それは突然やってきた

 

とにかく「ジュリアスーパーほしいほしい病」に感染してしまったのです。

 

はじめて見たのは会社に入ってすぐ、沼津の仲見世萬来軒の目の前に停まっていた1300TIだったはず。昼飯を食べてふらっと店を出たところに、それはあった。当時、従兄が1300Jrに乗っていたので「アルファロメオ」の名前くらいは聞きかじっていたが、その四角い、いや、四角いというにはなんとも角の取れた不思議な、ぱっと見のイケてなさ故に、ワタクシの脳味噌のひだに深く刻み込まれたに違いありません。

正直なところ、第一印象はイマイチだった。「なんじゃこりゃ?」と思った。「アルファロメオ=かっこいい」のステレオタイプな印象を根底から覆すようなブサイクさ加減、犬に例えればパグやフレンチ・ブルドッグのようなものだろうか(余談だが、うちの奥様の実家にはパグがいる)。でも、こういうものに限ってハマってしまうとドロ沼(笑)なもので、フツーのイタリア〜ンな車では満足できなくなってしまうから怖いものです。

また、くしくも横浜で「ムゼオ・アルファロメオ展」があり、会社(ランドマークタワー)のすぐ近くということもあって、毎日ムゼオのポスターを見ては「あ〜、いいな〜」と悶々としていたところでもあったのでした。もちろん見にいきました。すっげーかっこいい車ばかりで、このときばかりは横浜に住んでいてよかったなーと、自宅から地下鉄一本で、会社から歩いて5分のところにイタリアの至宝があることを素直に感謝したものです。

 

で、あまりの熱の入れように少々恥ずかしくもあるのですが、当時、某掲示板への書き込んだメモが残ってました、ご参考まで。

 

↓これより本文↓

従兄のスパイダーに乗った感覚が忘れられずにビートに4年、「やっぱイタ車でしょ」とパンダに4年。そろそろアルファかな?と思い始めた今日この頃、世の中のセオリーでは156とか147なのでしょうが、ここにきて長年の夢だったジュリアスーパーという選択肢が頭をもたげてきています。
うちは奥様(クルマには多少理解あり)との2人暮らし、子供なし、収入はワタクシのみの一馬力、駐車場は屋根なしといった環境です。残念ながら2台所有するゆとりはありません。

いまワタクシが不安に思うことは下記の3つです。

・乗り出すまでにどれくらいカネがかかるのか
いままでにショップをまわってみたのですが、なかなかいい個体にめぐり合っていないような気がして(完調の個体を見たことがないので判断できない)、錆びもヤレもノイズも、ショップの人が「まあこんなもんですよ」といわんばかりのように思えてきてしまっています。
初期投資としてはどうがんばっても現行の新車程度まで(それでもまわりの非難は覚悟の上ですが)と思っています。

・クーラーがない
「あたりまえ」「逝ってよし」と一蹴されそうな理由ですが、奥様を説得するにはかなり優先度の高い項目です。
ワタクシ自身重度の汗かきでして、これに子供でもできた日にゃますます必要性が高くなります。
ごくまれに後付けのクーラーをつけているかたがいらっしゃると噂に聞いておりますが、皆さんの中にはいらっしゃいますか?

・乗り出してからどれくらいカネがかかるのか
条件によりけりでしょうが、皆さんの実績値を差し支えない範囲で教えていただければと思います。



ワタクシのアルファロメオ原体験はビート購入のきっかけとなった従兄所有のスパイダーなのですが、その従兄から当時「レーサー100!」のCMで見たクルマについての要らぬ知恵(古くて四角いくせにDOHCだったり4輪ディスクだったり、105系のなんたるかとか)を吹き込まれていたのでした。そう、それがジュリアスーパーだったのです。

その従兄はその後1300Jrに手を染めましたが、「安いものには理由がある」のセオリーどおりドツボにはまり、完調をほとんど味わうことなく手放さざるを得なくなってしまいました。車内はガソリン臭いし、アクセルペダルは戻らないし、すぐなくなるエンジンオイルや冷却液を注ぎ足しながら破局を迎えるまでの、その過程の一部始終を見ていたワタクシにとって、ジュリアスーパーという選択肢がどれだけリスキーかと不安になっていることはまぎれもない事実です。

でも、あのエンジンをかけるときのドキドキ感や高回転でぐいぐい引っ張るドライブ感、最近の必要以上にデカイクルマでは絶対に得られない一体感がどうしても忘れられないのです。

せっかちなワタクシとしては何とかこの機会に!と思っているのですが、先述のクーラー問題などを一つ一つクリアして、夫婦共々納得のいく選択をしたいと思っています。
後付けクーラーについては、今乗っているパンダですら結構な負担ですから、ワタクシと同い年位のクルマにつけたときの負担たるや想像に難くありません。それでもなお必要性を感じているのも事実で、ぜひ先人のお知恵を拝借したいのです。

↑これまで本文↑

 

なーんてこと書いてるうちに、いてもたってもいられなくなってその気になって、ついに行動をおこすことにしたのです!

 

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