


無限のリヴァイアサン
ヤツはいきなり手札を全て捨てた。
「これはこのボクに生意気な口をきいた君への制裁さ、ボクのプライドに賭けて、この勝負リヴァイアサンだけで勝ってみせる!!」
(ば、馬鹿だコイツ・・・)
ギャラリーは一人残らずそう思った。
そんなギャラリーを余所に勝負は進んでいく。
いや、実際にはリヴァイアサンはかなり強い。
クラブのマークに恥じないだけの実力は持っている。
しかし・・・
「カルマ。」
「なに!」
俺の宣言にヤツは驚く。
そう、弱点は多い。
一つずつ潰せば3回だ。
そして2体目。
「デススペル。」
「クッ・・・」
簡単なことなんだ。
攻め込まれようとも、対処法は有り余っている。
3体目・・・
「カオスディメンション」
「馬鹿な!」
馬鹿に勝つのは簡単だ。
3体葬った。これで俺の勝ちだ。
ヤツがつまらぬプライドを守っている限り・・・
しかし、ヤツは思いも寄らない反撃をしてきた。
「夢見が丘だ!」
・・・
こっちのコンボは完成している。
それをコイツに知らせたい・・・いや、まぁいい。
リヴァイアサンが四度出てくる。
ウィンドカッター、セイレーン、アエロファンテ・・・
同時でも起こらぬ限りこちらに負けはない、永遠に。
しかし、運命とは皮肉なモノだ。
同時・・・
フッ、まだまだ終わらないらしいな。
第52回 完
