王時代・・・。
今は無くなってしまいましたが、建物跡には、義経の供養塔が建てられています。
14川上地蔵堂
供養塔の目の前にあるお地蔵様。

義経は、修行にあけくれた毎日、いつもここにお参りをしたと言います。
彼の悲願は、やはり「打倒平家!」だったんでしょうね。
15由岐神社

鞍馬の火祭
天慶三年(940年)に天下泰平、万民の守護神と都の北方の守護として、朱雀天皇の案により、御所からこの地に遷された由岐神社。
有名な『鞍馬の火祭』はこの遷された時の様子を後の世に伝えた物だと言われています。
医薬の神様・少彦名命と大国主命が祀られています。

ユニークな『天狗みくじ』も大人気

16鬼一法眼神社
平安時代、その名を轟かせた有名な陰陽師・鬼一法眼(きいちほうがん)を祀る神社。
崖の上にある社には魔王尊が祀られ霊験あらたかな魔王の滝が流れます。


魔王の滝
滝行も行われた滝ですが、今は落石注意で禁止で
鬼一法眼とぞの娘
義経記によると、義経は一条堀川に住む陰陽師・鬼一法眼の持つ、幻の兵法書『六韜三略』を見たいと思い弟子入りしますが、なかなか見せてくれず、法眼の娘を誘惑して恋人になり、娘の手引きで兵法書を盗み出します。
義経も娘を好きになりますが、平家打倒の目的があるため、兵法書を読んだ後、娘に別れをつげますが、彼女は心痛のあまり死んでしまいます。
17仁王門
仁王門は鞍馬寺の正面玄関。
堂々たる二層丹塗りの楼門です。

鞍馬駅側から来る時は、この門からが鞍馬寺です。
(入山料:200円)
鞍馬寺の信仰について
鞍馬山の信仰の対象は“尊天(そんてん)”です。
愛:月=千手観音、光:太陽=毘沙門天、力:大地=護法魔王の3つを一体として“尊天”と言います。

「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く」・・・この“尊天”のように自分も生き、宗派や人種にこだわらず、皆で“尊天”に近づこうという信仰です。
鞍馬の天狗
天狗は、古くから山岳信仰の中で、修験者が守護神として祀っていましたが、中世以降の山伏の墜落もあって、妖怪や魔界の怪物のイメージになってしまいましたが、本来は山に宿る精霊だと考えられます。
鞍馬以外にも、比叡、愛宕、飯綱、白峯、大峯、大山、彦山などの霊山には、天狗伝説があり、天狗も大天狗・小天狗など様々な階級に分かれているらしいのですが、ここ鞍馬の天狗は“僧正坊”と呼ばれ、全国の天狗の首領(ドン)なのだそうです。

駅前の天狗のオブジェ

叡山電鉄・鞍馬駅

歴史散歩がもっと楽しくなる歴史のチシキ義経の生涯とその空白の謎もあわせてご覧ください

はたして、この鞍馬で育った義経と、源氏の大将として京に戻って来た義経は同一人物なのでしょうか?
 


ホームページ・ランキングに参加しています、よろしければ応援クリックお願いします→ホームページランキング 旅行・地域部門

このページの先頭へ戻る