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バブルラジカセ博物館展示室>ソニー ZSX-G7000

ソニー ZSX-G7000

 

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愛称、ドクターチェンジャー。

これがソニーでは最後の、「本気で」作りこまれたCDラジカセといって差し支えないでしょう。
およそ4年間続いたソナホーク時代に幕を下ろし、その後継機種はこういう形で誕生しました。
ただし、最後のソナホークである
ZS-70/607とは、しばらくの間併売されています。

他社の競合機種に似たような、横長のフォルムとなりました。
文字通り、3枚の連続再生が可能なCDオートチェンジャーを持ちます。
また、重低音を強調するMEGA BASS(メガベース)、そしてMDへのデジタル録音を可能にする光出力端子を3大特長とし、
当時、テレビで流れていたCMでは、この点を強調していたのが記憶に残っています。

同時期のRC-XC3、RX-ED90などの他社製品に、少しずつ時代の流れによる衰退を感じ始めたこの時期ですが、
まだZSX-G7000だけは、AMステレオやドルビーNRなどの一通りの機能が備わっており、発売当時は安心したものです。
しかし、その後継機、'96年登場のZS-D1はというと…。

'95年の夏発売、生産国は韓国となっています。
デジタル出力とCD-G機能を省略してデッキをシングルとした、弟分のZSX-5000というモデルも存在しています。
価格は、当時の定価でZSX-G7000は49,800円、ZSX-5000は44,800円)でした。

 

 

グリーンのバックライトを伴った大型ディスプレイと操作部。
操作キーは、本体ではここにあるもののみで、基本的な操作しかカバーしないため、
リモコンは必携といえると思います。

パーティングライン(成型したとき型と型との合わせ目に生じる細い線)が正面に見られるなど、
それまでの機種からすると、やや質感が低いのが残念です。

ちなみに、ZSX-5000のバックライトはアンバーとなります。

液晶ディスプレイの拡大。
この液晶、少々曲者で、斜め上からでないとまともに視認することができません。
正面もしくは下のほうから見ようとしても、全く見えません。
棚の上に設置した場合など、不便ではないでしょうか。

バブル機のシンボルともいえるスペアナは、もはやラジカセには採用されなくなってしまいました。
ミュージックカレンダーが健在なのが救いでしょうか。
左側の♪マークは、ビープ音がONであることを示します。

音質は、電子サウンドモード(LIVE、PARTY、RELAX、NIGHTの4種類)から選択できます。
MEGA BASSは、OFFも含め4段階。
さらに、カラオケに活かせる音声多重機能やボーカル帯域を減衰するKARAOKE PON機能も。

CDグラフィックス(CD-G)対応、3CDチェンジャー。
ディスクチェンジの動作が少々遅く、動作音が大きいのが気になります。
スリープタイマーでウトウトしているときにディスクチェンジされたら、目が覚めてしまうことでしょう。

ディスクを入れると、その番号の緑LEDが点灯してそこにディスクが入っていることを示し、
再生中はそのLEDは点滅します。
右側のDISC SELECTキーで、ディスクをダイレクトに選んでそのまま再生をはじめることができます。

再生中に他の2枚の交換ができないのがとても残念。
ビクターのXC3、QC3などはこれが可能なのですが。

編集中、ディスクチェンジの際にはデッキが一時停止する「シームレス録音」、
3枚のCDの1曲目だけ続けて録音する「シングルディスクエディット」,
そしてディスク間シャッフル(ランダム再生)など、機能は充実しています。

カセットデッキは、この年代のものでは唯一、メタルテープ録再、ドルビーBを備えています。
3桁のカウンター、前後1曲AMSも装備。

ZSX-5000では、中央に1基のみのデッキとなります。

テープからテープへはもちろんのこと、
ディスク1枚のときのみではありますが、CDからのダビングも高速で行うことができます。

出力は10W+10W。
ウーファー8cm4Ω、ツィーター5cm16Ωの2ウェイスピーカーです。
ソナホークで採用されていたCCCRとは別れを告げ、通常のバスレフ構造です。

それでも、ソニーらしいメリハリのあるサウンドは健在。
スピーカーボックスの容量は5,000ccとのことです。

背面。

放熱孔を挟んだ左側に各入出力端子などが、また右側にヘッドホン端子が備わります。

AC電源専用で、メモリーのバックアップができずプラグを抜くとすぐに時計や
ラジオのプリセットなどが消えてしまいます。
これでは、ハンドルを備えて持ち運びできるようになっている意味がないというもの。
電池駆動はともかく、せめてメモリーのバックアップはできるようにして欲しかったものです。

FM用の外部アンテナ端子、CD-Gの映像出力端子、
そして2系統のミキシングマイク端子、光出力端子、外部入力端子と充実しています。
ライン出力でなく光出力となっているところなど、しっかりと時代の流れをトレースしています。

ZSX-5000では、ミキシングマイクが1系統となります。
また、当然映像出力端子と、先にも述べましたが光出力端子はありません。

MDへの録音は、なにもCDからだけではなかったでしょうし、
願わくばライン出力端子も欲しかったところです。

リモコンは、なぜか日本語表記。
品番はRMT-C7000です。

本体ではできない、音声多重切替やマイク音量調整、ビープ音のON/OFFなどが可能です。

 

当方における保存状態

リモコン:あり
取扱説明書:なし
不良箇所:特になし

 

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