2001/3/22 赤桐
ノックアウト・ホイストとも呼ばれます。イギリスの学校やパブで行われている簡単なトリックテイキングゲームです。1980年ごろから盛んになったようです。
プレイするグループによりルールの違いがあるそうですが,ここではDavid Parlett氏のルールとhttp://www.pagat.com/によるオプショナルルールを紹介します。
3人〜7人。
52枚の普通のトランプを使います。
ポーカーチップかその代用になるものを用意して,プレイヤー全員に同じ数だけ配ります。
最初のディーラーは,ドローで強いカードを引いたプレイヤーがなります。次回以降のディーラーは,プレイで1番たくさんトリックに勝ったプレイヤーがなります。同数の場合はドローして強いカードを引いたほうです。
最初のディールは各プレイヤーに7枚ずつのカードを配ります。2回目のディールは6枚ずつ,3回目のディールは5枚ずつとういように,ディールごとに1枚ずつ配る枚数を減らします。7回目には1枚ずつしかカードを配りません。
ディーラーは,カードを配ったあと,残りのカードの1番上を表にしてテーブルに置きます。このカードのスートが切札になります。
ディーラーが最初のリードを行い,普通のトリックテイキングゲームのプレイを行います。切札もあります。
リードされたスートのカードを持っていればフォローしなければなりません。フォローできないときにはどのカードを出してもかまいません。
カードの強さは,A,K,Q,J,10,9,8,7,6,5,4,3,2の順です。
1つのディールにおいて,1トリックも取れなかったプレイヤーはノックアウトされたことになり,もはや次回以降のディールのカードは配られず,プレイは行えません。
1人以外の全員がノックアウトされたとき,ゲームは終了します。
各ディールの始まる前に,ノックアウトされていないプレイヤーは1チップずつ場にポーカーチップを出します。
最後に残ったプレイヤーが,場のポーカーチップを全部もらいます。
オプショナルですが面白いルールです。
最初にトリックを1つも取れなかったプレイヤーだけは,すぐにゲームから離れないで,次のディールで,「犬の生活」を送ることができます。最初に同時に複数のプレイヤーがトリックを1つも取れなかった場合は,そのすべてのプレイヤーが犬の生活をすることになります。
犬の生活のプレイヤーは,カードを1枚だけ配られます。このカードは,トリックでプレイされますが,どのトリックで使ってもかまいません。使いたくないときはパスをします。
犬の生活のプレイヤーがトリックに勝った場合は,次のディールから,普通のプレイヤーとして再びプレイすることができます。トリックに負けた場合は,もちろんノックアウトされて,次回からプレイできません。
犬の生活をするプレイヤーは,最初にトリックを取れなかったプレイヤーだけです。そのあとのディールでトリックを取れなかったプレイヤーは,ただちにノックアウトされます。