フェリーニューこしき (串木野〜甑島各島)
 【甑島商船株式会社】
 評価:★★
バリアフリー適用の離島フェリー


      フェリーニューこしき(串木野新港)
鹿児島県の串木野港からその沖に浮かぶ甑島列島の島々を結ぶフェリー。まだまだ新しいので船内は清潔で快適。本船の就航に伴い、従来1往復だったダイヤが2往復に増便された。島民の利用に便利なように島側起点の1日2往復のダイヤとなるので島から本土への日帰りも可能。同航路には高速船「シーホーク」も2往復就航しているので、バライティーに富んだダイヤで目的に合わせて利用できる。

平成14年就航。総トン数940トン。
(利用時期:平成18年4月)
 Cabin〜船室は快適か?
等 級  設備・感想など
1 等 ・入口から手前半分がソファーとテーブル席、奥にカーペット敷きのスペースがありテレビがある。
・枕、毛布、スリッパの用意がある。室内は禁煙。謎の呼び出しボタンあり。
・単に人口密度が低いだけしかメリットがなく、繁忙期以外は倍額払う価値を感じない。
・せっかくこれだけの面積を取るのなら、個室感を強くして洋室と和室の2部屋に分けてほしかったと思う。
2 等 ・エントランスを挟んで船首側が椅子席、船尾側が和室となる。どちらにも車椅子優先スペースあり。
・椅子席は両側がリクライニングシート、真ん中にソファーとテーブル席がある。前方に船位を示すGPSの画面がある。椅子席は無駄なスペースが多く、繁忙期の着席効率を悪くしているかと思う。
・和室には箱型の枕がある。貸し毛布(金額不明)もあるとの事。
・室内は禁煙。
1 等 2 等(椅子席) 2 等(和室)
 Public Space〜営業施設・公室は充実しているか?
公室名  設備・感想など
案内所
エントランス
・案内所のカウンターがあり、接客担当の乗組員が乗務している。
・売店には程遠いが、おつまみが数点のみ販売されている。(弁当、土産等一切なし)
・一角に灰皿があり喫煙コーナーとなっている。
自動販売機 ・ジュース140円、ビール(大)320円、ビール(小)260円。
・何故か2等和室の船尾側、デッキに出る扉の所にカップラーメン(200円)の自販機が隔離されている。
トイレ ・和式中心で洋式も併設。洋式は温水便座でシートペーパーあり。
公衆電話 ・テレホンカード専用のみ。
給湯・冷水 ・給茶、給湯、冷水器あり。紙コップあり。
エントランスホール エントランスホール デッキ
 Infomation〜船内案内・感想など
何とも言えない不思議な船名。「フェリー」のあとにわざわざ「ニュー」を付けてしまっている。前船「フェリーこしき」(現九州商船フェリーなるしお)と区別したかったのだろうが、古くなったらどうするの?同じ船名でもよかったような気がするが・・・

一応バリアフリー船との事で2等には車椅子優先席、バリアフリートイレ(一般使用不可)、エレベーター、点字での案内標識などがある。バリアフリー船を強調している割には乗船口から客室までの階段が狭くて急。通路も狭い。足の不自由なご老人が辛そうに乗下船している姿が印象に残った。

串木野から島への運賃は乗船距離、時間にかかわらず均一運賃となる。これが公平なのか、不公平なのかわからないが。高速船との運賃差は倍近くあって大きいのだが、直行時の航海時間差はあまり大きくない。ヲタは敢えて時間のかかる乗り方をするとお得?
(ヲタ向けには串木野11:15発便に乗り、鹿島で下船すれば1時間ちょっとの待ち時間で上りシーホークに乗れる。)

外部デッキから1等のある階への入口には「1等以外入るな」の表示があるが、室内では下の階から1等の階へ上がる事のを禁止していない。1等なんて繁忙期に座る場所がなくて渋々変更する以外には利用する客は滅多にいないと思う。無意味な禁止表示はやめたほうが良い。(禁止したいならエントランスの階段の下に立て札を立てるべしだが、デッキに出るのに不便なので禁止すべきでないと考える。)

船とは関係ないが、串木野は九州新幹線の開業に伴い、特急が来なくなりワンマン電車の普通列車ばかりとなってアクセスしにくくなった。市町村合併により、串木野は いちき串木野市に、甑島は 薩摩川内市となり、島との定期船が隣の市で発着するという複雑な関係となっているようだ。
  船 室 構 成 合計
1  等  和室・洋室20名×1室 20名
2  等  椅子席116名×1室  和室214名×1室 330名

もどる
トップページにもどる