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No.092 ★★★ 2002/01/01 Tue  国際会計基準  白鳥栄一
 日経BP社 1998/05/25

国際会計基準  白鳥栄一 日経BP社 なぜ、日本の企業会計はダメなのか

新年あけましておめでとうございます。

今年最初の書評は、「国際会計基準」について書かれた本を取り上げます。






国際会計基準の特徴は次の4つに集約されます。
(1)投資家(株主)を最も重視している

(2)経済的実質を法形式に優先させる

(3)時価会計である

(4)連結決算


もう少し具体的に説明しますと、キャッシュフロー、ROE(株主資本利益率)、純利益を重視するということです。

20世紀末、日本の金融機関は海外でデリバティブ(金融派生商品)等の巨額の簿外債務を抱えていました。しかし、海外簿外債務であるがために国内のバランスシートには表れませんでした。
簿外債務が表面化するとデフォルト(債務不履行)に陥り、倒産したり債務超過にいたる金融機関が相次ぎました。ディスクロージャーが不充分で、多額の損害をこうむる投資家もいました。
国際会計基準の適用によって、こうした不正が行ないにくくなり、投資家保護がなされます。

粉飾決算を防ぐには連結決算で行なうことです。世界各国の企業を評価する統一尺度として、連結決算があります。

<連結決算は、企業集団全体の財務内容と業績を示すのが目的である>

国際会計基準とは、次の言葉に集約されます。

<国際会計基準とは、一言でいえば、財務諸表を作成する場合に守らなければならないグローバルスタンダードである>


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