● 課題図書
「海上の道」(柳田國男 著)
● とき
第4回 2003/10/11 (風花宅) 第5回 2003/11/13 (間田宅) 第6回 2003/12/3 (瀬戸山宅) 第7回 2004/1/28 (瀬戸山宅)第8回 2004/1/31 (風花宅)
「北海道を勉強したから、次は沖縄へ行ってみませんか。」瀬戸山さんのこんな言葉で今回の課題図書は決まりました。
「インターネットで沖縄に関する本を探してみて」ということで打ち出したのが、何と膨大な書籍の数!
その中で目に止まったのが、柳田國男の「海上の道」でした。「壮大な仮定とロマン」こんな内容案内、それに「遠野物語」
「木綿以前の事」「妹の力」など、夢をさそうような柳田國男の世界に「これだ!」と決めてしまったのです。
それが私にとって悪夢の始まりでした。いざ読み始めてみると、その文章の難解なこと!次々と出てくる出典と事例の多さ、まるで
谷崎源氏のように連綿と続く長い長い文節、イエスかノーかはっきりしない曖昧な結論づけ…等々。何度読み返しても意図のつ
かめないこの本に、すっかり音を上げてしまいました。お二人はどうなんだろう、分からないのは私だけかも知れない、不安がつ
のります。
読書会には、全く自信なく臨むほかありませんでした。ところが、お二人の意見を聞き、回を重ねるうちに何とか私なりの解釈と
理解を得ることができました。柳田國男の世界はまだまだ奥深いもののようです。この「海上の道」一作品にとどまらず、
今後も柳田國男の作品を読み進んでいくことになりました。この本を通じて、少しでも日本人というものに近づきたいと思います。
それは遙かな道のりのように思えますが…(間田記)