小説に関する話

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「ある愛の詩」


原題は「ラブ・ストーリー (LOVE STORY)」。
60年代から70年代の揺れるアメリカの若者ジェニーとオリバーの愛を描いた映画です。

脚本を担当したエリック・シガールはビートルスの精神的支柱だった人物とも言われ「イエロー・サブマリン」の製作にも関わっています。ヒッピーやWASP(白系アングロサクソンでプロテスタント・白人のエリート、オリバーの属する階級)と移民(ジェニーはイタリア系の移民)の問題を背景に、大学の図書館で出会った二人の物語が語られていきます。

派手な描写はなく、むしろ淡々とした映像のバックに流れるフランシス・レイの名曲が印象的です。特に雪の中で二人が愛し合う場面での音楽の素晴らしかった事・・そして何よりもこの映画を後世に残したのは「愛とは決して後悔しない事」という名言でしょう。

「Love means never having to say you are sorry.」

「窓の記憶」の中で朱雀にこの言葉を言わせていますが、それが両腕を失っても朱雀を愛した事を後悔していないという、百合枝の告白に繋がって行きます。いつまでも少女っぽさを持ち続けている百合枝らしさと、百合枝への罪の意識を捨てきれない朱雀への彼女なりの思いやりを描いてみたくて、この言葉を入れてみました。

単純に、この言葉は私の信条のひとつでもあります(笑)







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