♪ 霧ケ峰 八島ヶ原 車山ハイキング ♪ 2005年06月11 12日
普段なら土曜日も午前中は仕事があるのだが、特別にお休みとなり超うれしい土日の休み!
車では何度も行ったことがあるがバイクではまだなかった八ヶ岳方面にキャンプツ−リングへと
行くつもりで、コマ図を書きワクワクしていた。 が、予想はしていたがとうとう梅雨入りのようで
週末は全国的に土日が雨マ−ク。。。 悩、、、 どうしよ−か 考え、やめた。
でも車でキャンプででは行こう。せっかく二日もあるのだがら。 予備案として考えていたのが
霧ケ峰あたり。
去年の秋にビ−ナスラインへとキャンプツ−リングで行った時に寄れなかった八島ヶ原湿原に
行ってみたい。 ガイドを見ているとハイキングコ−スが多くてなんだか面白そうだ。
キャンプ場も蓼科湖のところに決めて、金曜の夜帰ってから荷物を車に積め込んだ。 バイクだと
なるべく少なく、だけど 車だとあれもこれもと大荷物。特に食料が多い。
数時間寝て夜中過ぎに起きて、おにぎりなどを作って1時頃出発した。 いつもの通り 節約節約
なので下道で行く。 バイクで通る同じ道なのだけど、やたら長く感じる。 元越に着くとトラックびっしりで
驚いた。いつもの朝はほとんどいないのにすごいわ。 そのあとのR19もトラックが多かった。
車の運転は眠くなるので大変困る。 これがなければいいのだけど。 ならかわあたりで明るくなってきて
塩尻まで来ればもう眠くもならず。 そこからR20へ入るとどわ−っと、あっという間に諏訪の街中。
少し走って霧ケ峰へのr40へと曲がる。 ものすごい急坂だ。 ここで暮らす人は大変そうだ。
民家もなくなり、木々に囲まれた高原への道となる。 あれだけの街からこれだけ自然豊かなところが
裏山のようにそばにあるってすごいと思う。地元ライダ−がうらやましい。 幸いにも雨はまだ降っておらず
どんよりしている程度だった。 霧ケ峰の交差点から少し行くと八島ヶ原湿原の駐車場。
7時到着。 疲れた〜っ。 まわりの景色も少し見えている。 時間も早いし、こんな天気なので
車はほんの数台であたりは静かそのもの、、、。 ひとまずホッとして外でおにぎりを食べる。
野鳥の鳴き声。 いいところだな−。
リュックに雨具や水筒などをつめて仕度。 涼しいではなく寒いほどだ。 着るものもいろいろと
持ってきてよかった。 湿原へと向かう。 歩いて行くと、だ−−− と、広がる湿原。。。お〜。。。
これが八島ヶ原湿原かあ。。。 どれくらいの広さといったらいいのだろう?
なんか 湿原 ってところに妙にひかれていたのだけど、うん、確かに なんか いい。
カメラツア−の方達が数人いる程。 去年は駐車場ですら満車で寄らなかった。 こういう有名な
ところは、とにかく人がいない時がいい。人がいなくて静かなのがいいのだ。 頑張って夜中
走ってきてよかった。
湿原の脇の木道をてけてけ歩く。 すがすがしい空気、気持ちいいな−。 左回りで鎌ヶ池のほうへ。
カエルが鳴いている。 一人静かにこういうところを歩くのはいい。 鎌ヶ池にはキャンプ場がある。
いつかここでキャンプしてみたいなあ。 ここから戻る時ポツポツと雨が降り出した。カッパ装着。
レインキャップも買ってきたので役に立つ。 霧も出てきてさっきまで見えてた向こうのほうも真っ白。
カエルがおっきな声で鳴き出す。うれしいのか。 ここのなんとかカエルの鳴き声は未来に残したいとか
なんとかの日本の音100選の一つに選ばれているそうだ。 あとの99はなんだろうか。謎である。
霧が ももも〜と動いている。 そうするとふっと向こうが見えたりする。 霧の多い場所だもんな−。
霧 なんて普段の生活では滅多にお目にかかれないよな。 さすがに人も数えるほど。 八島ヶ池の
ところなんか、霧がかかってて、すごいな−と思った。 晴れてたらさぞ素晴らしい眺めなのだろうけれど
この霧の景色もまた なんだろうなあ、、自然のすごさの一面というのか、迫力があり、幻想的。
今回はカメラなしできたけれど、もし写真家ならこのシ−ンを撮るだろうというところ。
私にとってカメラは持ってて当然、どこかへ行けば写真を撮って当然で常にどう撮ったらいいかという
部分的に風景を見ていたけれど、今回はあえて持ってこなかったので、それもなく、常に広い
そのままの視野で眺めることができた。 ちょっと物足りないよな気もするけれど。
向こう側にはベンチもあり、晴れた日なんかここでお弁当なんて最高に気持ちいいだろうな−。
また来よう。
駐車場へ戻る頃には本降りとなっていた。 でも車があると濡れないのでありがたいものだ。
どれくらい歩いていたのだろう。 1時間半くらいか? 晴れ ばかりではなく、雨も霧も天気のひとつ
なのだよなあ。 などと思う。
それにしても辺りは真っ白である。 ほんの数メ−トル先がようやく見えるけれど、バイクでこんなん
だったら怖いだろうな−。 ゆっくりゆっくり進んで霧ケ峰の大きな駐車場に入り、自然保護センタ−へと
入ってみた。
大きな建物で、霧ケ峰のいろいろなことが表示されている。 ビデオコ−ナ−があり、コ−ヒ−も
サ−ビスであったので、頂きながらビデオを見る。 ここも貸し切り。 見終わると係りの方がみえて
少しお話し。 「この霧がないとここの植物はだめなんですよねぇ」と教えて下さる。 さりげなく、
という感じでいい。
そこに置いてあった本が面白くて、メモしたいところがあり、手帳を取りに車へと戻ろうと外へ出たら
あらま!てほど 今しがたまでの真っ白な霧が 文字通り さささ〜 っと晴れてきて、全然見えなかった
まわりの景色が見えてきた。 こりゃいかんと慌てて仕度して遊歩道へと向かう。 霧が晴れてくると
なだらかな山 草原などの眺めがよくてうれしくなる。
のんびり歩いていき、とりあえず鐘を記念に鳴らして戻ってきた。 段々と観光客も増えてきている。
ライダ−は大変だろうなあ。ちょっと肩身の狭い思い。
そのあと車山方面へと向かい出すと また雨と霧で真っ白になってしまった。 車山肩の駐車場に
寄る。 コロボックルヒュッテを見に行く。 すごくいい感じだ。 雑誌などでよく紹介されているところ。
喫茶店もあって入りたいけれど、なんせ今はそのお金はないので、またいつか。
雑誌にここのオ−ナ−さんの記事が載ってて 山の躍動感は梅雨が一番〜雨はしとしと降るが
それだけ緑が鮮やか。 敬遠されがちなこの時期こそ、山は生き生きとした躍動感を見せる〜 と
書かれていて、それで雨でも行ってみよう と思ったのだった。単純なヤツではあるけれど、
で 来てみてよかったと思う。
ちょうどここでは雨風がひどかった。荒れた天気に こんな時は人間なんて弱いもんだと思ったりした。
再び車で走り出すと 走ってくる人達がいる。 トレ−ニングか。 すごい。頑張っているなあ。。。
頑張っている人を自分の目で直で見るのと、テレビや本などを通してというのでは全く違う。
世の中にはいろんな人がいていろんなことをして過ごしている。 そういうのは普段の生活の中では
知ることはない。 外へ出てきたからこそなので、やっぱり出てきてよかった。
車山のスキ−場の大きな駐車場に寄り、おみやげ屋さんなどをのぞく。 お菓子をたんと試食。
知らなかったけれど ちょうど土日でつつじ祭りとやらで、いろんな豆がたくさん入ったおいしいス−プと
花の苗をタダで頂けてしまいラッキ−だった。 苗は何種類かあって、ほおずきをもらってきた。
家に帰ってきて門灯のそばに植えた。 最初 ひょろりとしててだめかなあと見ていたけれど
しとしと梅雨がよかったのか 数日し元気になってきた。 たくましいものだ。 いい記念だ。
ここの休憩室に 本とかがたくさんあって見ていたのだけど、原田泰治の本もあって、素朴な風景画が
よかった。 後ろの解説に 山あれば登れ 川あれば渡れ・・・困難から逃げないこと
というような言葉を信念としていると書かれてて、いい言葉だなと思った。
自分の好きなことに趣味としてではなく、人生そのものをかける というその生き方ってすごいよな。
それだけの情熱
ここは観光客も多くてにぎやかだった。 あたりはツツジがたくさん咲いていた。ビ−ナスラインといえば
ニッコウキスゲだけかと思っていたけれど、レンゲツツジもたくさん咲くのだな。
そこから白樺湖方面へとおりてって、R152の大門街道をおりていった。
カ−ブをおりていくとあたりが開けてきてバイクで通ったらすごく気持ちよそうな道だった。
蓼科湖へ向かう道を間違える。このあたりややこしい。 割りとすぐ蓼科湖畔に着いて、
湖をくるりと回った奥にある白林台キャンプ場へと向かう。
バンガロ−がくるりと並んでで すっくと白樺の樹木が立ち並んだところ。 今日はあともう1組しか来ないから
どこでも好きなところでとのことで、管理棟の近くで白樺の樹の間にテントを張った。
今日は雨の中での設営もいっぺんやっておこう というのもあったのだけど、車山から下りてくる
あたりから雨もあがっていて、結局降られずに設営できてしまった。
蓼科のもう少し奥にあるわき水をあとで汲みに行こうかと予定していたけれど、ま−いいか−とビ−ルと
お弁当。 それから湖畔を散歩しに行く。 観光地〜という感じだ。
あとはテントへ戻ってきて ちょっとゴロ寝してウトウトしたり、地図を見たりした。 もう1組は
おばさん達とおじさんが一人でがははがははととても元気に笑いまくっている。 ここも他には
人が少なくてよかった。
どうせまた寝れないだろうからと本もたくさん持ってきたものの、そう集中して読む気も起きず
それでも時間は過ぎて8時頃になっていた。 明日はこっちは雨マ−クだったし 管理人のおじさんも
夜は降ってくるって言っていたのに、一応天気予報を見てみたら、晴れマ−クになっている。
ありゃま−。 そんじゃあどうしようと考える。 八千穂自然園もよさそうだけど、晴れるなら
眺めの良さそうな車山にしようか。。
多少は眠り、夜中にトイレに行く時 空には星がたくさん輝いていた。 日頃の行いが良すぎるって
ことだ。 天気がいいならとっとと片付けねばと早くに起きて、まずはお米を炊く。
昨日 お弁当を食べたのが遅かったので夜ご飯は特に食べなかったのだけど、やはりお腹が
空いてきて、面倒だったからチキンラ−メンをそのままバリバリ食べた。くどかった。
今回はクッカ−ではなく飯盒で炊いてみることにした。 芯が残ったご飯ほどむなしいものはない。
今日はどうだろう とヒヤヒヤしつつ開けてしゃもじをいれて混ぜてみると、なんとか芯はなさそうだ。
やはり飯盒のがいいのか。 多少固めだけど食べれんこともない。 レトルトみそ汁をぶっかけて
かきこみ、残りでおにぎりを二つ。 節約節約。
白樺林のキャンプ場の朝はさわやかだった。 荷物を片付けて5時頃には出発したんだっけな。
通りへ出ると、でかい動物がまいまいしていた。鹿だ−。とても大きかった。びっくり。
昨日通ってきた道をまた戻って行く。 ビ−ナスラインに入ると、昨日とは全然違い、まわりの山が
ぶわ−っと見えてきて、うぉ〜っとうれしい眺め! これは、バイクだったら感激ものだろうな。
また車山の駐車場に停めて仕度。 さすがに観光客はまだいない。 それにしてもこんなに
いい道が無料になり何よりである。
靴もかえてリュックしょって、いざ出発。 ハイキングコ−スへ。 リフトもあるけれど、当然まだ
やっていないし、歩きたいし。 ず−っと見晴らしのいい草原のコ−スを歩いていく。 迷ったりする
心配もなく、そんなにきついこともなく、晴れてて澄んだ空気。 静か。
何年か前 山登りに興味を持ち、リュックや靴を買ったのだけど、結局乗鞍と段戸の山くらいで
真剣には続けなかった。でもその時買ったものが今とても役にたっているので無駄ではなかったし、
山歩きもいつかしてみたいことの一つ。
今回ケ−タイで唯一撮った写真
一人でこうして歩いていると、自分だけのペ−スで歩けばいいわけで、これはいいなと思った。
しゃべらなくていいのも楽だ。 合わせないでもいい分 のんびりいけるし、気をつかわずにすむし。
振り向くと、裾のなだらかな八ヶ岳が見えてきてうれしくなる。
もう少し行って見ると、その上にすっくときれいな、あれは 富士山!
富士山が見えた時にはものすごく感動した。 車とかで走ってて わ−富士山だね−という
見えてラッキ−というものとは根本的に違う喜びだった。 自分で歩いてきたからこそ 見えて
うれしい景色。 いや〜山歩きもいいものだ−。
途中で暑くなってきたので上着を脱いでリュックに積め込む。 時間は結構かかるけれど、
茶臼山の急斜面よりは楽だし、歩いてなにより楽しく心地よかった。
中間点くらいで、私は家庭的ないい奥さんではないけれど、でも、世の中にはこういう楽しいことや
自然豊かな素晴らしいところはたくさんある それは家に居るだけでは決して体験できないことだ
仕事や家事ばかりが人生でなく、そういう自分の好きなことをする時間も大切にしよう
山歩きもしたいから、バイクも永く乗りたいから、健康な体でいて遊べる体力をつけていたいし、
太ったりしてはこういう時えらいだろう、贅肉ぶよんぶよんのお腹になんかなってはいかん。
どこかへ行くためにはお金がいるから、これまで通り節約を常に心がけ、そして使う時には
しっかり使って楽しもう。 そんなようなことを、ここで私は強く感じた。
歩く速さというのは、物事を考えるのにちょうどいいと思う。 頂上が間近となってくると、
もう少しだ−っとなんか気分が満ちてくる。 てっぺんまでたどり着くと、そこからの眺めは
すごい! の一言。
ぽっこりとした蓼科山、八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽が浮かび上がり
乗鞍、穂高が少し、雲海の上に浅間山 とこのあたりの名だたる山という山がぐる−っと
見えて、どこを見たらいいものだか迷うほどどこもいい眺めで、とってもうれしかった。
これは、リフトでお手軽に上がってきては得られない悦びだろう。
来た甲斐があった。 コ−ヒ−を飲んでちょっと休憩。 登ってくるのに1時間くらいかかったのかな。
車山肩の方から二人ばかしあがってきただけで、あとは誰もいなくて静かないいひときき。
少しいるうちに車山湿原の方面にまたモワモワと霧がたちこめてきた。 おりてくる途中の
草原の眺めがいいところでお菓子を食べた。 うみゃ−。 ハ−モニカを忘れてしまったのが残念だった。
このあたりは車山肩〜湿原などのハイキングコ−スがまだあるので、いつかそっちのほうも
歩いてみたい。
登る時はあまり気がつかなかったけれど、途中からまわりの草原にかなりレンゲツツジがある。
上のほうはまだつぼみが多い。にんじんを薄くした色だ。
だいぶおりてきたあたりで、自分が歩いてきたところを振り返る。 結構距離があった気もするけれど
でもとにかく、1歩、1歩。 少しずつでも歩いていけば、いつかはたどり着けるものなんだ。
もう売店が近くなると、このあたりのはかなり咲いていて、白樺の白い樹肌とレンゲツツジの
薄にんじん色がきれいだ。
ビ−ナスラインもバイクや車が通り、駐車場も人で賑わってきていた。リフトも動き出す。
とっても気持ちのよい朝のハイキングだった−。晴れてよかった。 やはり人のいない静かな時間帯の
ほうがいい。 大満足で荷物を片付けて出発。
ビ−ナスラインは素晴らしい眺めで、昨日とは全然違っていた。ほんと山の天気ってすごいわ。
まだ時間も早かったけれど、霧ケ峰から県道で帰っていくことにする。 まだまだ下道の帰り道が
たっぷりなのだ。余力のあるうちに帰ろう。
今回の車でのおでかけで、これまで自分はいろんな所へ行っているって思っていたけれど、
それは連れてってくれる人がいたからこそなのだということに、初めて気がついた。 車の運転は
結構しんどい。それなのに、もったいないから下道で行こうなどと言い、自分はガ−ガ−寝ていたり
して。反省 である。 こうして初めて一人ででかけてみて、ようやくだがわかったので、それも
よかったと思う。
ビ−ナスラインはバイクではまだ車山方面は走っていないから、またいつかバイクでも来たい。
八ヶ岳方面も、浅間山もそのまた向こうにも行ってみたい。 行きたいところばっかりだ。
霧ケ峰からすごい急坂をおり、街へ出て、R20。 塩尻からR19へと入る。 ならかわあたりでは
かなり眠くてしっかり休憩。 睡眠不足もたまってきているはず。テントでもしっかり眠れるように
なるといいのだが。 タオルを濡らして目に当てるとすっきりする。
帰りはとにかくなるべく休憩しようと、ちょこちょこ道の駅に寄る。 中津川、恵那と木曽路を越えて
おなじみらっせいみさとまで来るとほっとする。 野菜売り場で、おみやげにキャベツときゅうりを買う。
ここからもうひと踏ん張り。あと2時間くらいか。 いつもと同じコ−スで帰ってくる。3時過ぎ無事帰宅。
キャンプのあとは、家っていいわ−ととても思う。 快適空間だ。
いろんな景色を見たり、いろいろ考えたりすることができてよかったと思う。
2005年06月19日 書 もどる