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No.225 ★★☆ 2005/01/16 Sun  成功報酬型ビジネス 柳沢安慶・松本洋志
 サンマーク出版 2004/06/10

成功報酬型ビジネス 柳沢安慶・松本洋志 サンマーク出版 ネットで確実に成功する8つのルール

A8.netというアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)をご存知でしょうか?私も随分お世話になっているASPです。

 アフィリエイトという言葉になじみのない方のために簡単にご説明します。アフィリエイトは「提携」という意味で、広告主とサイトオーナー(パートナー)との間に入り、広告掲載のための提携を取り持つ(仲介する)のがASPです。いわば、「ネット上の広告代理店」といえば理解しやすいでしょう。

さて、今回取り上げる『成功報酬型ビジネス』(柳沢安慶・松本洋志 サンマーク出版)は「A8.net」を運営している株式会社ファンコミュニケーションの代表取締役柳沢安慶氏と取締役副社長松本洋志氏による「成功報酬型ビジネスのノウハウ」を公開した本です。

下記に「A8.net」のバナーを掲載しますので、ご興味がありましたら一度ご覧になってみてください。

アフィリエイト・プログラムについてかいつまんでご説明します。
 アフィリエイト・プログラムには大きく分けて2つあります。1つは、「クリック報酬型」プログラムで、もう1つは「成功報酬型」プログラムです。

「クリック報酬型」プログラムはバナーやテキストあるいはテーブルなどをサイトを訪れた人がクリックすると1クリック当たり○○円が広告主からサイトオーナー(パートナー)に支払が発生する仕組みです。

「成功報酬型」プログラムはバナーなどをクリックして広告主のサイトを訪れ、商品を購入したら1点当たり○○円あるいは○%が広告主からサイトオーナー(パートナー)に支払が発生する仕組みです。このプログラムでは何回クリックされても購入されない限り、広告主は一切支払う義務がありません。これが「成功報酬型」という意味です。

では、本書を見ていくことにしましょう。
柳沢、松本両氏は市場や消費者、そしてe−コマース(ネット商取引)を的確に把握しています。  次の指摘は核心を突いたものです。

いつの時代も消費者は、「利便性と安さ」に弱いのである

世の中にはインターネット・モールにネット・ショップを開店し、月商100万円以上を稼ぎ出している人がいます。その一方で、アフィリエイト・プログラムを利用して月1万円前後の収入しか得られない人が多くいます。
 しかし、アフィリエイト・プログラムは簡単に運用できますから、サイトを運営したり、最近流行のブログ(←「ウェブログ」(日記のようなもの)から略してこういいます)を書いている人はぜひ取り組んでみてください。

さて、本題に戻ります。
 著者は顧客の立場で考えると見えてくるネットの強みの中でネットがリアルよりも強い理由5つ挙げています。

ネットがリアルよりも強い理由@―「安い商品が探せる」 ネットでより安いモノを探す人がますます増えていくことは確実だ

 ネットがリアルよりも強い理由A―「自分のペースで買い物できる」 検索エンジンなどを利用することで得た情報量のほうが、店員の知識をはるかに上回ってしまうのである

 ネットがリアルよりも強い理由B―「買う前に比較できる」 「比較できる」という付加価値は、消費者の調査労力を軽減してくれる、ネットサービスならではのメリットなのである

 ネットがリアルよりも強い理由C―「なんでもある」 あらゆる情報を切り口に検索することで、短時間でさまざまな商品をピックアップできるのだ

 ネットがリアルよりも強い理由D―「だって、便利じゃん!」 「売りたいときに、いつでも売れる」

著者はネットプロモーションの経験を通じて基本ルールを体系化しました。

 名づけて「ネットを利用して成功する8つのルール」

 サイトを運営している人にはたいへん役に立つことばかりです。ご活用ください。

ルール1「他人まかせはダメ」―ホームページは直接運営しなさい
 ネット活用の基本は、「なるべく直接自分でやってみること」である。なぜなら、今までの実社会での経験や実績が通用しない世界だからだ。少なくとも、ネットを理解し、利用できるようになるまで自分でやらなければ、さまざまな判断を下すことができない。
ルール2「スピード命」―更新、返信は最短時間で対応しなさい
 ネット上では、メールを書けばすぐに問い合わせができるし、ボタンを押せばすぐ買い物ができる。その結果、消費者は速くて当たり前、自分がすぐできることは、相手もすぐできるはず、と考える。
ルール3「的確な情報提供」―過不足ない情報発信に集中しなさい
 ファーストコンタクトで問われるのは、情報のシンプルさである。アクセスした人に、そのホームページの目的やセールスポイントをできるだけすばやく伝える力が必要なのだ。>
ルール4「情報をつくるしくみをもつ」―発信情報を無理にでもつくりなさい
 情報更新は、ホームページの存在価値を高める最良の手段なのだ。>
ルール5「見込み客との接点を広げる」―リンク先は可能な限り増やしなさい
 低コストで不特定多数の人たちと接点をもてるところにネットの魅力がある
ルール6「売れる二割をつかめ」―ヘビーユーザーを育てなさい
 ネットショップを軌道に乗せていくためには、二度買ってくれた人に三度目、三度目の人に四度目と、回数を重ねる人たちを育てるようなしくみが必要不可欠である。得意客だけに絞り込んで、さらに気分をよくさせるようなアプローチが簡単にできなければならない。(中略)
 顧客というものは不思議なもので、販売者からいつも特別扱いしてもらいたいと思っているのだ。>
ルール7「成功事例をつくる」―喜んでもらえる経験をもちなさい
 80パーセントくらいの成功が百回あるよりは、ニ00パーセントの成功を一つ手に入れるほうがはるかに大切だ。
ルール8「成功報酬型を利用する」―広告費は効果があったときだけ払いなさい
 自分たちが求めた成果(成功)が発生した時点で、はじめて費用が生じるのであれば、安心してプロモーションができるはずである。仮に成果があがらなくても、方向性や考え方を変更して、何度も新しいチャレンジができるようになるだろう。>

では、成功報酬型プロモーションにおいてどのような点に留意するべきなのでしょうか。

<成功報酬型プロモーションの究極の目的は、新規顧客獲得コストを最低限に押えることにある。>
<成功報酬型プロモーションにおいては、ポータルも個人や企業のホームページも、ページビューやクリックの価値に変わりはない。来てくれたお客をどう扱うか、それが最も重要なことなのである。>
「成功報酬型プロモーションに失敗はない」(中略)間違ってしまったら変えればいいのである。>
<成功報酬型プロモーションの場合は、ブランド構築が主目的ではない。目的は顧客の獲得だ。>

「消費者こそが主役である」という指摘に反論できる人はいないのではないでしょうか。

<自ら企業を選択できる消費者こそが、主役である。消費者の力が、すべてを左右する。だから、企業の規模にビクビクすることは決してない。消費者があなたを、そしてあなたの商品を選んでくれるのかどうかだけに心血を注いでほしい。>

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