オルタネータのベルト破損



 しばらく前からベルトの異音がしていたのですが、鳴き止めスプレーなどで暫定処置をして誤魔化していました。もうすぐ(4月)車検のため、そのときに診てもらおうとたかをくくっていたのが、今回の顛末となったのです。

 二週前、横浜そごうに買い物に出掛けた際、バッテリーの警告ランプがつきました。このランプはバッテリー不良を指すものではなかったのですが、乗っている最中にはそれに気づかず、「もう4年も経ったし、バッテリーの寿命だな」などとのんきに構えていました。
 が、その日の夕方ははひどい雨で、ワイパーやライトなど電気を大量に消費していたことも災いし、途中からライトの光量は低下し、ウィンカーはつかなくなり、ワイパーも動きが遅くなるというかなり危険な状態で、ほんとにやっとのことで最寄の自動車用品店(スーパーオートバックスみなとみらい店)の入り口にたどりついたところ、そこでエンジンが止まり、びしょぬれになりながらガレージまで押していきました。
(余談ですが、電圧が低下すると、ワイパーのスイッチが間欠状態でもゆっくり常時作動するというのをはじめて身をもって体験しました)、

 こういうときの不幸というものは重なるもので、店にたどりついたのはいいもののお金の持ち合わせがなく(見てもらうにも先立つものが必要ですので)また土砂降りの中を妻と一緒にATM探しにでかけるはめになりました。靴もズボンもグズグズに濡れながら、30分後には現金を握りしめつつ店に戻ってくることができました。
 なにせ緊急事態ですから、高いの安いの言ってられません。「本当はブライトスターの通販で買いたかったのに」「交換くらい自分でできるのに」「廃バッテリーは親父に処分してもらえばいいのに」などという気持ちをおさえつつ、今積んでいるものと同じBOSCHのシルバーを¥21,800−にて購入。早速交換してもらいました。(工賃は500円、こちらは納得の金額だと思います)

 30分程経った頃、呼び出しのPHSが鳴りました。話を聴くと、
・バッテリーの交換は完了したが、警告灯が消えない
・オルタネータのベルトが切れかかっていたので、合うベルトがあるか探している
とのことでした。
 以前から気にしていたのですが、特にベルトの痛みは見当たらなかったので、これは自分の見落
としだろうと思い、妻にも
「いやー、チェックしてたんだけど、たぶんワタクシの見落としだー」
と反省の弁を述べたりと少し自嘲モードに入りつつも、まあとりあえず原因が見つかってよかったよかったということに相成りました。

 待てよ、ベルトがダメで充電できてないってことは、バッテリー交換しなくてもよかったかな?
 差額で1万円は浮いたな、もったいないな、、、、、

・・・閑話休題

 また30分程してPHSが鳴りました。
 なんと、残念ながらベルトが取り付けられないとのこと。
 話を聴くと、
・ベルトのすぐ近くにセンサーがあって、ヘタにいじると心配
・オルタネータを止めているボルトを緩めるのに手持ちの工具では無理(専用工具が必要?)
 とのこと。
 ディーラーに連絡してローダーを準備したほうが、と言われましたが、残念ながらこちら(横浜)にきてからはとくに主治医を決めていたわけではなく、身寄りのない我々に残された道はただひとつ。

「バッテリーが切れるまでに自宅にたどりつく」しかなくなってしまいました。

 雨の夜というバッテリーを酷使するですが、なんとか自宅までは大丈夫でしょうというメカニックの方の言葉を信じて、おそるおそる出発することにしました。 なにせ早く帰りたいので、みなとみらいから首都高経由横浜新道の採算度外視コースでいくことにしました。途中までは快調だったのですが、戸塚の手前で5キロも渋滞しており、手前で降りて東戸塚の山を越えて、なんとか自宅まで帰ってくることができました。
 新品のバッテリーなので持ちこたえることができたのではないかと思いますが、さすがに最後のほうではワイパーの動きが若干鈍るなど、少し電力低下がありました。今回は背に腹はかえられぬ状況でしたが、こういう事態に陥ったときには迷わずディーラーやJAFの世話になるべきです。決してマネしてはいけないです。

 まさにほうほうの体で帰宅した我々、緊張からの開放感と極度の空腹のため、濡れたズボンと靴を履き替え、気分転換と称して近所の牛角に焼肉を食べに行きました(笑)

 しかし、本当のトラブルはこれからだったのです・・・・

 翌日、藤沢のアレーゼに電話し、オルタネータのケーブルの交換を依頼しました。ベルトを手配しておいていただいて、次の土曜日に持っていけばその場で取付してもらえるよう話をつけることができました。
 そして翌週の土曜日、ベルトの取付は1時間程度で終了し、その足で昼飯を食べ、妻の実家のある小田原へ向かいました。パンダもご機嫌を取り戻し、いいぞいいぞと思っていたのですが、平塚を過ぎたあたりから、アクセルのON/OFFで異音がするようになりました。ベルトがなじんでいないのかと思いしばらく様子を見ていましたが、西湘バイパスを走行中、妻が

「焦げ臭いニオイがする」

と言い出すのです。
 外の空気だろうと思ってふと助手席に目をやると、なんと妻の足元からケムリが出ているではありませんか!しかもあの忌まわしきバッテリーの警告灯がしっかり点灯しているのです!

 さすがにこれは緊急事態だと思い、路肩に車を止め、ボンネットのロックを解除しました。開けてみると、先程取り付けたベルトの姿はなく、よく見てみると、オルタネータでなくエンジン側のプーリーにからまって焦げていました。
 とりあえず軍手をしてベルトを除去しましたが、一箇所で引きちぎれ、プーリーに接していない部分が溶けて焦げていました。またベルトなし状態になってしまい、近くまでは走れそうですが藤沢まで戻ることができるかどうか非常に心配です。まずは今日ベルトを取り付けた藤沢のアレーゼに電話して事情を説明しましたが、

・現車を見ないとなんともいえない
・取りに行くことはできない

と埒のあかない返事。思わずこちらも

・今日取り付けたときに確認しなかったのか
・プロの仕事として恥ずかしくないのか(正規ディーラーだから今回お願いしてるのに)

と反撃に出ましたが、一向に平行線のまま。
 近くにディーラーはないか確認したところ、平塚にアレーゼ湘南があることがわかり、ダメモトで電話。応対してくださった方は「(自走できるなら)とりあえず来てみてください」とのこと。藁にもすがる思いで西湘バイパスを逆戻りし、なんとかアレーゼ湘南にたどり着くことができました。
 アレーゼ湘南のメカニックの方に切れたベルトを見せたところ、

・ベルト本体に原因があるとは思えず、新しいベルトをつけてもまた切れる可能性がある
・アレーゼ藤沢の方とのやりとりがあると思うので、その結果で湘南で修理を請け負うことも可

との結論に達し、アレーゼ藤沢に取りにきてもらい、その間アレーゼ湘南で預かってもらうことで決着し、その日はそのまま電車で自宅へ帰ることにしました。

次の木曜に湘南にとりに行く、という取り決めになっていましたが、木曜日に藤沢の担当から電話があり、結局湘南で修理を行い、藤沢で代金を立て替えているということであった。原因はオルタネータのベアリングの焼き付きで、これが原因でベルトが切れていたそうだ。藤沢での取付時にも確認はして異常はなかったとのことだが、本当かどうかは今となってはわからないですね。
まあ結局ベアリング代2000円を支払うことで合意し、一件落着ということでおしまい!

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