


七英雄
マイケル達5人はいつものようにモンコレとリーフファイトをやっていた。
そこに何処からともなく声が響いた。
「マイケルよ久しぶりだな!!」
マイケルは声のした方を見た、しかし誰もいなかった。
「何処を見て居る、ここじゃ、ここに居る!!」
声の主は校舎のてっぺんにいた。
男は叫びながら飛び降りた。
軽い身のこなしだ。
「マイケル!!ワシの名前を言ってみろ!!」
その男はもう老人と言っても良いような風貌だったがその目には若さがみなぎっていた。
「し、師匠!!モンコレ師匠!!」
マイケルは懐かしさのあまり叫びをあげた。
「フッフッフ、もう真の名の封印は解いた、これからは天地東西南北中央不敗モンコレマスタースーパーJじゃ!!」
「し、師匠、お懐かしゅう御座います。」
「うむ、それでマイケル、パウロ、仲間は7人揃ったのか?」
「師匠それが・・・」
その時、師匠が気が付いてしまった。
「マイケル何だそれは、りいふふぁいと?血の誓いはどうした、答えろマイケル!!」
「血の誓いは失われました、それが・・・」
「言い訳はよい、仲間も揃わず、鉄の掟さえも・・・何をやっていたんだ・・・」
!!
その時パウロは気が付いた、師匠の向こうを歩く人影を。
パウロは声を掛けた。
「ジョー君!!君はここの中学だったのか。」
しかしジョーと呼ばれた少年は反応しなかった。
パウロはまた呼びかけた。
「カヲル君!!」
すると少年はにこやかに振り返って言った。
「やあ、僕を待っててくれたのかい?」
「カヲル君、僕たちの仲間に入ってくれ!6人目として。」
「僕は渚カヲル。君と同じく仕組まれた子供、フィフスチルドレンさ
。」
「わかったよ、5人目でいいから、こっちへ。」
パウロは少年を連れてきた。
「師匠、彼が6・・・5人目です。今は6人ですが師匠を加えれば。」
「フッフッフ、まあ良い。しかしワシも老いぼれた、それで代わりを連れてきて居る。」
すると突然一陣の風が吹き抜けた。
そして声が響く。
「甘いぞマイケル!!」
シュシュシュシュシュシュシュシュ
音を響かせながら覆面の青年が回転しながらやってきた。
「し、師匠・・・」
「コレで7人じゃ。今こそ立ち上がるぞ、悪の組織『カース』を滅ぼすのじゃ。
マイケル、パウロ、ニコラス、ショーター、カヲル、ジェイク、覆面の男。
今7人の勇者が揃った。
その名を『七英雄』と言った。
戦いの幕は切って落とされたのだ。
第18回 完