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 おおさかエキスプレスとみやざきエキスプレスは1996年に就航した同型船です。わりと新しい船なので少し期待して乗ってみると.....船内のパブリックスペースがどこも小さい!乗員数に見合った規模の設備が確保されていません。くつろぐスペースもほとんどないので、食事をとって風呂に入ったら自分の部屋に戻るしかありません。個室利用ならともかく、部屋のない二等だとわずか2平方メートルの寝床でひたすら過ごすしかないわけで.....。(^_^;) ダイヤモンドフェリー(大阪・神戸〜別府)のように営業終了後のレストランをくつろぎスペースとして解放するという方法もあることを考えると、一般旅客のことはあまり考えていないように思えます。

 代わりにトラックドライバー向けの区画が充実しています。専用の寝室だけでなくレストランや風呂、トイレに至るまですべての設備が一般旅客と別に設置されています。どうやらそちらでの利用を優遇しているようですね。貨物輸送がメインなのはどこのフェリー会社も同じですが、加えて一般旅客の利用も増やそうとパブリックスペースの拡大や個室を増やす傾向にある昨今、それらの船とは逆の方向を目指しているこの船は明らかに劣ります。「ワンランク上の船旅を目指します」「私たちはフェリーを超えます」といった旅客向けの宣伝文句はふさわしくありません。

 ....と、いい話が全然でてきませんでしたが、あくまで私個人の感想であり、個室利用や現地の宿代も含めたパック購入(安い!)といった利用の仕方をするともう少し良い印象を持たれるかもしれません(ちょっとフォロー)。(^_^;)


船体外観(左上)
 面構えはなかなかいいのですが...。

展望通路(右上)
 ソファーでなく直角イスなのでくつろげない。しかも数が非常に少なく、あぶれて窓枠に腰掛ける人が多数。悲惨な光景...。

ロビー(左下)
 唯一のテレビが設置されているのがここ。喫煙・禁煙の区分がないのはどうかと。

自動販売機コーナー(右下)
 奥の自動販売機コーナーの前にテーブルセットが2つと左右に1つずつ。またもや直角イス。数が少なすぎ。
レストラン
 朝食・夕食ともバイキング形式。営業終了後は立ち入り禁止となる。広いスペースなのにもったいない。

案内所&売店
 案内所と売店が一体型のタイプ。申し訳程度に売っているという感じで品数もとても少ない。

ゲームコーナー
 コーナーといっても数台だけ。機械をどけて、ここをくつろぎスペースにするというのはどうでしょう?

給湯室
 インスタント食品持ち込みの旅人の友、給湯器。他の船と同等といえる設備はこれくらいかも。
浴室
 同クラスの船と比べると平均の大きさ。しかし入浴時間は短く、朝はシャワーのみしか利用できない。

脱衣所
 ここも狭い。広さで言うと、先に紹介した名門大洋フェリーの半分くらい。なのに旅客定員はこちらのほうが多いのは...。

洗面所
 トイレの入り口にある洗面所。数が少ないです。

トイレ
 大小とも便器の数が少なく、通路幅も狭い。
2等寝台ベッド
 写真は上段ベッド。天井部に棚が設置されており小さめの鞄であれば収納できる。ここ以外に荷物をおくスペースはなく、通路に置くことになる。

2等寝台室
 16人部屋になっている。部屋の中の通路幅は平均。甲板への出入口の側の部屋だったため、開閉の音が気になった。

1等洋室
 ベッドとデスク、テレビが備え付けられている。内部屋のため窓がなく閉塞感を感じそう。

ドライバーズルーム
 トラックのドライバー用の部屋のベッド。2等寝台の上段ベッドをなくしたような構造。



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