P THE MEN WHO HAVE ENDED
P終わっている男達
P第52回
無限のリヴァイアサン



 ヤツはいきなり手札を全て捨てた。

 「これはこのボクに生意気な口をきいた君への制裁さ、ボクのプライドに賭けて、この勝負リヴァイアサンだけで勝ってみせる!!」

 (ば、馬鹿だコイツ・・・)

 ギャラリーは一人残らずそう思った。

 そんなギャラリーを余所に勝負は進んでいく。

 いや、実際にはリヴァイアサンはかなり強い。

 クラブのマークに恥じないだけの実力は持っている。

 しかし・・・

 「カルマ。」

 「なに!」

 俺の宣言にヤツは驚く。

 そう、弱点は多い。

 一つずつ潰せば3回だ。

 そして2体目。

 「デススペル。」

 「クッ・・・」

 簡単なことなんだ。

 攻め込まれようとも、対処法は有り余っている。

 3体目・・・

 「カオスディメンション」

 「馬鹿な!」

 馬鹿に勝つのは簡単だ。

 3体葬った。これで俺の勝ちだ。

 ヤツがつまらぬプライドを守っている限り・・・

 しかし、ヤツは思いも寄らない反撃をしてきた。

 「夢見が丘だ!」

 ・・・

 こっちのコンボは完成している。

 それをコイツに知らせたい・・・いや、まぁいい。

 リヴァイアサンが四度出てくる。

 ウィンドカッター、セイレーン、アエロファンテ・・・

 同時でも起こらぬ限りこちらに負けはない、永遠に。

 しかし、運命とは皮肉なモノだ。

 同時・・・

 フッ、まだまだ終わらないらしいな。


第52回 完
P第53回

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