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一般的な「ヘキサゴン(六角形)」タイプを例にとり、タープの設営方法を説明します。尚、他にも「ウイングタイプ(菱形・鳥の翼の様な形状)」、或いは「レクタングラー(長方形、ポールを最低6本使用)タイプ」などのタイプがありますが、基本的な要領は同じです。

また今とても増えたスクリーンタイプ(周りに虫除けの幕が張られている)や自立タイプ(張り綱を必要としない家型の形状)は、私自身経験がないので語れません。アシカラズ!
ヘキサゴンタイプのタープの張り方
サイトのレイアウトが決まったら、まずはタープをサイト上に広げてみましょう。下図のように実際にポールや張り綱もあてがってみると全体のおおよその見当がつきます。尚下に示した方法は、コツを掴むと1人でも設営することができるのですが、初心者のうちは若干の危険性が伴いますから、必ず2人で設営するよう心掛けてください。







先ず左図を参照に、メインポールから張り出す2本のロープの間に角度を持たせます。なお60度以内、或いは90度以上ですと強度が薄れますのでご注意を!

次にペグ位置を決めます。これには、メインポールのグロメットから1〜2メートル程度の間隔が空くように、そして張り綱を最長にして、その端から70〜80センチ程余裕を持たせた箇所を、ペグの位置とします。ロープの端いっぱいの地点を目安とすると、後でタープをを立ち上げた際、ロープの長さが足りなくなってしまうので、ご注意を!尚、個体差があるので、数字はあくまで目安に過ぎません。

次に方流れ用のペグ位置を決めます。図のようにタープの中心に向けたその延長線上で、ここでもロープの端から30〜40センチ程余裕を持たせた箇所を、その位置とします。

ではペグを垂直に打ち込みましょう。ただし釘ではないので、フック部を残す程度に、全部を打ち込む必要はありません。地面にめり込むほど打ち付けると、撤収時引き抜くのに一苦労します。

※ここでお詫びと訂正です!
当初、ペグにやや角度を付け斜めに打ち込む(昔は定説)と説明していましたが、垂直に打ち込む方が強度を得られ、検証もされているとの情報が寄せられました。よって訂正させていただきました。


ペグを打ち込んでも、この時点ではまだ張り綱をフックに引っ掛けません!

次にタープの外に出ていたメインポールを、タープの内側に水平になるようしまい込みます。






さていよいよ立ち上げますが、軒下にテントの出入り口を設けるような場合、以下の作業は、そちら側から行ってください。そちらを起点にすることで、位置調整が生じた場合でも、影響を受け難くなります。

では先ず、ポールを先端をタープのグロメット(鳩目)に通し、その上から二股に分かれた張り綱の基の輪になっている部分を掛けます。この時、できたら左図上段のように1巻きすると、風のあおりに対してロープが多少外れ難くなります。でも余り神経質になることはありません。

次に、テントの内側に移動したポールを持って、そのまま先端を空に向け突き上げて行きます。垂直よりやや内側に傾いた状態位置になったら、誰かにポールを引渡しそのままの状態を維持し支えてもらってください。

次に張り綱をペグのフックに引っ掛け、テンションの調整をする自在金具(プラスチックの場合あり)でロープに程よいテンションを掛けます。ただしまだ全体が完成した訳ではないので、いずれまた自在金具の調整を必要とします。ですからこの時に余り強くテンションを掛けないで下さい。

これでポールの手を放したとしても、崩れることなく自立すると思います。(左図下段参照)。しかし危険ですから油断せずに支えてください。

次に同様にもう片側もセットします。

出来上がり






後は方流れ側の張り綱を引っ掛け、タープがピンと張るように、八方の張り綱のテンションを自在金具で調整します。

でもこの調整は、余り引っ張り過ぎないことを心掛けてください!引っ張り過ぎると地盤のゆるい場所なら、ペグが抜け出てきます。また一見大丈夫そうに見えても、風のあおりの繰り返しで徐々に抜け出てきます。雨水が溜まらないこと、また少々の風ではバタつかないこと、これらが確保できる程度のテンションで充分OKです!

側面から見たポールは内側にやや傾斜していた方が踏ん張りも効いて良いのですが、正面から見たポールが左右どちらかに傾いていたら、必ずまっすぐになるよう修正してください。

絵に描いたようにシワ1つなく張ることなどなかなか難しいものです。またテンションを掛けたらからといってシワが完全に無くなる訳でもありません。でもどうしても気になるのであれば、引っ張るのではなく、反対の側を少し緩める要領で調節してみてください。

それでもまだシワが気になる方は、今話題のヒアルロン酸やコラーゲンなんか如何でしょう?
上記に挙げたものはオーソドックスな方法で、ある程度のスペースが確保できている場合ですから、全てのキャンプ場にこれが通用する訳ではありません。でもこの基本を押さえておけば応用が利くと思います。メインのポールだけは変えようがありませんから。後は雨水が溜まらない(余り溜まるとタープが潰れますヨ)こと、少々の風ではバタつかないこと、この2点に気を付けてください。

ビギナーさんにいきなり「応用編」もナンなんですが、ヘキサゴンタイプはどうしても閉塞感が否めません(私だけでしょうか?)。そこでポール2本とその分の張り綱が余分にあると、一方の方流れを持ち上げることで開放感に歴然とした差が出ます。(上の図下段参照)ただしこの場合、持ち上げた片流れには雨水が溜まりやすくなるため、雨水を逃がす工夫が必要です。

※頭の中でイメージしながらタイピングしました。少々の間違いはお許しを!