京阪奈ぶらり歴史散歩
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 秋色に染まる東山・東福寺から泉涌寺へ…
 
今回の歴史散歩は、東福寺駅を出て、ふたたび東福寺駅へ戻る2~3時間のお気楽散歩です。

ただし混んでいなければ、ですが・・・。
なんせ、東福寺は京都でも一位二位を争う紅葉の名所ですので、シーズンには、必ず人の波々々・・・この日は、平日のしかも、雨のパラつく空模様にも関わらず、この数ですから・・・。
来迎院 かと言ってせっかくの名所ですから、見ないというのも寂しい・・・ここは一つ人を見物に行くつもりでどうぞ・・・一見の価値ある紅葉の波です。

ただ、皆さん東福寺だけを見て帰られるのが、とてももったいない・・・東福寺から泉涌寺への道には知る人ぞ知る紅葉の名所が点在し、秋には真っ赤に染まる東山が満喫できます。

京都屈指の紅葉の名所・東福寺とともに、ぜひ人知れず色づく静かな紅葉もお楽しみ下さい。来迎院・今熊野観音寺は、穴場なので、まさに紅葉狩りを堪能できます。

また、赤十字病院の交差点から北へ行けば、2~30分で、『七条通りを歩く』(別窓で開くで訪れた智積院の前にでますので、時間をかけて東山を巡るなら、このまま七条のコースへ行かれる事をオススメします。
                      番号をクリックすると写真にとびます
 
 
 
 
 
 
 
 
                                 2、即成院
                          
                                                       3、今熊野観音寺
 
 
                                         
                                          
                                          
                                               5、善能寺      4、来迎院  
              
       
                          1、東福寺                         6、御寺・泉涌寺
 
 
 
JRまたは京阪:東福寺駅
    5分
1 東福寺
    8分
2 即成院
    13分
3 今熊野観音寺
    5分
4 来迎院
    すぐ
5 善能寺
    すぐ
6 泉湧寺
   20分
JRまたは京阪:東福寺駅
 
歩行時間:約1時間

東福寺までの道
東福寺駅を出るとすぐ商店街にぶつかるので、突き当りを右(南)に行きます。

   第三伏水街道橋
写真の橋の手前に中門があり、通天橋へはこちらが近いので、紅葉狩りの人で賑わっていますが、せっかくなので国宝の三門を見ておこうと思い、私はもう少し先の南門まで行き、そこから東福寺へ入りました。
六波羅門
東福寺・境内地図
東福寺
境内自由
(通天橋:400円)
(方丈:400円)
三門
南北朝の頃に建てられたと言われる日本最古の三門で国宝に指定されています。

正面2階にかかげられた『玅雲閣』と書かれた額は、室町幕府第4代将軍・足利義持の筆による物。

四方の柱は、天正の大地震の時、三門の傷みを心配した豊臣秀吉の大修理の時の柱で、“太閤柱”と呼ばれています。

東司(とうす)
別名“百雪隠”とも言われ、要するに、修行するお坊さんたちのトイレです。
禅寺には、必ず禅堂のとなりにあるものなのですが、現存するのは、ここのみ。
最大で最古で重要文化財に指定されています。
禅堂
禅寺では最も重要な建物で、お坊さんが坐禅をする道場です。
昔は400人の僧がここで修行し、寝食をともにしたそうです。

やはり、こちらも東司と同様に、重要文化財の最大最古、室町時代の建物です。

経蔵
仏殿(本堂)
東福寺は、臨済宗・東福寺派の大本山です。
嘉禎二年(1236年)に藤原道家が、「奈良の東大寺や興福寺と並ぶ大寺を京都に建立したい」と発願し『東福寺』と名付けました。

数々の兵火に見舞われた京都に中で、奇跡的に被害に遭う事はありませんでしたが、残念ながら明治に入って火災に遭い、法堂などの中心部を失いましたが、先の東司や禅堂・三門などは無事残りました。

仏殿は昭和九年に落慶された物です。
通天橋(拝観400円)
紅葉の名所・通天橋を渡って開山堂へ・・・通天橋からの眺めはまさに、紅葉の波・波波・・・

人も波・波・波・・・ですが、一見の価値は充分あります。
 
通天橋からの紅葉の眺めは
このページの最後へG
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方丈=八相の庭(拝観400円)
禅宗のお寺には数々の庭園が残されていますが、方丈の四周に庭園が残されているのは、この東福寺だけと言われています。
それぞれに違った趣のあるお庭は一見の価値アリ!

また、右写真は通天橋から見た方丈の通天台ですが、ご覧の通り紅葉の眺めもすばらしい!
秋に東福寺と言えば、ついつい通天橋だけご覧になる方が多いですが、方丈も忘れずに・・・
通天橋から方丈を望む
「八相の庭」とは、お釈迦様の生涯の八つの重要な出来事=八相成道に因んで命名された東西南北4つの庭の総称です。
東福寺・方丈庭園・南庭 南庭(前庭)

それぞれの石は、古代中国で信じられていた遙か東海の彼方にある蓬莱・方丈など仙人が住む4つの島を表し、白砂で荒波を表現しています。
東福寺・方丈庭園・西庭
西庭
=サツキの刈り込みと白砂で井田市松を表現
東福寺・方丈庭園・北庭
北庭
=ウマスギゴケの緑と市松模様の敷石の対比
東庭

雲模様地割に円柱の石で北斗七星を構成しています・・・別名:北斗の庭とも呼ばれます。

この石は、東司の余石を利用したもの・・・後方には天の川に見立てた生垣が配置され、夜空が足元に広がります
東福寺・方丈庭園・東庭
東福寺の拝観を終えたら、通天橋と並行に架かる臥雲橋を渡って北へ抜け、即成院方面へ向かいます
即成院
境内自由
通天橋を出たら北に向かい、通天橋を向かい側から観賞できる臥雲橋を渡ってさらに北へ・・・。

東福寺を出たら九条通りを右に曲がり、赤十字病院を右に見ながら進むと『今熊野観音寺→』の看板のある交差点を右に曲がります。

七条通(智積院方面)へは、ここを北に向かいます。
即成院(境内自由)
正暦三年(992年)に、僧・恵心により伏見に建立され、その後、この地に移転しました。
ここには、あの平家物語の“扇の的”で有名な那須与一のお墓があります。

“願いがかなう扇の的”に願いを書いて奉納します
与一さん、打ち抜いてくれるかな?
即成院を過ぎた後の三つ又の別れ道は、一番左が今熊野観音寺です。
今熊野
 観音寺
境内自由

伽藍に着く前から見事な紅葉です。
この橋の手前に来迎院へ向かう別れ道があるので拝観後は、またここまで戻ります。
今熊野観音は、僧・空海が自ら観音像を刻んで、草堂に安置したのが、始まりとか・・・。

応仁の乱で伽藍が消失しますが、その後再建され現在に至っています。

ここも、すばらしい紅葉の名所です。
紅葉の写真は
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今熊野観音寺の境内には、1ヶ月ほどかけて下から徐々に色を変えるところから“五色かえで”と呼ばれる名木もあります。
来迎院
境内自由
(庭園:400円)
藤原信房が、泉涌寺の月翁和尚に帰依し、この来迎院を建立しました。
やはり、ここも紅葉の穴場ですが、なんと言ってもぜひ見ておきたいのは、“含翠(がんすい)の庭”と呼ばれる庭園です。
含翠の庭(400円)
含翠の庭には、あの忠臣蔵で有名な大石内蔵助が建てた含翠軒という茶室があります。
茶室自身は、老朽化のため修復されていますが、大石直筆の看板が今も掲げられています。

京都・山科に浪宅を構えた大石は、よくここで茶会と称し、赤穂の浪人たちと密談をかわした、とされています。

紅葉の写真は
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善能寺
境内自由
来迎院の山門の向かいには善能寺。

航空殉難者の慰霊碑とお堂が静かに建っています。

紅葉がとてもキレイでしたよ
みてら
泉涌寺
(拝観:500円)
(御座所:300円)
弘法大師がこの地に庵を結んだのが始まりとされ、後に清水が湧き出たことから、泉涌寺という名前になりました。


←仏殿(手前)と
舎利殿(向こう側)

こちらが正面玄関の大門、来迎院からだと、北側の門から入る事になります。
仏殿は、寛文六年(1668年)徳川家綱が再建した唐様建築の代表です。
舎利殿はもと御所にあった御殿を2階建てに改装・移築した物で、内部の宝塔に仏舎利を安置しています。
謡曲『舎利』は、この舎利殿を舞台に、太平記の説話に基づいた物です。
御座所(拝観:300円)

←御所の建物が移築された御座所。庭園は紅葉の名所です。
     (拝観:300円)
庭園写真はこのページの最後へ
楊貴妃観音堂は、あの“世界三大美女”のひとり楊貴妃の像が安置されているお堂です。
楊貴妃の美貌に溺れ政治をおろそかにした唐の玄宗皇帝。
そのために安禄山の乱が起こり、楊貴妃は殺されてしまいます(756年)。
亡き彼女をを偲んで、皇帝が香木で作った等身大の像を、建長七年(1255年)に、中国に渡った僧・湛海が持ち帰りました。
以前は百年に一度の開扉だった秘仏でしたが、昭和31年から、参拝者の「お顔を見たい」という希望のもと、扉が開かれることとなりました。
足をのばせば

即成院へと曲がる交差点を北へ行くと約20分ほどで智積院・・・そのまま七条通りのコースへ。
化粧品のCMで岩下志麻さんが歩いている庭園ですよ!・・・【美術の宝庫・七条通りを歩く】のページへGo
智積院庭園
智積院庭園
紅葉 フォトアルバム
東福寺
東福寺の紅葉 京都屈指の紅葉の名所・東福寺・・・

何と言ってもここの一番のみどころは、通天橋という橋からの6万坪のカエデの波…通天橋の真ん中あたりにある出っ張りからの眺め↑が最高です!
紅葉の東福寺
紅葉の東福寺・通天橋
その通天橋を反対側の臥雲橋から眺めた姿・・・
実は、写真撮影スポットとしては、こちら側からのほうが人気だとか。
紅葉の東福寺 紅葉の東福寺
ほんとうに・・・息を呑む美しさです。
通天橋のみ拝観:700円
今熊野観音寺(境内自由)
紅葉の今熊野観音寺 たしかに、東福寺の紅葉はすばらしいです。
しかし、なんせ超有名な紅葉の名所ですから、人が多いのなんのって・・。

今回は、平日でしかも快晴ではない日に行ったにもかかわらずこの人出ですから、土日ともなれば大変な賑わいでしょう。

その点、こちらの今熊野観音寺は、知る人ぞ知る穴場です。
紅葉の今熊野観音寺
紅葉の今熊野観音寺・五色かえで 紅葉の今熊野観音寺
境内には、こずえの先から下へ向かって順々に、ひと月程かけて色を変えていく事から『五色かえで』と呼ばれる樹齢350年の名木(写真左)をはじめ、まさに秋色に染まります。 紅葉の今熊野観音寺
来迎院
さらに穴場は、ここ来迎院。
紅葉の来迎院・含翠軒
やはり、境内一面の紅葉です。
ここ来迎院には、“含翠の庭”という美しい庭園があります。
(庭園拝観:400円)

庭園にはあの忠臣蔵の大石内蔵助が建てた茶室・含翠軒(がんすいけん・写真左)が、いっそう趣きをかもし出します。
紅葉の来迎院
紅葉の来迎院・含翠の庭 池の水面に浮かぶ紅葉も一興かと 紅葉の来迎院
善能寺
紅葉の善能寺 行ってみて、始めて見つけた、さらなる穴場は、来迎院のお向かいにあったコチラのお寺さん。

こんなに美しいのに、みんな素通りってもったいない~。
紅葉の善能寺
泉涌寺
紅葉の泉涌寺・御座所庭園 ここは、境内に紅葉はほとんどありませんが、かつて御所の中にあった御里御殿が移築された御座所庭園には美しい紅葉が色鮮やかにお出迎えです。

(拝観:500円)
(庭園拝観:300円)
花暦&歳時記
 

今熊野観音寺
紫陽花
東福寺
紅葉
東山界隈
14~16日
涅槃会
東福寺
第3日曜
お練供養
即成院
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