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RX-DT80のレストア

 

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ヤフオクで入手したDT80。前々から入手したく探していた機種です。
外観の程度があんまりよろしくなく、ウレタンエッジが気になるのでさっそく取り組んでみました。

 

警告! 重要事項です。必ずお読みになり、ご理解のうえでご覧ください。

ここでは、管理人自身による機器の分解の様子を紹介していますが、
本来ならば電化製品の分解など、素人である自分自身の手で行うべきではありません。
ここで紹介している内容は、管理人もそれを承知の上で自己責任で行っているものです。
安全・確実に機器を修理したいのであれば、まずは電器店やメーカーに相談してみるべきです。
ただし、一度自分で分解してしまったものは、電器店やメーカーによるサポートは受けられません。

くれぐれも、電器店やメーカーに迷惑をかけるような行為は慎んでください。

素人による作業なので、一歩誤ると怪我・火災等が発生したり、大切なラジカセを復帰不能たらしめてしまったりする可能性があります。
もし怪我や火災等が発生しても、ラジカセが復帰不能となってしまっても、それは他でもない、分解した本人の責任です。
怪我や火災等がもし発生した場合、あなたのご家族、その他の方々にも多大な迷惑をかけることになります。

また、機器の分解によってあなたのもとに発生したいかなる事象に対しても、当方は一切責任を負うことはできません。

作業を行なう場合は、これらのことを十分ご理解いただき、安全には十二分に配慮して慎重な作業を心がけてください。
このコーナーは、これらのことをご理解いただけることを前提とした上で、分解作業や内部構造の参考にしていただければと設けています。

 

入手後、さっそくばらしにかかったDT80。
デッキの蓋を開いておく必要があるのはいつもと同じ。

ツィーターは、DT9/DT8や5系などのものと比較すると、
はるかにいい仕事してくれそうな予感がします。

ウーファー・ツィーターとも、少しばかり傾けて取り付けられているのはなぜ?

スピーカーのコードはこちら側で束ねられて、
コネクターを介して本体へ向かいます。
スピーカーをアップで。

(この時点では、ウーファーのビスは外しています。)

これはひどい。髭を生やしています。

もしかして、この埃に守られてエッジの劣化がさほど進んでいないのでは?
などと甘い期待を抱くも、そんなはずはないわけで。

ほんの少し触っただけでボロッと崩れてしまいます。
まずは掃除機で取れるだけ取ってしまいます。

ベトつくので、何か敷いて作業しましょう。

スピーカーの外周部のフレームにあるガスケットを外したところです。
ガスケットの下にエッジの外周が挟み込まれ、フレームに接着されています。

ガスケットは、フレームと筐体の間を埋めるスペーサーの役目をするもので、
比較的柔らかい材質でできています。見た感じ、紙のような…?

水洗いは避けておきましょう。

ガスケットとエッジを外した跡。
マイナスドライバーなどで残りをきれいに除去。
コーン側も、古いエッジをきれいに取り除きます。

両面テープ(?)のようなものも残っているので、それもはがしておきました。
コーンが破れたり折れたりしないように慎重に。

さて、以前「ファンテック」さんより取り寄せていたエッジがありまして。
これを貼り付けてみようと思います。

ちなみに、入手した当時は「SX04」という品番のものを注文しましたが、
現在はラインアップが変わっているのでしょうか?
現在のラインアップでは、「ST04」もしくは「T04」がこのユニットに
使用可能なサイズのようです。

※「SX04」に近いのは「ST04」のほうですが、合わせてみるとエッジロール
(膨らんでいる部分)の内周がコーンの外径よりほんのわずか小さいようなので、
「T04」のほうがいいかもしれません。

しかし、一枚の価格でバブカセが1台買えてしまいます。
エッジの破れた手持ち全てのラジカセにこれを与えるのは…ちょっと難しいかも。

とはいえ、DS30やDT55などを犠牲にするよりいいのでは?
と思えなくもないわけで。

まずはコーンの裏に接着剤を塗布し、コーン側から貼り付けていきます。
さてさて、乾かしながら他をいじります。

まずはカセットデッキを外します。

デッキの奥はこんな感じ。
チューナー基盤は、なぜか逆さま。
その右にアンプ基盤。
チューナー基盤に1個、アンプ基盤に2個。
こんなパーツで筐体に固定されていました(2つ上の写真を参照)。
上を見てみましょう。
ここに隠しビス。

この個体、モータードライブが作動しないんだなぁ…。

天板の操作部の内部。ここもひどい埃。
キーの隙間から少しずつ侵入し、蓄積されてくるのでしょうか?

見た瞬間に扇風機を止め、掃除機に手を伸ばし…。

未着手のラジカセの多くも、こんな感じなんだろうなあ。

さらにその中。

防塵のためでしょうか?スポンジが貼り付けられていますが、
劣化しているので除去してしまいました。

ボリュームが動かないのはなぜ?
モーターが固着しているのか?手で動かしてみます。

CDドライブ。
この頃のドライブは、ピックアップの移動の際の音が少々大きいです。
レベルメーターが載っている基盤は、ただ爪で留まっているだけ。
さあ、接着剤が固まってきました。
コーンを手で押してみて、ボイスコイルの接触によるガサガサ音が
しない位置を確かめてみます。
その位置で、今度は外側をフレームに接着してやります。
ある程度乾いたら、その上からガスケットを。
しっかり圧着させます。
この状態で一晩放置。
完成です。さすがに、エッジを自作することを考えれば
そう難しくはありませんでした。

センターのずれさえ注意すれば、失敗の確率はかなり低いかと。

もう4枚買い置きがあるのですが、あとはどれに使ってやろうかな?
自作もできるようになりたいところ。でももうゴムシートはやめよう…。

ツィーターの拡大。
マイク端子の内部の基盤。

端子の外周はオスねじで、これを筐体に通してからナットで固定します。

大まかに3つの部品から成る、カセットデッキの蓋。
表側のパーツは、透明樹脂に塗装を施しています。
透明部のひびには…まあ、目をつぶっておきましょう。
スピーカーを取り付けてみます。
新しいエッジ、裏からも見てみましょう。
エッジロールが内側に寄ってしまっていますが、
まずまずいい感じではないでしょうか。
デッキの蓋を元通り取り付け。

と思ったら、左右逆だし(笑)

蓋を開くときの動きを柔らかくするダンパー。
この軸の中に、固めのグリスが詰め込まれています。
このギアが、筐体側の歯と噛み合います。
電池のターミナルと電源トランス。

ターミナルは、奥の爪で留められているので、
マイナスドライバーなどを差し込んで外します。

先にも書いた、マイク端子の基盤。
筐体には、艶消しの塗装が施されています。

磨けば磨くほど不均一な光沢が現れてしまいますので、ほどほどに。
新品時は、普段露出していない左側のような感じだったのでしょう。

現在起動中のファンクションを示すLED。
天板のボタンの土台の裏側。樹脂の弾性を利用しています。
押したときの質感の向上に一役買っている感じ。
TONEとXBS、そして音多切り替えやタイマー録音のつまみと、
中のスイッチとの位置を合わせて取り付けます。
この樹脂パーツで、基盤を固定します。
さて、かなり完成に近づいてきました。CDにて試運転してみます。

いい感じに鳴ってくれました。ちなみに垂直に立ててみても、
異音などは発生しませんでした。

意外と低音再生能力が豊かなようで、
畳を通してバイブレーションが伝わってきます。

モータードライブのボリュームも、なぜかあれだけで動くようになりました。

リーフスイッチ。
後からのメンテのことを考え、カバーを外してみました。

このカバー、外すと必ずといっていいほど爪が破損し、
再び取り付けるときしっかり固定できなくなってしまうんですよね。

カセットデッキ全景。操作部と一体のユニットです。
デッキの取り付けを、手を伸ばして待っています。
デッキのユニットに接続するのは、この3本のケーブル。

そして右側で垂れている基盤は…

デッキの操作部の下にこのように取り付けます。
ヘッドホン端子と、スピーカーケーブルのコネクターがここにあります。
ケーブルを差し込めば、あとは組み立てていくだけ。

このフラットケーブルは、コネクターの頭を抑えてやることで抜き差しできます。

無事完成したDT80。

ずっと探していたDT80。

やっと手に入ったDT80。

完成したばかりで、まだエージングもできていないのですが、
意外と低音がよく出ています。やはり低音再生能力を重視すると
ウレタンが最良なのでしょうか。

DT70にないツィーターによる、伸びのよいきれいな高音もいい感じ。
今後、どのように変化していくのか楽しみです。

おっと、お面をかぶせるとき、REC LEVELつまみの位置にも気をつけましょう。

 

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