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RX-DS15のレストア

 

無断転載は固くお断りいたします。
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廉価機種でありながら、なかなかの意匠を与えられたDS15。
少しは音質向上なればと、チャチなスピーカーを交換してみました。

 

警告! 重要事項です。必ずお読みになり、ご理解のうえでご覧ください。

ここでは、管理人自身による機器の分解の様子を紹介していますが、
本来ならば電化製品の分解など、素人である自分自身の手で行うべきではありません。
ここで紹介している内容は、管理人もそれを承知の上で自己責任で行っているものです。
安全・確実に機器を修理したいのであれば、まずは電器店やメーカーに相談してみるべきです。
ただし、一度自分で分解してしまったものは、電器店やメーカーによるサポートは受けられません。

くれぐれも、電器店やメーカーに迷惑をかけるような行為は慎んでください。

素人による作業なので、一歩誤ると怪我・火災等が発生したり、大切なラジカセを復帰不能たらしめてしまったりする可能性があります。
もし怪我や火災等が発生しても、ラジカセが復帰不能となってしまっても、それは他でもない、分解した本人の責任です。
怪我や火災等がもし発生した場合、あなたのご家族、その他の方々にも多大な迷惑をかけることになります。

また、機器の分解によってあなたのもとに発生したいかなる事象に対しても、当方は一切責任を負うことはできません。

作業を行なう場合は、これらのことを十分ご理解いただき、安全には十二分に配慮して慎重な作業を心がけてください。
このコーナーは、これらのことをご理解いただけることを前提とした上で、分解作業や内部構造の参考にしていただければと設けています。

 

「コンパクトなボディから10Wの迫力サウンド!気軽にいい音楽しむ!」
たしかこんな感じのコピーがカタログに載っていたと思います。
さて、早速分解してみましょうか。

ビスは、いつもの長いものではありませんでした。
本数も6本と少なめ。

スピーカーとカセットホルダーのある前面パネル。
スピーカーボックスを構成する隔壁が見られません。

そしてスピーカーユニットも案の定…

いつものユニットよりマグネットが貧相…。

「SGP」との表記から、シンガポール製と見られます。
ちなみにこの機種そのものもシンガポール製。

そこで、DT77(だったと思います)から外したウーファーをこちらへ移植してみることにしました。

とりあえず仮付けしてみます。

ビス穴の位置は合致しますが、取り付けるとこのようにスピーカーのフレームと筐体の間に
隙間ができてしまいます。
ビスは長めのものを用い、そのまま取り付けてしまいました。
あまり締めすぎると、フレームを変形させてしまうのでほどほどに。

中央の2本が新しく取り付けたウーファー。やはり全く別物。

インピーダンスはどちらも同じ2.7Ω。
DT77をはじめ、バイアンプ機の低域は7W+7W〜7.5W+7.5W、DS15は5W+5Wなので、
過大入力になる心配もありません。

こちらは後部。
ボックス構造ではないので、一枚の基盤が筐体の幅いっぱいにスペースを取っています。
いつものユニット式の構造ではありませんね。

左端に見えるのがアンプ部である模様。

CDトレーはビス4本で簡単に外せます。
カセットデッキ。
ガチャメカだけに、いつもと比べると単純なつくり。
基盤一枚一枚に分けて外したいのですが…
このコネクターがなかなか抜けてくれず、思い切ってすべての基盤を一緒に外してしまいました。
ああメンドクサイ。
すべてを外して、洗浄して水分を除去し、きれいになった筐体。
上級機と比べずいぶんシンプルな基盤。
必要最小限の機能しかないので、こんなもんですかね。
CDドライブは、見た感じ上級機のものと一緒の様子。
MASH 1bit DACは、ボトムであるこの機種にもしっかり搭載されています。

というか、全ての機種で極力部品を共通化し、少しでもコストダウンするという
意味合いのほうが強いような気がします。

(ピンボケの写真で申し訳ありません。)

3種類のビス。
先述のように、筐体のビスはいつものより短いです。
元のユニットから、配線を半田ごてで外してこちらへつなぎ換え。
さて、音に変化が出るか、否か。
元々ウーファーであったこのユニット、やっぱり元のユニットより美しいです。
ドレスアップ効果あり?

ユニットを取り付け、配線を元のように取り回し前面は完成。

さて、お次は後部の組立て。まずCDドライブを取り付けて…
お決まりのレンズ清掃。
先ほど、なかなか外れず悩んでいたコネクター。
しかし、コネクター上端のつまみを両側からつまんで引き上げると、
そこに差し込まれていたケーブルはあっけなく抜けてくれました。

そういえば、2ちゃんねるにこんな書き込みがありましたよね。

チューナーも組み付け。グリスがベトベトしていて鬱陶しい…。
電源部には、このようなカバーが。
ノイズ対策でしょうか。
このような格好で付いています。
なぜかこんなところにこのような表示が。'94年製。
内部にあるのは損傷防止のため?
メイン基盤。

写真中央の黒い樹脂パーツはシーソーのようなもので、録音ボタンを押すことにより
録音ボタンに接触している右側が下がり、その反動で左側が持ち上がることにより、
基板上のスイッチを押し上げ、録音に対応させる構造になっていました。

カセットデッキを固定するビスのうち上の2本は、
上方の液晶ディスプレイなどの基盤の台座を共締めしています。
電源を入れると、写真中央にある正方形の赤いLEDが点灯。
その下にもなにやら下準備がされていますが、さて何のためだったのか…。

液晶ディスプレイは、CDの動作のみ表示するシンプルなもの。

音量・音質・ファンクション切替のつまみ。

ファンクション切替つまみとチューナーのバンド切替のつまみは、
筐体にはめ込む爪がやけに軟弱で、注意して扱わないとすぐに破損してしまいます。

あとは、CDトレーを取り付ければ後部は完成です。
チューナーは、弄っているうちに必ず動いて周波数がずれてしまいます。
電源を入れ、チューニングしてみて、音を聴きながらダイヤルの位置を調整します。
いよいよ前後の合体。ドキドキする瞬間。

…と、ここで問題発生。

左側のスピーカーユニットが、若干放熱板に干渉してしまいました。
基盤にストレスをかけないよう注意しながら、放熱板を曲げて修正。
硬く、なかなかうまくいかなかったものの、何とか干渉を防ぐことに成功。

これで前後がぴったり合わさってくれました。

さて、肝心の音は…?

元がウーファーだったので、もっと低音が出るものと思っていましたが、これは期待はずれでした。
しかしウーファーとは思えないほど、高音まではっきり再生できるのには驚きです。

やはり、このような小型の機器での低音の再生にはバスレフは必須のようです。
それにしても、少なくとも元のユニットよりは音質が向上しています。

トーンだけでなく、XBSでも付いていればまだよかったかも。

 

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