平成16年1月運航終了!
 フェリーらいらっく(舞 鶴〜小 樽)
 【新日本海フェリー株式会社】
 評価:★★★
新日本海の豪華化の先陣となった船


         フェリーらいらっく(舞鶴港)
新日本海フェリーの舞鶴航路に就航する同社で最古の船。同船の就航時は日本最大のフェリーであり、その後の新日本海フェリーの大型化、豪華化の先駆けとなった。就航後、何度か改造が施され、設備の改善が図られているが、通路が狭く、船内の構造が複雑でわかりにくい。新造船「らいらっく」就航に伴い引退するはずだったのだが、他の船が売却されてしまい、いまだに健在し、「らいらっく」と「フェリーらいらっく」と紛らわしい船名の2隻が存在する。

昭和59年就航。総トン数19300トン。
(利用時期:平成13年1月)
 Cabin〜船室は快適か?
利用したのは「特等(洋室)」でツインベッドにバス・トイレ付き。他に、テレビ、再生専用ビデオデッキ、案内所へのインターホン、ロッカーがある。備品には、ゆかた、スリッパ、洗面セット、タオル、茶器セットがある。室内に冷蔵庫は付いていない。ユニットバスのシャンプーは最近のホテルではやりの環境にやさしい(経費節約とも言う)据付型であった。ロッカーの中に予備の毛布が用意されているのは良心的だと思う。部屋は狭く、ベッドのマットに年季が入っていて寝心地が悪い。寝具は毛布でビジネスホテルでよくあるベッドのマットに敷きこむスタイル。空調は天井のつまみで調整、放送の音量は調節できた。乗船してみるとそんなに悪くはないが、設備の老朽化は否定できない。なお、特等には和室もあり、こちらでは部屋にエアコンがあり、リモコンで調整できるので非常に快適。この部屋を1人で利用したら、貸切料金として50%加算された。なお、特等洋室に数室、こともあろうに窓の無い部屋が数室あるので繁忙期の予約時には注意。

他の等級は、特等の上に「スイートルーム」があり、バス・トイレ・リビング・冷蔵庫の付いたツインまたはダブルルーム。
「1 等」は2段ベッドの4人部屋、ツインルーム、和室の3種類があり、ともに同運賃。ツインには窓のある部屋と無い部屋があるので注意が必要。
「2等寝台」はドアは無くカーテン区分の8名区画で、ちょうどJRのB寝台のようなスタイル。
「2 等」はふつうの大部屋で、禁煙席や女性席もある。
特 等(洋室) 特 等(和室)
 Public Space〜営業施設・公室は充実しているか?
「レストラン」は3食ともカフェテリア スタイルで、ミニいくら丼などでちょっとだけ北海道航路を感じさせてくれる内容である。フェリーのカフェテリアは1皿1皿の積み重ねで高くなるイメージがあるが、この会社ではセットメニューもいくつか用意していて、これを注文すれば安くてしっかりしたものを食べれる。それ以外でお好みでチョイスすると割高感は否定できない。レストラン自体は企業努力を感じるのだが、欠点は営業時間が短いこと。利用が閑散期の荒天時であったせいもあろうが、各食事時間の1時間程度しか営業していないので、しっかりと時間をチェックしていないと食事を逃してしまう。

「売 店」は、土産、お菓子、オリジナルグッズと内容は幅広い。「値段は陸上のコンビ二と同じです。」というポスターが特に印象に残った。売店の営業時間も少なく、レストランと掛け持ちをするのか、レストランと重ならない時間に開いたり閉まったりする。(従業員は大変?)

自販機の価格はジュース120円と陸上と同じなのは特筆に値する。
ビール(大)380円、ビール(小)280円。カップラーメンや冷凍食品など、食事になるものは一切扱ってない。

「らいらっくラウンジ」は、ソファーとテーブルが並んだラウンジで、ビデオ映画上映や、夏には乗客によるカラオケ大会などが実施されるらしい。深夜は閉鎖されるが、昼もここでくつろいでいる人は少なかった。

レストラン横の「プロムナード」は海を眺めてくつろげる展望通路。隣にカウンターがあったが営業していなかった。いかにも後から増築しました!という感じで、周りの内装に比べてここだけ新しい。

「浴室」は内側にあるので展望ではなく、ちらっと覗いたらあまり良くなかったので利用しなかった。シャンプーは用意されていたと思う。

他、小さなゲームコーナー、卓球ルーム、マージャン室、コインランドリー、船首のサロンなどがあり、長時間の船旅を
楽しむ設備が整っている。あと、船尾のデッキに小さなプールがあり、夏に利用できるのだと思う。
らいらっくラウンジ プロムナード
 Infomation〜船内案内・感想など
北海道向けのバイクの雑誌に「らいらっく」は設備が悪いので気になるなら配船を聞いて避けましょうとの記事があったが、乗船してみるとたしかに古いが必要な施設は揃っているのでさほど悪くない。1 等のツインで窓がある部屋があるが、舞鶴航路の他の2隻は全室窓なしなので、本船の長所もあると思う。

深夜に少しお腹がすいた時、何か食料をと思ったが、売店は早々と閉まって、自販機は飲料ばかりで何も食物を入手できなかった。少々高くてもいいので冷凍食品(カップラーメンは無理?)の自販機も導入してほしい。

これは、貨物中心のフェリーに言っても仕方ないが、小樽行きに乗船すると、深夜(あえて早朝という言葉は使いません)4時に入港、即下船となるので非常につらい。たまに、ホテル代が浮くから良いという人もいるが、寝不足で時差ぼけになるのでお勧めできない。乗船するなら、小樽発 舞鶴行きがダイヤ的にも乗船しやすく、船旅を満喫できると思う。

新造船「らいらっく」就航に伴い引退するハズだったので、このページはすぐ削除する予定で、レイアウト改善をやらなかったのだが、もうしばらく頑張るみたい?なのでページを改善しました。「ゆうかり」就航したら本当に引退?
  船 室 構 成 合計
スイートルーム  洋室2名×2室 4名
特  等  洋室2名×12室  和室2名×4室 32名
1  等  洋室2名×27室 和室3名×4室 和洋室4〜5名×14室 128名
2等寝台  洋室8名×28室 4名×1室 228名
2  等  大部屋 348名
ドライバー室  洋室12名×4室 48名

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