鳳来 恐怖のソロツ−リング    2000年12月07日木曜日


    今日は私だけお休みの木曜日。バイクで一人でおでかけしよう、と企んでいた。
   バイクといえば、温泉っラ−メンっと思っていた私。温泉に入りたかったので、鳳来の
   ゆ〜ゆ〜にしよう、、、でも国一が怖いな、、、でもせっかく走れるだけのバイクがあるんだから
   モンキ−では行けなかった・行きたかったところへ行ってみよう。よし決定。

    やっちゃんからは、遠くに行かないようにと言われた。 朝、ごたごたいろいろして、準備。
   バイクに荷物いっぱいででかいリュックをくくりつけたりして準備していると、隣の奥さんが
   バイクいいねえ〜若いからできるんだよ−うらやましい−と言われる。若くなくてもその気があれば
   できるとおもう。 私はお気楽主婦だ。家のことも投げ捨ててバイクででかけるのじゃ。
   いいのだこれで。

    ものすごい緊張感。ドキドキしてやはり腹が痛くなる。自分がよく知っているところで
   日帰りでもこんなんなのに、バイクで日本1周してきたKさんは旅立つ時、いったいどんな
   気持だったのかと思った。すごいなあ。強いなあ。。。
    9時、出発。無事、帰ってこれますように。
    まずは国イチへ。信号右折で国イチだ。 完全2車線だから、安全といえば安全かも。
   そこそこのスピ−ドで左を走る。 私が怖くて苦手なのが現れる。道路の中ほどに縦に
   線だかなにかが刻み込まれて、タイヤがそれにとられるかんじでふらっふらっとするのだ。
    怖いよう〜っと思っていると前の車とどんどん離れてしまう。 でもそれがあるところは
   たいてい端はひどい轍なのでどうにも避けられない。

    なんとか国イチから左折するところまで来たぞ。行き方は何度も行っているのでバッチリだ。
   ここからはやや飛ばし気味の道となる。信号のない緩やかなカ−ブの道。頑張って走っている
   つもりでも車はぴったり追いついてくる。横によけたりしつつ、R151へ。
    休憩はこんたく長篠で と考えていた。そこまで走り、駐車場へ入り、バイクを止める。
    足をしっかりあげないと荷物につっかかる。体が結構冷えている。でも手は大丈夫。足が
   全体が冷える。 今日は私一人、サイドスタンドをしっかり出すこと、グリップヒ−タ−のスイッチを
   切ること、ハンドルロックをすること。忘れずに行う。

    トイレへ向かう途中、いろんな農作物が売られていたので、出てきてから見ていた。
   ちょうど明日の豚汁に里芋が欲しかったんだ。いろんな種類の里芋があった。そしたら
   もんぺ姿のおばさんが「この赤芽というのが柔らかくなくておいしいよ」と声をかけてくれる。
    八つ芋がある八頭なんてのも初めて見た。赤芽を手に取り、店の中でかわいい手芸品を見る。
   いろんな木の実が入って、森からの贈り物です とメッセ−ジがかかれたものが気に入り
   それも買った。どれにも作った人の名前が書かれているのだ。機械で大量生産するきれいな
   みやげものよりも、なんだか素敵だ。

    できたてのコンニャク。あったか〜い。これにはお味噌も付くらしい。うまそうだ。鳳来牛の
   お肉もおいしそう。 今まで通りすぎるだけのところだったけど、とてもいいところだった。
    外へ出て、里芋ちゃんをサドルバックにぎゅうと詰めたりしていたら、携帯が鳴った。
    ちょうどやっちゃんからで、今いるところを教えたら、そんな遠いところ眠くなるよ と言う。
   眠くなるかいなっっ! 
    体が冷えていたので、とりあえず温泉だ ということで走り出す。ここからはもう少しだ。
    ゆ〜ゆ〜はもうしばらく来ていない。パル豊根ばかりだったので久しぶりだ。

    駐車場へ下りる。バイクはどこに止めたらいいのかなあ〜。入り口のそばにケッタが1台。
   広いスペ−スだったのでここでいいかな と止める。ごそごそしていると、後ろからおじさんの声。
   「そのバイクはあ」 げっここじゃまずいかな と思ったら、「250?」 ずるっ。。。
    どうもここで勤めているおいちゃんらしい。「バイクが来たから男の人かと思ったら、
   女の人だったもんで」 女に見えてよかったですよ。 なにかかんかと話しをする。 免許を
   取りに行った−?とびっくり顔だ。 心細過ぎるソロツ−リングでは、人に声をかけられると
   とってもとってもうれしい。 「気をつけて帰ってね」 ありがとうございます(^^)

    ロッカ−が狭すぎる。車なら荷物なんか置いてこれるんだけど。ぎゅうぎゅうおしつめて
   フロへ。 熱過ぎるくらいだった。自分の体が冷えていたせいだろう。あったか〜い!!!
   あ゛あ゛−生きかえる−シアワセだ−でも熱過ぎる−。 緊張もあり、体は結構疲れていた。
    やっぱりバイクにャ−温泉だよ。 カラスの行水で上がる。畳でごろんっとねっころびたい〜。

    外に出ると12時。腹も減ったな。 今日は湯谷温泉街の道も通りたかったので、ひとまず
   来た道を戻り、右折して旅館が並ぶ道をとろとろと走る。 しばらくすると、旅館もなくなる。
    なにもなくなり、狭い道が続くのみ。本には車一台がやっとの地元の人の道 とあったが、
   ほんとに狭い。これで向こうから車が来たら、ど・どうしよう????

    来ないで〜っと祈りつつ、とろとろと走る。左側はすぐ線路。飯田線。右側には川の流れが
   見えてきた。これが、すっごいきれいというか、名の通り、板を敷いたような川床、ところどころ
   深くえぐれたところはすいこまれそうなエメラルドグリ−ン、、、こんないいところだったのかあ。。。
    いつも来るのに、あんまり知らないものだ。 ちょうど道路の端に広くなっているところが
   あり、そこへバイクを止める。 ちょうどいつも川遊びに来ていた駐車場の対岸だった。
    
    望月街道     板敷川

    向こうとこっちからでは眺めがこんなに違う。すごいぞ。 それにここからちょうど下に下りれる。
   そこは日がサンサンと当たり休憩にはもってこいだ。ここに寄らないでどうするっ!てくらい。
    バイクから荷物を下ろして、えっこらやっこら、滑って川へ落っこちないよう慎重におりる。
    日当たり良好、風もこないし、眺めはよすぎる。なんていいところなんだ−。でもこんなところ
   誰か変な人が来たらどうしよ−。怪しいのは私か。 荷物を下ろして、バ−ナ−で湯を沸かす。

    両岸を緑に囲まれた川の流れがずっと見える。岩がごつごつ。ザアザアと流れている。
   川はいい。 ちょうど上に真っ赤なもみじと黄色の銀杏かなにか。水色の澄んだ空が広がり
   いい眺めだ。 カップラ−メンをずるずる食べる。 ポカポカと日差しが暑いくらいだ。
   川がまぶしい。ここは昼寝もできそうだ。
            
               絶好のポイント!

    いい場所を発見できたのも、バイクで来たおかげ。車ではこの狭い道には来ていない。
    怖かったけど頑張って来てよかった。 この素敵な場所に今度ぜひやっちゃんを連れてきて
   あげようと思った。 バイクのところで荷物を乗せたりしているとちょうど黄色いパトロ−ルカ−が
   やってきた。げげっ と思ったが、通り過ぎた。よかったよかった。何も悪いことはしていないつもりだが。
    それから、車が来ませんよ−に と祈りつつとろとろ走り、R151に出るところへ来た。
    この先にあるという名号橋を見てみたいので左に行きたい。んが、すんごいUではなく、Vタ−ン。。。
   
    回りきれず、対向車線のほうまではみ出てしまう。あいや−。車が来ていなくてよかった。もう少し
   腕を磨かねば命を落としてしまう。 しばらく走る。後ろから猛スピ−ドで車が追いついてくる。
    どんどん先に行ってくれえ−。 こういう道はのんびりと走れたらいいのにな。みんな早過ぎるよ。
    以前行ったことのある乳岩への道へそれる。駅にバイクをとめてプラプラ歩こうかと思いつつ
   とろとろと進んで行くが、ずんずん細い道になる。うう−む。と思っていたら、バイクががっくんがっくん、
   スピ−ドが遅くなり過ぎたためエンストしそう。慌ててギアを下げる。

    線路を越えてしまったのでこのままじゃイカンだろうと思い、とめてえっこらやっこら引いて向きを
   かえる。駅がわからず、民家の前の広いところで本の地図を見る。ハッキリとはわからない。
    とりあえずコ−ヒ−を買い走り出す。あっ と思ったら探していた駅が右手に曲がったところに
   見えたがそのまま走り過ぎてしまった。どうしようかなあと思っているうちに、まあいいかとなり、
   しぱらく走り、広い路肩があったので、そこでバイクをとめて、コ−ヒ−を飲んだ。

    帰ってよく確認したら、前から気になっていた設楽焼きの看板の橋を渡れば駅があり
   そこから橋も近いようだ。次回は頑張ろう。 日陰なので寒い。鳳来の山はぼこぼこ岩が見える。
    のどかだなあ。飲み干して、後ろのリュックにネットの隙間から空き缶を押し込み、
   フェイスマスク装着、グリップヒ−タ−もONにして、帰ることにした。 千枚田の山道も
   のんびりと走りたかったが、雲も出てきて陰っているところも多いし、自分では車で運転
   していない道なので記憶があいまいなので、1度やっちゃんと走ってからのがいいかなと
   思い、来た道で帰ることにした。 あとで聞いたらやはりあの道はトンネル出てすぐ急カ−ブとかで
   まだあんたには危険だよと言われた。

    ここからはもうノンストップで帰るつもりでいたが、段々ガソリンが心配になってくる。
   エストレヤはガソリンのメ−タ−がないのでヒヤヒヤものだ。多分大丈夫だろうけれど、
   もし国イチでガス欠になったらどうしよう〜、やはりちょっとでもいいから1回入れておこう。
    とスタンドを求めつつ走るがなかなかない。 そうこうしているうちに国イチへの交差点。
   2レ−ンが右折のところで、ここは怖いので直進し、ス−パ−でUタ−ンしてきて、左折で
   国イチへ。まだまだ情けないライダ−だが、怖い心配なところは避けよう。

    少し走るとちょうど信号の向こうに光り輝く貝印!スタンドへ入る。グロ−ブをはずすと
   指がふやけていた。緊張で手に汗をかいてヒ−タ−のおかげでふやふやだ。入ったのは
   たったの4リットルなり(^^;ま、いいか。 さあ、頑張って走ろう。 ちょうどいいトラックを発見。
    50キロでずっと左を走っている。これについていこう。離れて後ろをついていく。時々出現する
   ヒビワレタイヤ取られ道路にびびりながら、走る走る。 ようやく、岡崎市へ入った時はホッとした。
    でもまだまだ家にたどり着くまでは気を抜いてはいけない。国イチからそれる。もうすぐだ。
   男の子のカブが左端を走っている。ごめんねえ〜と横から追いぬく。 なんとか無事、家に到着。
  
    隣の奥さんが洗濯物をしまっているところで、「おかえり−」と迎えてくれた。
   ああ−っっっ疲れたよう怖かったよう、でもっやっぱり楽しかった面白かった川きれいだった
   温泉気持良かった〜行ってよかったあ−!!!の130kmのおでかけだった。

 



 
            

                   これが乗っていた懐かしのエストレヤ。 2008年01月24日再アップ



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