立ち往生


 

車検を通したあと、久留里にうまい水を汲みにいった。

ここの水はドリップのコーヒーや飯炊きに使うと

抜群にうまい。しかもタダ。

ポリタンクにいっぱい汲んで、さあ帰ろうとキーを廻すが、セルが

「うっ」

といったまま黙り込んでしまった。

近所のコンビニに駆け込み、レジのおばちゃんに相談したら

店主の息子らしいあんちゃんが、おんぼろミラに乗って助けてくれた。

久留里駅前のセブンイレブンはいい人たちばかりです。

 

とりあえず自宅まで辿り着き、バッテリーを換えた。

 

そのあと、横浜のアルファ乗りの皆さんと、朝箱に行った。

一日楽しく車三昧の帰り道、湾岸の東扇島でストップ。

ちょっと前からライトが暗く、踏んでも廻らず

「もしや?!」

と思っていたのだが。

 

ともかく路肩に寄せたが、やはりセルが

「うっ」

といったまま。

 

バッテリーが放電し尽くしたようで、ハザードも弱々しく

時折点滅するという有様。

パンダと同様、電圧が下がると

「点滅→点灯→消灯」

のプロセスを経て消えてしまうようだ。

しばらく待ってセルを廻すも、まったく復旧の様子がなく

JAFのお世話になる腹積もりを決めた。

 

悪いことは重なるもので、三角表示板から懐中電灯から

一切合財の非常用グッズをおろしてしまっていたのだ。

まずは非常電話までダッシュ。

到着まで最低30分、仕方ないので待つ。

 

路肩が普通車の半分しかなく、車道にはみ出ているため

よけてくれる車の風圧が凄い。

身の危険を感じること、半端でない。

40分ほどして、レッカーが到着。

日付が変わるくらいの遅い時間なので

どこぞのショップに預けるわけにもいかず、

我々も帰らねばならない。

自宅までのロードサービスをお願いし、

とりあえず外までサルベージされることとなった。

 

東扇島の出口近くのバス停で下ろされ、原因究明。

オルタがダメなようで、衝撃を加えても復活せず、

仕方なくキャリアの到着を待つ。

暗く寒い中待つのは、身も心も堪える。

 

一時間後、やっと救助。

ローダーの助手席の暖かさがうれしい。

 

費用は5万円位。

高い授業料だが、いたし方あるまい。

 

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