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| 夢を食べてください(最遊記・八戒) |
悪夢にうなされる夜がある。 心配そうに僕を見る金色の眼と出会う。 悟空・・彼はまるで精神の塊だ。何物にも変えがたい純粋と無垢がそこにある。三蔵にとって彼が特別なのはそういう事だ。僕がどんな仕打ちをしようとも、彼を汚す事は出来ないだろう。僕は救われたかったのだ。己の穢れから。あの純粋と無垢だけが僕を・・僕らを救ってくれると・・・ 彼を見つめる僕の良い方の眼から涙が流れていた。悟浄はそれに気がついても何も言わなかった。悟浄も又、呪縛を持ちながらそれに囚われていない彼に何かを感じているのだから。誰をもこばまないが尊敬もしない悟浄にさえ、彼は特別なのだ。 悪い夢は彼の笑顔に溶かされる。 遥か昔にもあの笑顔を守りたいと思ったような、そんな気がする時がある・・・ 05.10.04 |
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