展示室 レストア工房 リンク 掲示板 当サイトについて

バブルラジカセ博物館レストア工房>CD-X20のレストア

CD-X20のレストア

 

無断転載は固くお断りいたします。
当サイトのご利用にあたっては、
「当サイトについて」を必ずご一読いただきますようお願いいたします。

 

この機種は、独特の構造をもつCDトレーが開かなくなってしまう症例が多いようです。原因を探ってみることにしましょう。
背面にパッシブラジエーターが搭載されるこの機種、ぜひCDでその能力を試してみたく、今回分解してみました。

 

 

警告! 重要事項です。必ずお読みになり、ご理解のうえでご覧ください。

ここでは、管理人自身による機器の分解の様子を紹介していますが、
本来ならば電化製品の分解など、素人である自分自身の手で行うべきではありません。
ここで紹介している内容は、管理人もそれを承知の上で自己責任で行っているものです。
安全・確実に機器を修理したいのであれば、まずは電器店やメーカーに相談してみるべきです。
ただし、一度自分で分解してしまったものは、電器店やメーカーによるサポートは受けられません。

くれぐれも、電器店やメーカーに迷惑をかけるような行為は慎んでください。

素人による作業なので、一歩誤ると怪我・火災等が発生したり、大切なラジカセを復帰不能たらしめてしまったりする可能性があります。
もし怪我や火災等が発生しても、ラジカセが復帰不能となってしまっても、それは他でもない、分解した本人の責任です。
怪我や火災等がもし発生した場合、あなたのご家族、その他の方々にも多大な迷惑をかけることになります。

また、機器の分解によってあなたのもとに発生したいかなる事象に対しても、当方は一切責任を負うことはできません。

作業を行なう場合は、これらのことを十分ご理解いただき、安全には十二分に配慮して慎重な作業を心がけてください。
このコーナーは、これらのことをご理解いただけることを前提とした上で、分解作業や内部構造の参考にしていただければと設けています。

 

スピーカーをセンターから外し、天板と側板を外します。

本当は背面も外し、この際徹底的に清掃しておきたかったのですが、
内部はかなりややこしいようなので、ここまでにしておきました。
もうひとつの弱点のツインカムカセットですが、この個体では正常に動いています。

天板の内部に、このようにCDトレーが存在します。
さて、CDトレーが開かない原因はどこにあるのでしょうか。

CDトレーを閉じている状態。
この状態では、クランパー(上からディスクを押さえている円盤状の部品)は
その磁力でCDの台座(金属製)にくっついています。
開閉ボタンを押すと、クランパーが持ち上がってから
トレーが出てこなければならないのですが、
どうやらトレー開閉機構の駆動部が、この磁力に負けてスリップしているようです。

クランパーを、磁力に逆らってCDの台座から離すだけのトルクが
得られていない模様。

クランパーを手で持ち上げてやれば、トレーは動きました。
どうやらこのベルトがスリップしているためです。
ベルトとプーリーを徹底的に清掃してみましょう。
CDトレーのギミックを担う重要な部分。
オープン時、滑り出てくるトレーの両側にあるこの突起が…
天板裏の両側にある、この斜めのリブを徐々に押し上げ…
このように天板が持ち上がりながらトレーが出てきます。

というわけで、ベルトとプーリーの清掃だけで正常に動くようになりました。
CDの読み込みは至って良好。

たったこれだけの原因で、壊れたものとして
捨てられてしまう個体も少なからずあるのでは?
もったいない話です、本当。

しかしそれほど有意義なギミックのようにも思えないのですが…。
この天板にも少々重みがあり、これもベルトをスリップさせる一因のようです。

内部はこのように配線だらけ。分解しても元どおり組み立てる自信などありません。
エアーダスターとハケを極力奥まで突っ込んで、できる限りの清掃を行いました。
というわけで再度組み立てて完成。

しかし、ハンドルがありスピーカーが一体化できるとはいえ、
この大きさと重さでは運搬には一苦労ですね。

スピーカーの背面。

サブウーファーだと思っていた背面のこの部分、
実はパッシブラジエーターでした。

スピーカーの内部も拝んでみたいところですが、
分解に六角レンチ(持ってない)が必要なようなので断念。

さっそくCDをかけてみます。

あのパッシブラジエーターから想像するほどの低音は得られないような気がします。
しかしなかなか落ち着いたいい音を聴かせてくれます。
いわゆるドンシャリな音ではありません。

出力は30W+30Wとのことなので、
もっと音量を上げるとパッシブラジエーターの効果がより発揮されるのでしょうか。
残念ながら我が家は、あまり大音量で鳴らせる環境ではないので…。

今回はCD部を直すことが主たる目的だったので、
短編となってしまいましたが、これにて。

 

レストア工房へ戻る

トップへ戻る

Copyright(c) “バブルラジカセ博物館” .All rights reserved.