HOJの鉄道寸法

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 このページは鉄道の信号や決まりごとをあれこれ書いていきます。資料は
引用した文献など明記しますので、詳しく知りたい方は、そちらを参考にして
ください。図面の寸法は実寸と1/87をカッコにしてあります。
 鉄道模型の多くは線路一本が伸びてエンドレスのオーバルから始まります。さて
それではつまらないので駅を作ります。ホームを作り、ポイントを入れて2線にしま
した。山を作ってトンネル作って、鉄橋を設け、踏み切りなんかも追加します。まるで
歌のようにトントン拍子です。市販のもの(ある場合)を使っているうちはいいのです
が、さて自分で作ろうとなると・・・あれれ〜になってしまうんです。特に1/87のHOJ
は、まだまだ少なく自作を余儀なくされます。HOでようやく最近、充実してきたくらい
ですからね。エンドレスだと考えもしないのですが、線路標を立てる場合など(単線)
「起点方の右側に建植する」さて?起点はどっち?ホームを作って走らせたら車輌が
ホームにガリガリ、ギャー!こんな事がないよう、最初は鉄道建築限界の数字から。


■建築限界(レイアウトのセクション製作記事と連動で必要な順に紹介します)
 本物の鉄道では電柱、ホームなどが車輌に接触しないように作る、数値が決まっ
 ています。Nゲージなどでは発売されていますが、自分のゲージ(ここではHOJ)の
 車輌限界のスケールを作りましょう。このスケールを使えば、アクセサリー類やトン
 ネル、ホーム、鉄橋なんかが、ひっかかるアクシデントがふせげます。本物と違い
 模型では曲線のスラック(曲線で車輪の軋みを減らす為に少し軌間を拡げる事)な
 んかはないですから、軌間の(自分でレールをスパイクした場合)スケールにもなり
 ます。
スケール

■車両限界スケール

左図のようなスケールを作ります。プラ板でもい
いのですが、レールのスケールにも使う場合は
真鍮製がベスト。金属工作の練習に作ってみて
ください。左下の高さ11mmはホームに対して
の車両限界で、右は信号や標識にたいするもの
です。非電化の場合は高さ52mmで作りますが、
電化の場合は68mmでパンタグラフ部分を作り
ます。幅は書き忘れましたが、17mmです。全て
小数点以下は四捨五入しました。こだわりたい人
は、自分で出してね。ホームの高さも私用に蒸気
時代の旅客ホームの高さです。電車専用にしたい
人は、高さ13mmにしてください。有蓋貨車の貨
物ホームは12mmです。詳しくは駅の製作で記し
ますので。13mmで切り欠いて、右に貨物用、旅
客用と線を引いてもいいかもしれません。

       ← 34 →      
       21R 

          25R
                52
                   68


 11             16

      12    19
       22  
         44

HOJ
12mm

このスケールは、あくまで目安です。例えば、曲線の場合は、また幅が拡がります。模
型の場合は細かい事より、運転に支障のない範囲で考えて下さい。私は客車17m級
2両が曲線で問題なく通過できる事を目安にしています。750Rで4,4mm、スケール
より(片側の数字、両方で8,8mm)拡がります。曲線のRで数値は変化します。計算
してると夜も眠れなくなりますから、この辺はアバウトでも許されますよね。

■緩和曲線とカント(図はRMモデルズに連載された「間違いだらけのレイアウト作り」より
                編集部の許可を得て転載しております)
 

直線から一定のRの曲線に入る時に、緩い(ゆるい)曲線を入れるとスムーズに、
つながります。これを文字通り緩和曲線といいます。カントは曲線で遠心力を消す
為に、曲線の内方に傾けさせる事をいいます。模型にはありませんが(初めから
余裕がある)曲線でキツクなるので軌間に余裕を持たせる事をスラックといいます。
それぞれ曲線のキツサで変化しますが、模型の場合は少なめの設定の方が上手
くいくような気がします。緩和曲線は750Rに1000Rくらいとか、カントは0,5mm
から1mm位が現実的です。こうした変化を「逓減(ていげん)」といいます。直線と
緩和曲線の境、起点側の左に逓減標を建てます。同じく緩和曲線と曲線の間に
線標
を建てます。
同時進行のセクション製作で必要な鉄道信号(小さなセクションでも、こんなに必要)
 ●転てつ器標識・・・・ポイントの開いている方向を示す。
 ●車両接触限界標識・・・分岐、交差などで車両が接触する位置を示す。
 ●距離標・・・起点を0として距離を示す。甲1km、乙500m、丙100mごと。左。
 ●勾配標・・・勾配の変わる位置に千分率で示す。起点から左。
 ●逓減標・・・直線と緩和曲線の境に示す。緩和曲線がない場合はカント。左
 ●曲線標・・・円曲線の両端に示す。左
 ●雪かき車警標・・・ウィング、フランジャー使用不可を示す。起点より右。
 ●量雪標・・・積雪量を示す。長さ、場所に規定はない。
       ※この他に信号ではないが通信柱や鉄道用地界標など。
カントと緩和曲線

赤で入る寸法はHOJのもの

勾配標

曲線標

逓減標

2個作って死にました!(笑)
LazyJack製使用します!

エコーさんから出ています(HOサイズ) 


                   図は丙を省略

この辺から自作ですね

     10度    14              
                           10


           
                         


3,4径 1,8一辺     2,4径    1,7一辺

          1,3mm角柱
6,9腕長さ
    12高さ           1,6幅 
  
    

            0,5mm角柱
                                       1mm角柱
          1,7             
                                5,2               5,2  
                         甲             乙


                          底辺1,3mm
                                   曲線の始まり終わりは甲
                             曲線の途中に緩和曲線が入ると乙  

雪の降る北海道は乙
                            1mm角柱
              1mm角柱
       2,2
       0,8 

                             
              13
                             5,7

        4,6                   5,7

3,4        3,4





        0,6
 17 

おおまかな数字だけを入れま
した。でもこれ以上詳しく作っ
ても、レイアウトに置くと目立た
ないんですよね。
距離標は100m間隔の丙を省略
しました。(小さいですし)
曲線標も乙は省略します。作り
やすいのは乙なんですが・・・