痔
【日本人と痔】
いまや、日本人3人のうち2人は痔をわずらっていると言います。そして、そのうちの半数以上はイボ痔なんだそうです。イボ痔は肛門のまわりにある多くの静脈にうっ血がおこって静脈瘤(りゅう)となり、イボのように膨れあがってしまう病気です。排便のときに出血したり、腫れものに触れて痛んだり、痔核が外に脱出してしまったり…などの症状が現れます。
【痔と肝臓】
排便時のいきみ、便秘、長時間の同じ姿勢…などが原因となり、肛門付近の静脈がうっ血してイボ痔になるわけですが、肝臓の働きが悪くなっても痔の症状が悪化するそうです。肛門付近の血液は「門脈」という通り道を通って肝臓に集まります。つまり、肝臓の働きが悪くなると門脈での血液の流れが滞ってしまい、肛門付近がうっ血してしまうという訳です。お酒を飲みすぎた後に痔が悪化するという話を耳にすることがありますが、これは、お酒によって肝臓の働きが低下してしまうことが原因なんです。
☆「痔→肝臓の疲れ→門脈の血流停滞→痔の悪化」
【一言コメント】
長い時間、椅子に座りっきりで仕事をして、1週間も便秘が続くことも多く、慢性的に疲れている…。そんな人は比較的痔になりやすいもの。痔は一度なってしまうとなかなか完治しづらい病気ですから、せめてそれ以上に悪化しないように、食生活に気をつけて、なるべく疲れをためないようにしたいものですね。また、お酒を飲む機会の多い人は、よほど注意が必要です。でも、ドラッグストアで売っている薬のなかには、肝臓の疲れを取ってくれるものもあるそうなので、気になる人は一度試してみては如何でしょうか?「ヘパリーゼ」という錠剤がいいみたいです。
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