元モルガン銀行東京支店長で、世界のマーケットでもっとも有名な日本人ミスター・フジマキが、金融の世界の彼我の差を一刀両断に示してくれる本です。
名物ファックス通信「プロパガンダ」を単行本化したものですが、前半は思わず吹く出してしまう内容の「付録」を掲載しています。後半がこの本の「本当に役に立つ」部分です。直接金融と間接金融、マーケットを動かす要因は何か、リスクとは何か、景気対策論等について誰にでもわかるように説明されています。
巻末に「元ソロモンの人が『メイク・マネー』という本を出して結構売れているらしい」という一節があります。この本についてもご紹介しましょう。
『メイク・マネー』 末永 徹 文芸春秋 1999/09/20です。
偶然のきっかけで、当時伝説の日本人トレーダー明神茂氏が在籍していた、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現シティ・グループ)に入社した著者が、そこで10年間に体験したことを綴った本です。
「誰も信じるな!金を愛せ!それが投資銀行の掟だった」という帯がついているように、投資銀行業務の厳しさを豊富な逸話を織り交ぜて語っています。発売は99年9月ですが、入手できるようでしたらご一読ください。その世界にいないとわからないことを垣間見せてくれます。
藤巻健史のホームページ
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