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| 涙の向こうの夜(最遊記・八戒) |
僕の目の前で自害した人。 もう少しで手が届くのに、鉄の柵に阻まれて。 永遠に遠くへ逝った人。 助けに行ったのに、何故?とずっと考えていた。 姉である人と弟である僕。結ばれてしまった。 罪悪感などないと思っていた。それを見ないふりをしていた。 彼女もそうだと信じていたけれど。 檻の中にいても檻から出ても、どちらも地獄だったのだ。 彼女にとって、どちらも・・ 許されない愛。僕のエゴ。 君を殺したのは、僕なのかもしれない。 君の面影は血に染まり、それでも微笑んでいる。 そんな夜は眠れない・・ 05.09.15 |
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