『火消し』の世界
火消しシリーズ

HOMEmenesiaのプロフィールオリジナル小説二次小説Gallery 掲示板

戻る
『火消し』の世界



いつの頃からか『奴等』はいた。人の心に忍び込む物達。それを何と言って良いものか。人の心を支配する物・・ある時は自分の意志で、ある時は操られて・・『奴等』の手先となる者がいる。それが騒ぎを起す前に狩るのが『火消し』の役目。

概要
『奴等』やつら
この世界に進入しようとする存在。こちらには直接介入は出来ない為、異人を手先として使う。彼らの世界とこちらの世界はで仕切られている。

異人いじん
『奴等』に心を奪われ、操られた者。或いは自ら『奴等』に心を渡した者。人でありながら『奴等』の加護に寄り超常的な能力を持つ。心を奪われた度合い、個人の能力に寄り、その力には格差がある。

悪鬼あっき
心を完全に奪われた異人の状態。戦闘力は高くなるが、精神は崩壊し、やがて『奴等』の制御も受け付けなくなる。

かべ
『奴等』の進入を防ぐ魔術的防壁。世界の領域の境界を維持する物。世界中に存在し代々守る者がいる。セバスチャンや神津家、佐原の群青家もその一部。

佐原の村さはらのむら
夢の力を操る佐原家を中心とする村。見た目は普通の農村。特殊な刻印の作用と結界に守られている。佐原の当主を喰らうと『奴等』の力が増大する為、と呼ばれる一団が当主の身辺を守る。

佐原の村では家に寄り役割が決まっている。家の中は更に細かい役目で分かれている。

盾の家・・盾となる定めの者の家、風の家、霧の家、露の家等がある。
坂の家・・日々の営みを形作る家。自然に対する感性が強い。
塚の家・・佐原の家の家令を務め、切り盛りする役目。

たて
佐原の当主と村をを守る為の集団。戦闘力に優れた者達。当主の警備の他に『火消し』の仕事の補佐をする事もある。盾の家の者は幼少より宿舎に入り訓練を受ける。実力主義と徹底した上下関係があり、兄弟であってもそう呼ぶ事は許されない。

くみ
盾は一人では行動しない。三人で一組となる。それぞれの組には長がいる。たとえば竹生を長とする場合は「竹生の組」と呼ばれる。単に「竹生」と呼ばれる時もある。大きな組織としての”盾”は上の組、中の組等と呼ばれる区分けがあるが、これはこういう三人一組の組が幾つか集まったもの。

ゆりかごゆりかご
盾の家の男は”盾”となり、女は”ゆりかご”となる。佐原の屋敷内や村での様々な役割につく。主に当主の周辺の世話を受け持つ。

風の力かぜのちから
風の家の者が持つ力。使うと命を削る為、強い力を持つ者ほど短命になる。寿命が近づくと髪が白くなっていく。竹生は強大な力を持つが故に幸彦と出会った時はすでに灰色の髪をしていた。(「燃える指」)

一角の力いっかくのちから
遥か昔にその力故に危険視され滅ぼされた一族。心の力で物を動かす事が出来た。髪に一房の赤い髪がある為、そう呼ばれた。村にその血が混じった為、今でも時折一角の子が生まれるが『忌むべき者』として密かに殺されるか幽閉される。暴発した力が悲劇を・・・(「燃える指」「哀しみの異称」)

村の守護者むらのしゅごしゃ
『奴等』に狙われる佐原の村を守る者。木波マサトが数百年に渡り務めた。マサトは自分の寿命を悟り、一人息子幸彦と次代の守護者を村に残す事にする。(「燃える指」)

奥座敷おくざしき
佐原の屋敷の最奥部にある。マサトの長年の住まいだった。彼とさゆら子が暮らし、幸彦が生まれたのもここ。地下への通路や隠し部屋がある。人でないモノも棲んでいるらしい。

奥の間おくのま
佐原の家や村の大事を諮る為に集まる場所。板の間で正座は辛い。

執務室しつむしつ
村の長と盾の長が事務的な仕事を行う場所。二人の長と通常は部下が数人いる。三峰は二つの役割を兼ねていたので個室のようになっていた。その後に白露と寒露が使い、のちに高遠と篠牟が使う事になる。

禁忌の山きんきのやま
結界に寄り封印された山。佐原の村のはずれにある。時間が澱む場所。その山の奥に呪われた者が棲むと言う。その者の力を借りれば、今しばらくの命と力を得るが、人でなくなると言う言い伝えがある。人でなくなるとはどういう事なのかは定かではない。呪われた身に何が起きるのかも。何年かに一人、山を登る者がいる。不治の病に冒された者、更なる力を得たい者・・しかし戻って来た者はいなかった。

封ぜられし者ふうぜられしもの
禁忌の山の奥に棲む呪われた者。試練を与える者。その者は生き物の命を喰らい生き続ける者。長い流浪の果てにこの地に辿り着いた者。その者は山の生命を啄ばみながら、今も罪を悔いているという。その罪が何であるかは誰も知らない・・

くりや
ゆりかごと呼ばれる盾の家の女達が仕切る場所。佐原の屋敷内の食事を受け持つ場所のはずだが、ここには村中の噂が集まる為、時として盾の隠密担当を凌ぐ情報が得られる。神内が時折それを利用した。ここのまとめ役の女丈夫の間宮に睨まれると、村の長老格でも屋敷に居心地が悪くなるらしい。


HOMEmenesiaのプロフィールオリジナル小説二次小説Gallery 掲示板