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バブルラジカセ博物館レストア工房>CFD-K10のレストア−その1

CFD-K10のレストア 前編

 

無断転載は固くお断りいたします。
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CFD-K10。名機プレッシュの初代。
音に関しては評判のこの機種も、なにかとデリケートな部分の多いラジカセです。
お決まりのELバックライトやスピーカーエッジの寿命、そしてカセットデッキの不調。
こいつも長くなってしまいそうなので、まずは分解の様子から。

 

警告! 重要事項です。必ずお読みになり、ご理解のうえでご覧ください。

ここでは、管理人自身による機器の分解の様子を紹介していますが、
本来ならば電化製品の分解など、素人である自分自身の手で行うべきではありません。
ここで紹介している内容は、管理人もそれを承知の上で自己責任で行っているものです。
安全・確実に機器を修理したいのであれば、まずは電器店やメーカーに相談してみるべきです。
ただし、一度自分で分解してしまったものは、電器店やメーカーによるサポートは受けられません。

くれぐれも、電器店やメーカーに迷惑をかけるような行為は慎んでください。

素人による作業なので、一歩誤ると怪我・火災等が発生したり、大切なラジカセを復帰不能たらしめてしまったりする可能性があります。
もし怪我や火災等が発生しても、ラジカセが復帰不能となってしまっても、それは他でもない、分解した本人の責任です。
怪我や火災等がもし発生した場合、あなたのご家族、その他の方々にも多大な迷惑をかけることになります。

また、機器の分解によってあなたのもとに発生したいかなる事象に対しても、当方は一切責任を負うことはできません。

作業を行なう場合は、これらのことを十分ご理解いただき、安全には十二分に配慮して慎重な作業を心がけてください。
このコーナーは、これらのことをご理解いただけることを前提とした上で、分解作業や内部構造の参考にしていただければと設けています。

 

本体の正面にあるのは、電池室の蓋。
背面。
電池室の蓋を外すと、その外周部にはスポンジが張られています。
側面に設けられているダクト。
さてその中身は?サブウーファー?それとも…?
意外なところがビス留めされているので注意しましょう。
面白いことにこのラジカセ、他とは違って正面パネルにスピーカーはついていません。
で、こちらに。今のところ、ウレタン製エッジは見る限り大丈夫のようです…。
音質に関しては理想的なウレタンエッジですが、劣化するのは困った欠点です。
全体像。タクトスイッチがずらりと。
液晶のバックライトにはEL板が使われています。
上下2枚の液晶の照明を一体のELパネルでまかなっている模様。
液晶右側。この個体には、特にタクトスイッチの接触不良などはありません。
こちらは液晶の左側。
さて、もう少し奥へと進んでみますか。
そうたやすい道ではないのは容易に想像できます。
ぎゃーーーー!!ヤッテシマイマシタァ…。
やはり時間の問題だったようで…。

予備のユニットなんてないぞ。どうしよう。

天板を外したところ。CDドライブは天板に、カセットデッキは筐体に直付け。
天板。
その裏側。
液晶のついた最前列の基盤を外すと、さらにもう一枚基盤が。
上から。
背面のパネルを外してみます。
このラジカセ、筐体の構造からしても只者ではないな。
アンプが左端に。
チューナーは右端に。
アンプ基盤。
背面パネルの左半分。
右半分。
背面パネル全景。
そして…初公開?これがK10の内部(後ろから見たところ)。

意外なことに、こんな単純なひとつの空間に1本のポートが通っているだけ。
しかしそれは緻密な計算によるものなんでしょう。

ウーファーなんてありませんでした。

ずいぶん肉厚のある頼もしい筐体です。
うひゃぁ、フレキだらけ…。
そしてケーブルだらけ。
見えているのはトランスと電動ボリューム。
完全分解なんてできるんか?
そりゃ、できれば筐体の丸洗いを実現したいところですが、自信がない…。

せめてヤニだらけの外装だけでも、クリーナーできれいにしてやりましょう。

改めて見るとひどい汚れだ…。よくこんなものを部屋に放置していたものです。
クリーニング後。DT99とよく似た、メタリック調のカラーリングだったんだなぁ。
初めてきれいな筐体を見ました。
先ほどまでは、ほどほどのところでやめておこうと思っていたけれど…
結局、最後までやってしまうことを決意。

どうも気になって仕方ありません。
こんなところがA型ですな。

細やかなメモ撮影は必須。
メモ撮影なしでは、まず元通りに組み立てるのは無理かと。

スピーカーを外したところ。
ゴムの台座が。
巨大なマグネット。
エッジも、当然放ってはおけません。とりあえず除去。

しかし予備がないこのユニット、修理するにしても失敗は許されません。
さて、どうしよう…。

このあたりも全部外して、丸洗いできる状態を目指します。
どうせなら完璧に仕上げたいですから。
この基盤も外します。
きちんと元通りに組み立てられるか、だんだん不安になってきます。
金属板とフレキが出てきました。

フレキは簡単に外れそうになかったので、そのままにすることに。
無理して断線させたら一大事…。

トランスも外して。
例のフレキ以外は、ついに全部外してしまいました。
どこにどれがつながっていたのか、しっかりマーキングやメモを取っておきましょう。
背面。こうなりゃこっちもです。
チューナー基盤。
これは先ほど外した電源トランス。
で、遂にやりました全バラ洗浄。
すっきりさっぱり、気持ちいいひととき。

クリーナーなんかで拭くより、この方が断然いいに決まっています。

…で、これからだぞ大変なのは。

そうそう、天板も忘れずに洗っておかねば。
CDドライブを外します。
洗浄前。
洗浄後。どうですかこの違い。
風呂上がり。ここからが正念場。
チューナー基盤の奥にはシールド板が。
アンプ基盤は、他の上級機より小ぶり。
その裏側に放熱板。
この面を筐体に取り付けるのですが、それで効率よい放熱ができるのか?

放熱板と筐体との空間がほとんどありません。

電池蓋は、やけに重いと思ったら、なぜか金属板が取り付けられていました。
もうひとつの弱点、ELバックライト。
この個体も、当然のごとく寿命が尽きているようで点灯しません。

同時期('91年)のラジカセでELバックライトを持つのは、
他にはDT909ぐらいだったでしょうか。

なんとか復活させてみたいな…。
元来黄色く発光する仕様だったようです。

さて、EL板を探さなくてはいけないなあ。先は長そうです。
じっくり慎重に取り組んでいくとしましょうか。

途中で断念して処分、という結果にだけはならないようにがんばろう…。

 

その後スピーカーは、ヤフオクで発見した、ZS-F1などのエッジ補修をしている方にお願いして…

これがもう、惚れ惚れするほど完璧に直って手元に戻ってきました。
自分でヘタなことをしなくてよかったです。失敗しても予備はないし。
あとは、ELバックライトを何とかすることです。汎用のパネルを入手し、ただいま悪戦苦闘中。
できればデッキの動作不良も原因を探ってみたいところです。

さて、本当に復活できるのか…。

 

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