Webで文章を“読ませる”ための100のコツ
この本は、急速に広がっているブログを読ませる=書き方を指南した本です。ブログはウェブログの省略形で「ウェブ上の日記」のようなものと定義されることが多いのですが、サイト(ホームページの一種)と考えて差し支えないと思います。
違いがあるとすれば、
(1)読者からの反応がダイレクトに伝わること
(2)相互リンクが容易なこと
(3)アクセス数を短期間に増加させることが簡単なこと
(4)相互リンク先の更新状態が常に確認できること
(5)無料でブログサービスを提供しているところが多く、自分に合ったプロバイダーを選択し、きわめて簡単な設定と初歩的な知識だけで、すぐに始められること
などが考えられます。
ブログは「日記風」のものですからテキストが中心になります。ですから、著者は読み手の立場に立って、どのようなテキストなら読みやすいのか、どのようにしたら継続して読んでもらえるのか、を詳細に述べています。これらの指摘はブログに限らず、文章を書くための基本となるものですからぜひ参考にしてください。
この本は、Q&A形式で全体が構成されています。あなたが興味を持った個所から読み進むこともできます。前置きはこのあたりにしまして、本書の中身をみてみましょう。
いったいどんな内容のテキストが読まれるの?という質問に対して次のように答えています。
<人がしてくれる体験談で、興味をそそられる種類の話があります。それは、『自分が体験したことのないような話』。逆に考えると、人がしていないような体験をテキストにすれば、読み手に興味を持って読んでもらうことができます。>
あるいは、次のような答えも用意しています。
<雰囲気を作るためのポイントは、『サイトスタイルの確立』です。1つのテキストだけで雰囲気を作り出すことは、とても困難。なので、1つ1つのテキストを書いていく上で、ブログ・サイト全体に同じスタイルを貫くのが一番だと思います。>
個性的なテキストってどうやって書けばいいの?という質問に対しては次のように解答しています。ちょっと意外な感じはしませんか?
<心の奥底にある悪の心を入れる…。ただそれだけで、あなたのテキストは、魅力ある面白いものに生まれ変わりますよ。>
書くテーマをどのように決めたらよいのか迷うことがあるかもしれません。書くことって、どうやって考えればいいの?というネタの探し方、テーマの考え方について次のように提言しています。
<『人が読みたいと思うことを書く』難しいですが、これにつきます。(中略)読んでくれる人が読みたいと思うと同時に、自分が書きたいことを書かなければいけません。>
テキストに、リアリティを出したい・・・という点についてはこのように答えています。
<リアリティをテキストに出すことができれば、より鮮明に、より共感を得られる形で、読み手に内容を伝えることができます。>
テンポのいい読みやすいテキストが書きたい・・・という誰でもが望んでいることに対しては次のように答えています。
<流れるような文章とは、読みやすい文章ということです。「わかりやすい」という要素ももちろん入ってくるでしょう。ここでは読み手が読んでいて、心地のいいものということにします。>
いかがでしたでしょうか? あなたもブログに挑戦してみませんか? きっと新しい世界が広がりますよ。私もブログを管理していますのでそれを実感しています。
なお、著者のサイト1からわかるおもしろ日記書き方講座もご参照ください。きっと役に立つ情報が得られることでしょう。
「ブログを運用することがビジネスマンの常識になる時代」がまもなく訪れると確信しています。
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