下田海中水族館/2005
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5月28日。朝6時半。品川駅。 じつは新宿などから伊豆急下田へ直通の特急はある。スーパービュー踊り子が。しかしこの時刻にはないんだった。なのでわざわざ新幹線を使うのだった。 熱海で下車。つぎは伊豆急下田行きの普通列車だ。 座席の空きがないので、しばらくデッキで佇む。なんだこの車両。ひどく変則的なシート配置だ。指定席なんだろうか。 写真はないです。あ、横顔はありました(伊豆急下田で撮影)。最前車両はさらに眺めがよさそうですね。 | ![]() |
という間に伊豆急下田駅に到着したのは8時48分ごろ。 さて。どうしたもんか。 観光地でありますから、辻辻にいくらか案内板はあるんだが、なんだかよくわかんねえなあ、という感じになりながら歩いているとありました。旧い観光地にありがちなゲート。 | ![]() |
しっかしこりゃあきらかに自動車乗りのとおる道だなあ、というようなトンネルをくぐると、それっぽいのが見えてきた。 | ![]() |
駐車場には車がそこそこ停まっていた。まあ、土曜日だしな。 | ![]() |
受付で1700円。入場券と福引券を貰う。元気なおじいちゃんがカラー魚拓展をやっているということだった。この館がいま一番いいたいのは、これなのか。 | ![]() |
まあ館のサイトの園内図かなんかを見ていただくとようくわかるんですけど、というか俺は説明するのをハナから投げちゃってるわけですけども、そんな投げやりな気持ちで説明いたしますと、天然の入り江をふさぐような感じに桟橋がのび、海水プールを中心に飲食施設や展示棟やショープールが点在するという感じのものでございまして。 俺の文章はどうも、一文が異常に長いか短いかどちらかにかたよる習性がありますね。どうでもいいですね。 浮島桟橋をずるずるとすすむと、アクアドームペリー号という名の水族船という名の建物。まあ下田といえば下田条約、つまりは浦賀とならぶペリータウンでありますから、そのような名前がついておるわけですね。そりゃあ黒船もあります。 | ![]() |
まあそこは無視して、なんだ、客が尠いんじゃないか、と思いながらイルカショーの行なわれるプールへ行くと、客席はほぼ埋まっていた。そっか、ショーだからみんなここに来てたんだ。 まあいいや、と正規の客席なのかよくわからない、一段上にあるベンチにすわり、ぼんやりとショーを見ました。いや、ほとんどぼんやりとしていただけでした。 それにしても、なぜイルカショーの人たちは、イルカを美化したがるんだろう。すぐに環境問題的な感じに話をまとめにかかるんだろう。それがやだ俺は。 | ![]() |
イルカショーがおわるとほぼすぐに同じ場所でアシカショーがはじまる。MCは同じ人だ。 | ![]() |
すぐ横に水槽たちがあった。タカアシガニの剥製かな、があった。生きてるのはないんだ。
なんかつぶつぶみたようなのが浮いているのは、エサです。プランクトンですかね。ちょうど給餌中だったんであります。笠のまわりの細かい糸みたようなあれにつぶつぶがたくさんついていました。あれでエサとるんだな。 ほかにはまあ、ラッコハウスというのもありましたね。さすがにラッコ様は人気者なのでそのようなものをつくっていただけるんですなあと感心する。人見知りするのかもしれないな。 海の生物館シーパレスというのは、はっきりとはわからないですけど改装中だったようで、そのようなカッコをした男たちがうろうろしていました。 ペンギンプールというのもありました。ペンギンがいましたよ。 | ![]() |
おれはこの、ペンギンというひともけっこう好きないきもののひとりでございまして、あまりうごかなくてもついつい写真をとってしまうであります。 写真はそれとは関係ない、飛び込もうかどうしようか迷っている感じだったひとの写真です。動きを見ている限りはそうだったんだけど、かれらは鳥特有の無表情なので写真だとよくわかりませんね。 | ![]() |
そうこうしていると10時45分。我々(書き忘れていましたが俺とAのイルカ好きを自認するふたりで行きました。というか俺のほうがイルカ好きですが)が予約したドルフィンシュノーケリングだったかは11時の予約で、15分前にカウンターへ来てくれという話だそうで。 んで、11時から海上ステージというつまり敷地内の海ゾーンでイルカショーが行なわれるので、それが終わったらここにまた戻ってきてください、と。 ペリー号から海上ステージでのショーを見るわけですが、そんな説明を聞いたあとに行ってももう人山でぜんぜん見えず。 海上ステージでのショーが終わったので、ドルフィンビーチカウンターへ戻ることに。 | ![]() |
カウンターへ。我々以外にも常連の人が参加するとのことだった。常連て。そんなにいいのか、これ。その人は道具を持参していました。 皆で波打ち際に。ぷかりとあおのけに浮かんだ状態やうつぶせになった状態から直立状態にもどる練習や、シュノーケルに水が入った時に出す練習などをした。俺いがいの人たちが使っている水中めがねはどうやら鼻もふさぐかんじでありシュノーケリングしやすそうだったが前述の通り俺はふつうのスイムゴーグルなので、口で息しても鼻に水が入って困った。今度は鼻栓を持参しようと思った。 そうこうしているあいだにも、イルカがこっちに寄ってきています。オキゴンドウのジャンボというひと。この人はこの館に来てから35年ほどたつそうで、もう老イルカなんだそうです。 イルカを、なでまくります。イルカ独特のこの触感、そうそう、2年ほど前に鴨川でさわった感じだ。ごしごしこすると垢がおちる。これをイルカは喜ぶらしいので、ごしごしこする。 んで足ひれをつけて、ジャンボとともにゆるゆると足の届かないほうへ進んでいきます。 ジャンボのほかには、バンドウイルカの名前は忘れましたがふたりほど泳いでおりまして、かれら(彼女ら)はイルカらしくびゅんびゅん泳いでおりました。おれはめんどうなのでジャンボのそばにいました。というかジャンボにしがみついていました。どこをどう動かしているのかよくわかりませんが、それでもイルカはゆるゆると進んでゆき、おもしろい。 バンドウはショーにも出ているひとたちなので、テンション上がってジャンプを披露したりします。生イルカが自分と同じ水の中で生ジャンプしてるよ、ってすげえ興奮しました。そういえば消毒されているはずの水道水を生水と呼ぶのは失礼な気がしますね。どうでもいいですが。 俺いがいの人たちはバンドウたちともたわむれてましたが、俺のほうにはぜんぜん寄ってこず。ゴンドウのそばにずっといたからかもしれない。(ゴンドウはこのイルカたちのリーダー的存在なんだそうです。ちうかイルカはじっさいの海でもバンドウとゴンドウ混成の群れをつくることがあるそうです) ただ、途中からバンドウたちはケンカをはじめ、近づくと噛まれるおそれも出てきて、Aなどはじっさい噛まれたりして、けっきょくはジャンボを中心にみんなが泳ぐという感じでした。 何十分泳いだのかさっぱりわからないんですけど、この幸せなひとときにも終わりは訪れます。急に訪れました。 常連だというそのひとは、さっそく来月の予約を入れていました。たしかに、その気持ち、わからんではないと思いました。俺も近けりゃ危なかった。 あと、文中では省略しましたが、めちゃめちゃ水が冷たかったです。もう寒くて寒くて。 というかね、俺シュノーケル必要ないと思った。そのほうが自由にできるわ。足ひれも要らないな。それじゃさせてくれないんだろうけど。 ちなみに右の写真はペリー号から撮影したものであります。奥にマリンスタジアムが見えますね。手前の海で、イルカと泳いだわけです。 | ![]() |
さて帰るか、帰る前にメシ食うか、と入口棟にあるレストランシーパークへ。 金目フライカレーと生ビール。ディスプレイの無いポケットベルのようなものを持たされ、できあがったらこれがなりますので受け取りに来てください、と。なるほど、番号札なんかよりずっとわかりやすい。聞き漏らすこともないしな。 窓際の席につく。窓からはぜんたいを見渡すことができるのだった。写真ひだりがわの円い建物が、ペリー号ですね。 食いおえて、みやげものを少し見て、福引をすることに。入場時に1枚もらっているわけですが、イルカと泳いだりメシ食ったりで、ふたりで11回も福引きができることになっていた。 | ![]() |
そういえば、いまごろ言うのもなんですけど、ここ吸殻入れが多いと思った。 | ![]() |
了仙寺はすぐ近くにありそうなので、なんか名前に聞き覚えがあったので行くことにした。なかなかに観光地ふうのよさげな景観の道を、そこそこの観光客をすりぬけ向かうと了仙寺。 | ![]() |
入るなりもう花のかおり。なんの花かはよくわからなかったが、ジャスミンとかいうものらしい。とにかく境内はジャスミンが満開。 了仙寺宝物館というのがあった。どうやら、黒船開国関連の文書や絵図をたくさん持っているらしく、テレビだなんだで使われているのはだいたいうちが貸してるもんだ、というようなことが書かれていた。 | ![]() |
500円を払って入館。なるほどいろいろ展示してある。気づかなかったが2階建てで、そこそこの分量の展示品。 そのなかに、了仙寺の秘仏コーナーがあった。俺も仏友会の主宰となって8年ほどたつわけで、秘仏と聞いちゃだまっていられない。まあ一人で入館してるので黙ってたんですが。 徒歩でそのまま駅に戻り、スーパービュー踊り子(251系)で新宿までひとっとび。 |
2005.6/5