● 課題図書
「アイヌ神謡集」(知里 幸恵 編訳)
● とき
第1回 2003/7/23 (瀬戸山宅) 第2回 2003/7/30 (間田宅) 第3回 2003/9/13 (間田宅)
風花さんより「広島に帰ったときに、読書会をやりましょう。ついては他に適当な方を紹介して」とのこと、私の頭の中に、数人の
友だちの顔がよぎりましたがこの人をおいてはないと即決したのが、間田笑子さんです。高校、大学時代からの友人であり、なんと
いっても大の読書家、しかも博学ときています。
始めるまでに、3人で数回の電話・FAX等のやりとりがありました。こんな資料が
ある、こんな新聞記事があった、等々。特に風花さんから「アイヌ神謡集」(うた中本ムツ子)のCDをテープに録音したものを送っ
てもらった時は感激でした。それまで、「トワトワト」「サンパヤ テレケ」「ハリツ クンナ」等の<折り返し>といわれるもの
の意味がさっぱり分からなかったのですが、耳で聞いてすっきりし、学習に弾みが出てきました。
さて、いよいよ第1回目の会場は
我が家です。完成したばかりのウッドデッキも見てもらおうとの魂胆も。「神謡集」に入るまでのお食事やおしゃべり。なにしろ、
初対面の人もいるのですから、二人の波長は如何に? 間に立った者としてはやはり一番気になりますよね。う―ん、なかなかい
い感じです。続く本番の読書会。

「銀の滴降る降るまわりに、金の滴
降る降るまわりに」 という歌を私は歌いながら
流れに沿って下り、人間の村の上を
通りながら下を眺めると
昔の貧乏人が今お金持ちになっていて、昔のお金持ちが
今の貧乏人になっている様です。
「アイヌ神謡集」を声に出して読みあったり、思いつくままの疑問を出し合ったり、解釈を披露し合ったりするうちに、あっという
間の5時間でした。私は終わるのがもったいないような気がしましたが、後の二人はどうでしたか?2回目の会(会場間田宅)では、
旧知の間柄のようになりました。また、風花さんの広島別邸と間田さんの家が太田川を挟んで向かい合っていたのも初めて分かりま
した。
3人の好奇心と向学心?が一致して、自由自在に思いを言える気持ちの良い会となっていることを今感謝しています。そして、
知里幸恵・知里真志保・金田一京助・柳田国男・折口信夫・石森延男…名前しか知らなかった人々、世界がどんどん身近になってき
ています。(瀬戸山記)