

愛と青春の旅立ち
〜魔法少女ロクモンルミー第四話〜
「こ、これは・・・」
私とミィは一枚のカードを見つめている。
「ほ、本陣だよ」
「す、するってーと・・・私にも召還魔法が?」
「・・・うん、これで喚べるんだ!」
興奮のあまり二人とも上手く喋れないでいた。
本陣・・・現世にあってモンスターを呼ぶ最適の手段、それが本陣だ。
「私も、もう戦闘スペルだけじゃないんだね・・・」
「うん・・・これで戦いがずっと楽になるんだ、ユニットに任せておけば・・・もう戦わなくていいんだバーニィ」
「??」
「ちょっとかして」
私は本陣をミィに渡した。
「これで・・・もう、フフフ」
突然ミィの口調が変わった
「どうしたのミィ?」
「やっと手に入れた、これで六門世界のモンスターも呼び放題だぜ」
「えっ?来させないためにやってるんでしょ?」
「フハハハハハ、本陣さえ在ればこっちのもんだ、『六門』だけにこっちの門だ」
「な、なにを言ってるの?」
「わかんねー奴だな、本陣を獲られたオメーはもう負けだって言ってるんだよ!!」
「ミ・・・ミィ、どうして・・・」
「まずはてめーを血祭りだ、全くよーイイコちゃんも疲れたぜ!テメェを倒してみんなでお祭りだ!」
この子は・・・悪だ!
経験とは恐ろしい、私はその時は既に体が反応していた。
「はっはっはっは、出よ、アスモデウス!!」
「ジャ、ジャスティスー」
「なーんてね、ちょっとびっくりした?」
「えっ?」
「えっ・・・」
グシャ
第98話 完