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地名としては、奈良市に『奈良町』という地名はありません。
奈良時代に勢力を誇った世界遺産・元興寺の境内を中心とした風情ある町屋が建ち並ぶこの一帯を『ならまち』と呼びます。
| 江戸から明治にかけての町屋は、古き良き日本のなつかしさを感じさせてくれます。 |
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そんな『ならまち』を今日はぶらりと2〜3時間、休憩をしながら、のんびり散歩です。
町屋をそのまま生かした風情ある甘味処や小物のお店が点在していて、それらを見て廻る楽しさもあります。
興福寺はもちろん、東大寺との観光も充分可能です。 |
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| 近鉄:奈良駅 |
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| 1 大乗院庭園 |
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| 2 今西家書院 |
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| 3 元興寺・極楽坊 |
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| 4 十輪院 |
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| 5 御霊神社 |
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| 6 藤岡家住宅 |
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| 7 ならまち格子の家 |
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| 8 ならまち資料館 |
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| 9 元興寺・塔跡 |
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| 10 庚申堂 |
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| 11 元興寺・小塔院 |
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| 12 音声館 |
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| 13 奈良市史料保存館 |
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| 近鉄:奈良駅 |
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番号をクリックすると写真にとびます





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せっかくなので、興福寺の境内を通り抜けて猿沢の池をぐるっと半周見物してから『ならまち』のほうへ行きました。以前来た時より随分工事が進みましたね。 |

大乗院庭園が近くになるにつれ、ならまちらしいたたずまいのお家が多くなります。 |
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大乗院庭園(拝観:無料)
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大乗院は、代々摂関家が入った事で、興福寺の代表的な院家となりました。
特に室町時代には、大きな勢力を持っていて、庭園もその頃作られましたが、中世以降、寺領を失い、明治の神仏分離によって廃寺となり、建物も壊されました。 |
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大乗院庭園の入り口の壁は『楽人長屋の土塀』が再現されています。楽人とは宮中の雅楽の担当者。
練習の音が漏れないように、土塀でしっかり囲い、入り口をこのように作ってあるのだそうです。 |

庭園を眺めながら、ゆっくりできる和室などもあって、歩いた後の休憩に立ち寄っても良さそうです。 |
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今西家書院(見学:350円)
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コーヒーや抹茶など、喫茶も営業されています。
ゆっくりとお部屋を拝見! |
今西家書院は、永く興福寺・大乗院家の坊官を努めた福智院氏の旧宅で、京都の銀閣寺と同じ、室町中期の最も古い書院造をとどめています。
現在は、重要文化財ですが、民間所有の建物で初の国宝の指定を受けた事のある貴重な建物です。 |
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右の写真でわかるように、メインのお部屋は『上段の間』と呼ばれ、高くなっています。
次が『中段の間』で、伴の者の控え室。
一番手前が『下段の間』籠を担ぐ人などが控えます。
縁側の観音開きの扉は、位の高い人が『下段の間』を通らず、直接メインルームへ輿に乗ったまま入れるように作られています。 |
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元興寺極楽坊(拝観:400円) |

元興寺は、もともと飛鳥時代に蘇我氏が現在の明日香村に建立した日本最初の仏教寺院・法興寺でした。
平城京に都が遷された時、法興寺も伴に移転し、名前を元興寺と改め、そのまま明日香に残った伽藍が飛鳥寺と呼ばれるようになりました。
法興寺時代に造られた日本最古の瓦が、移築の際、運び出され、現在もこの法堂に使用されています。 |
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奈良時代の元興寺は、壮大な伽藍を誇り、現在残る小塔院や塔跡といった場所もすべて境内でした。
南都七大寺の一つに数えられ、当時の『諸大寺・格付け』にも1番が東大寺、次がこの元興寺、大安寺・薬師寺・興福寺と続き、法隆寺や四天王寺は、その後でした。
しかし、時代の波とともに、新しい寺院に押され衰退していきます。 |
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平安時代になって、衰え始めた元興寺を支えたのは庶民でした。
それが、境内に2千5百はあると言われている石塔やお地蔵様です。
鎌倉以降は、浄土信仰、地蔵信仰、聖徳太子信仰、真言信仰などが入り混じった独特の庶民信仰が生まれ、減罪への祈り、死者への供養と、一つ一つ庶民の手によって増えていきました。 |
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これは、怖い気がする↓
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←かえる石はもともと大阪城の乾櫓(いぬいやぐら)から堀を挟んで向かい側にあった奇石。
淀君の怨念がこもっているとも言われ、堀のどこから身を投げてもこの石の前に流れ着いたとか。 |
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十輪院(境内自由・堂内拝観:400円)
元興寺の東南に位置する十輪院。国宝の本堂は鎌倉時代の住宅をしのばせる造りで、境内には興福寺曼荼羅石や十三重石塔など、石の遺跡が点在します。
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御霊神社

早良親王の怨霊を鎮めるため、桓武天皇が建立。
その理由は・・・平安京魔界MAP・御霊神社へ |
藤岡家住宅
ならまち格子の家の向かい側にある藤岡家住宅。こちらのお家も重要文化財です。
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ならまち格子の家(無料) |
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ならまちの伝統的な町屋が再現されています。
玄関を入って右奥が台所、2階は、台所の吹き抜けのままロフトみたいになってて、オシャレ!住みた〜い |
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格子の家の格子の景色 |

町屋に欠かせない階段 |

ロフトのような2階 |

中庭まであるなんて! |
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奈良町資料館(無料) |
ならまちに古くから伝わる生活民具や、古書・陶器などが展示されています。
ならまち名物『身代わり猿』のお守り売ってます。
トゲ抜き観音様にもご挨拶しときましょ。
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元興寺塔跡(自由)

江戸時代に焼失するまで、ここには、元興寺の五重塔がそびえていました。
極楽坊に建築前のひな形とされる小塔があります。 |
庚申堂
赤い猿のお守り『身代り猿』で有名な庚申信仰の拠点です。
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元興寺小塔院

元興寺の南西部分にあたる小塔院。映画のロケ地にもなりました。 |
音声館(無料)
展示館では奈良のわらべ歌に映像資料でふれあえます。
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奈良市史料
保存館(無料)

明治時代の新聞や旧蔵文書貴重な史料を展示 |
庚申さんのお話
奈良の町に千3百年以前から民間信仰として親しまれている『青面金剛像』を、親しみを込めて『庚申さん』と呼んでいます。
庚申とは、60日に一度めぐってくる暦の事。
十干(甲乙丙・・・)の甲と、十二支(子丑寅・・・)の申です。
庚申の日には、寝ないで一夜を明かす『守庚申』が行われます。
それは、言い伝えで、人のお腹の中には『三戸(さんし)の虫』という虫がいて、庚申の夜に人々が寝静まってから体を抜け出し、その人の悪事を天帝に告げに行くと言われています。
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すると、天帝は天の邪鬼に命じてその人に罰を与えに来る、というのです。
それで人々は『三戸の虫』が抜け出さないように、その日は寝ずに過ごし、それでも心配で、天の邪鬼が嫌いな『身代り申』のお守りを家の中に吊るすのです。 |
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散歩のヒント
十字路には案内板が整備されていて、迷う事はないでしょう。
ただ、最初に行きたい場所をピックアップしてコースを決めておいたほうが右往左往しなくてすみます。
各名所には『ならまち散策マップ』というパンフレットが置いてあるので、手に入れましょう。
神社・仏閣以外は市の運営で、月曜日は休館なので注意! |
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『ならまち』 らしい風情ある風景
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