小江戸

なんとなく、嶋ちゃんに逢いたくなって、川越にやってきた。
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鰹節くさい乾物屋や、呉服屋、履物屋、古い建物が多く、それは田舎の弘前にも似ていた。
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嶋ちゃんは留守だった。別々に飲むことになる。
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蕎麦食って、飲んで、ふらふら入った路地に、プラモ屋、パン屋。
おばあちゃんが焼き立てのパンを一斤、大事そうに抱えていた。

結局、嶋ちゃんには逢えなかったが、何度来てもいい。
時の鐘が鳴る。

「昔と今を、ドッキング」