妄想性人格障害

【人格障害?】
「パーソナリティの著しい偏り」を意味する診断用語だそうですが、英語の「パーソナリティー」は、その人特有のものの受け取り方や考え方、感情や衝動の働きかたや対人関係の持ち方などを意味していて、「価値観」を含んでいる日本語の「人格」とは違うので注意が必要との事です。対人関係の機能が障害され、自分自身や他人、または両方を苦めるような場合に「人格障害がある」と言うんだそうです。

【その分類】
→詳しくは「人格障害の分類」を見て下さいね。

【妄想性人格障害】
次の7つの基準のうち4つ以上があてはまる場合、妄想性人格障害と診断される可能性があります。

1)十分な根拠もないのに、他人が自分を利用する、危害を加える、だますという疑いをもつ。2)友人などの誠実さや信頼を不当に疑い、それに心を奪われている。3)情報をもらすと自分に不利に使われるという恐れのため、他人に秘密を打ち明けない。4)悪意のない言葉や出来事の中に、自分をけなす、または脅す意味が隠されていると思い込む。5)侮辱された、傷つけられた、または軽蔑されたと感じると、恨みを抱き続け相手を許さない。6)自分の評判に敏感に反応し、攻撃されていると感じ、すぐに怒ったり逆襲する。7)何の根拠もないのに、配偶者や恋人の貞節に対し疑いを持つ。

【女性に多いのは】
ちょっと話題がそれますが、「境界性人格障害」と言うのが女性には多いそうで、色々な症状を表わすそうです。次の8つの項目のうち5つ以上があてはまると境界性人格障害と診断される可能性があります。
1)不安定で激しい対人関係。2)衝動的で自己破壊的な行動。3)感情がすぐに変化する。4)すぐ怒る。5)頻回の自殺企図がある。6)自己同一性障害がある。7)慢性的な空虚感や退屈感がある。8)見捨てられる事に対する恐れがある。…あなたはどうですか?

【一言コメント】
その後のニュースで、宅間容疑者は「10錠のクスリを一度に」飲んでなんかいなかったそうですね。薬物分析の結果から分かったそうです。幻覚症状などを装ってうまく罪を逃れようとした計画的な犯罪…。捜査が進むにつれ、どうも精神疾患ではなく正気の沙汰だったのではないかという気持ちになってきます。いま、人権問題も含めていろいろなところでこの事件が取り沙汰されていますが、被害者の事についても国をあげてもっと保護するようにすべきだと私は思います。皆さんはどう思いますか?

参考:日本精神病院協会

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