ビジネスで成功する100の知恵
「まえがき」に次のような一節があります。
<やれるやれないは環境の差でなく、やるかやらないかの意欲と情熱の差なのである>
著者は、ユニチャームの社長で、ニュービジネス協議会副会長を歴任しました。
この本の中には、経験と実績に裏打ちされた、きらりと光る言葉がちりばめられています。
【発想の転換】
<危機とは危険プラス機会のことだ。新事業や新市場の切り口はどんな時代にも見出せる。むしろ危機にこそ新しいビジネスチャンスが転がっているのだ>
<独創はいくらでもせよ、ただし独走するな>
<重要な課題の解決策や大きなアイデアは小さなメモから生まれるのだ>
【肝に銘じておくべきこと】
<ビジネスでいちばん怖いのは、このわかったつもりと知ったかぶりである>
<ビジネスマンでも自分のバリエーションの中だけで仕事をし、新しい引き出しをふやそうとしない人がいるが、こういう人の成長はそこで終わりである。現状維持とは実は力の低下の別言だ>
<仕事に雑用はなく、仕事を雑に行なったとき、それが雑用になるのである>
【ゆでガエルの話】
<カエルにとっては生死にかかわる温度(40度くらいといわれる)のお湯のなかに、カエルをいきなり放り込むと、カエルはびっくりして必死に容器の外へ飛び出して助かる。しかし同じカエルを水をはった器に入れ、じょじょに熱していくと、カエルはぬるま湯に慣れて飛び出すタイミングを失い、やがてゆでられて死んでしまうというものである。 環境にどっぷりつかっていると、その変化に鈍感になり悪化しても気づかない。微温的な居心地のよい環境に馴れてしまうと、自分の情報感度の鈍さ、視野のせまさにも気づかないまま危機的な状況を招いてしまうという教訓である>
【人材育成】
<「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」は山本五十六の言葉だが、これは人を使うときのプロセスにもなっている。率先→説得→実行→正しい評価をして激励することである>
【リーダーの使命】
<リーダーの使命の一つにイヤなことは自分でかぶる、つらいことは自分がまっさきにやることがある>
仕事や勉強に疲れた時に、どこでも開いて読んでみると、勇気と自信を与えてくれる本です。
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