1995/11/3 赤桐
セブン・ロックスはドミノのゲームです。ファイブアップ(カンテット)と同じように,プレイ中の端の目の合計が5の倍数になったときに得点し,プレイ終了後に敵の手に残った目の数によっても得点します。
特徴的なのは,最初のダブルからだけしか枝分かれすることができないという点です。これによって,敵にドミノを出させないようにするプレイが,重要度が高くなるとともに,容易にもなっています。
セブン・ロックスというのは,手を7枚ずつ配分することによる名前でしょう。他には,デシメル(Decimal),シングル・スピナー(Single Spinner),テキサス・ドミノ(Texas Dominoes)などとも呼ばれます。米国の南の部分やラテンアメリカでよくプレイされているそうです。
このルールは Dominic C. Armanino氏に従います。
ファイブアップとよく似たゲームなので,違う点だけを述べます。
2人〜4人。4人のときには,向かい合った2人がパートナーとなることもありますが,個人戦を行うことも多いようです。
プレイヤーの人数にかかわりなく,最初のドローは7枚ずつ行います。従って,4人ゲームでは,タロンはありません。
最初にプレイされたダブルのドミノをスピナーと呼びます。列を4方に伸ばして行くことのできるダブルはスピナーだけです。
他のドミノも,通常通り,列の伸びていく方向と直角に置きますが,そこから枝分かれすることはできません。
なお,スピナーは親のリードにより置かれることもありますが,その後のプレイヤーによって置かれることもあります。親のリードは,ダブルでなくてもかまいません。
2人ゲームや3人ゲームでは,プレイできないときには,タロンからドローします。タロンの最後のドミノまでドローすることができます(1枚や2枚を残すことはありません)。
4人ゲームでは,タロンはないので,必ずパスをします。
ファイブアップと同様に,オープンになっている目の合計が5の倍数ならば得点します。ただし,目の数がそのまま得点になります(5で割ることはありません。)
個人戦の場合は,上がったプレイヤーは,他のプレイヤーが持っているドミノの目の合計を得点します。他のプレイヤーは得点しません。
パートナー戦の場合も,上がった側は,敵側のペアが持っているドミノの目の合計を得点します。上がったプレイヤーのパートナーの手は得点と無関係です。
ファイブアップのように目の合計を5で割ることはありませんが,一番近い5の倍数に得点を整えます。つまり,1の位が1か2のときは0に,3〜7のときは5に,8か9のときは繰りあがって0になります。なお,これは敵の全員の目の数を合計してから行います。
プレイヤー全員が続けてパスをして,ハンドが終了したときの得点です。
各プレイヤーが自分の手のドミノの目の数を数えて,最も少ないプレイヤーだけが得点します。最も少ない目のプレイヤーが2人以上同数でいた場合は,誰も得点しません。
得点する点数は,他のプレイヤーの目の数の合計です。自分の目の数をそれから差し引く必要はありません。
パートナー戦の場合も同様に,敵側の目の数の合計が得点となります。
前記と同様に5の倍数に得点を整えます。
ハンドが終わって,250点に達したプレイヤー(ペア)がいた場合,ゲーム終了となります。