● 課題図書
「今昔物語集」
● とき
第41回 2007/4/26 (間田宅) 第42回 2007/5/14 (瀬戸山宅) 第43回 2007/10/16 (風花宅) 第44回 2007/12/14 (間田宅)
私たち三人は昭和二十二年生まれの、いわば、ベビーブーマー第一期生です。昨年、そろって還暦を迎えました。
振り返ってみますと、私たちの世代は、生まれ落ちた瞬間から、競争社会の渦に投げ出されたようなものでした。今でも高校時代に校長先生がおっしゃった言葉が耳に残っています。「君たちの競争相手は何百万人といるんだよ」と。
厳しい競争を何とか生き抜いてきて(?)無事「還暦」という人生の節目を迎えた頃から、それまでは考えてもみなかったいくつかの問題が生じてきました。
それは、体力の衰え、病気、また、親の老齢化、介護、肉親との別れなどなどです。
これらの問題に、どう向き合っていけばいいのかわからなくて、考え込んでしまい、眠れない日が続いたこともあります。自分自身の気持ちに疲れて、つい家人に当たり、家事を手抜きし、つまらない買い物をして…
けれど、私たちは競争相手であるばかりではありません。パイプの太さも私たちの世代の強みです。現に、読書会の仲間も、また他の友人達もそれぞれ問題を抱えていますが、ことあるごとに、エールや助言を送ってくれます。それは私にとって何よりの和みです。
これからは、今まで以上に厳しい現実が待っていることでしょう。でも、悩みや悲しみを共有しあい、分かち合って(楽しめる時は思い切り楽しんで)ずっとお付き合いを続けていきたいと思っています。
ところで、私たちの読書会では、年に二本のレポートの提出を目標にしています。2007年に読書会の会合をもてたのは、さまざまな家庭の事情で、わずか四回のみでした。レポートの提出は無理ではないかと思っていました。しかし少し遅れましたが、みんなの努力で「銀のしずく第八号・今昔物語集読書記録5」を上梓することができました。
今、ほっと一息ついているところです。
2008/1/15 (間田 記)