キハ40000を作る!

CABエッチングキット

戻る
CABさんが安いエッチング板をモデルワーゲンさんを通して販売を始めました。高価な
鉄道模型の中で、こうした製品は愛すべきものです。ただ、モデラーに挑戦するキット
でもあります。一枚7500円のキットです。こちらも挑戦してみましょう!
左はエッチングキットの状態です。 右は岩手開発鉄道のキハ40001。
             写真・高井薫平氏 (RM LIBRARY2 キハ41000とその一族より)
車体を切り出し、手摺の穴を0,4
mmであけておきます。(裏から
する方が楽です)ひさしの部分を
0/4の糸鋸で9mmまで切れ込
みを入れ直します。それから写
真のように屋根を曲げます。鉄の
パイプなんかで馴染ませながら、
気長にゴロゴロします。(これが
簡単なようで難しい。ガイドに合
わせて修正しながら)





屋根が済んだら、車体の曲げに
入ります。私は3mm厚のアルミ
板(15cm長)2枚で治具を作り
ました。内側がRが入っています。
外にはエッチングのデティールを
つぶさないようにセロテープを貼
ってあります。万力で挟んで少し
づつ曲げます。








車体が曲がった状態です。掲示
板で、はぎちゃんが言った通りに
車体は大変じゃなかったです。










そうそう、問題は前面部分。車体
のようにRをつけてから、曲げるの
ですが、窓枠の中で曲げますので
引きつるのです。治具にテープで
貼り付け挟み込み、曲げますが、
抜いてある窓の中を中心にキッチ
リと曲げます。







曲げが終わった車体と前面部分
です。前面は工夫が必要です。
曲げる側を金属尺などで、きっち
り押さえ込むようにしました。矢印
の部分が難しい。






30×30mmの桂の角材でモック
アップ(木型)を作りました。Rをエッ
チングの端についているゲージに
合わせてカンナとサンドペーパー
で作りました。(正確に!)
















モックアップに合わせて屋根の前
面部分のRを木づちで叩き合わせ
ました。
下の写真の作業まで写真がありません。両手がふさがり、夢中で大変で撮ってる余裕
がなかったというところ・・(笑)作業的には上の写真の矢印の部分を4ヶ所、切り取り、
窓枠を本体と前面、それぞれにハンダ付け、前頭部のRを合わせ、合わせハンダ付け。
言葉では簡単でも、実際の作業は「ひえ〜」の連続。
失敗の連続。窓枠が正規の位置
に合っていなかったり、前頭部の
下げの処理がうまくいかなかった
りで、大騒ぎ。前面部は取り付け
前に合わせる部分を、キチンとヤ
スリがけしましょう!(失敗からの
アドバイス)それと前頭部の前髪
(?)はキチンと切り揃えるのが、
ポイントです。左の写真の矢印の
部分です。







ウインドウシルとウインドウヘッダー
が付いた状態。いやあスバルさん
触れば、触れるほどヘロヘロにな
りますよねえ。失敗した窓枠は開い
ているという設定にします。当レイア
ウトは夏ですからね。( ̄□ ̄;)!!







前部アップの状態。写真写りがい
いぞ!雨樋がついてないのは南
部鉄道のキハ40001風にする為
パーツを自作中だからです。デティ
ールアップして細部の欠点から目
をそらす為。ヾ(・・;)ォィォィ 前面のシ
ルは手摺の穴を揃えるように付け
ます。キサゲはワイヤーでします。
リベットを潰さないように気長に!
戻る
南部鉄道といえば、実は幼い頃に散々乗っているんです。祖母が五戸から2つ目の駅
の「志戸岸」(しとぎし)が実家だったからです。都会の人は笑うかもしれないけど、田舎
には田舎の上下があって、私の実家の十和田は五戸に比べれば都会で・・・十鉄(十
和田観光鉄道・十和田ー三沢間)も電化されてましたから、キハ40001に最初に乗っ
た時は「おいおい田舎だなあ」(爆)と思ったものです。今、思えば愚かな事です。夏休
み、北国の短い夏。セミが鳴いて、杉の大木が並ぶ山のお寺。スーッと伸びる線路や
田んぼを見下ろす丘で、ゆでたトウモロコシ食べたっけ・・・この車両だけで小さなレイ
アウト作ったら楽しそう。
南部鉄道キハ40002(写真・伊藤
昭 氏)RM LIBRARY2 キハ410
00とその一族より 1953年9月 
南部鉄道は尻内ー五戸間を走って
いたけど、昭和43年の十勝沖地震
で再建不可能になったんです。この
ニュースは覚えています。私は修学
旅行の次の日で、休みで寝ていまし
た。起きたからよかったけど、タンス
が寝てた所に倒れて九死に一生を・・


写真を参考にヘッドライトの位置やら
雨樋などつけた状態。満足のいく出
来ではないです。なにもかもうまくい
くわけがないですよね。

ともかく、下手でも作ることが楽しい
んです。これは、言い訳でなく、個人
の力量ってもんです。私はここまで!

大事なのは今度はもっと上手く作る
ぞう!っという向上心!早速、エッチ
ング板を追加注文した私です。
雨樋は0,6mm真鍮角材、受けは5mm幅
の帯材、縦樋は0,4mm真鍮棒をピンで車
体に浮かして取り付け。
失敗の理由と解決方法(皆さんの参考に!)

 ●屋根の曲面が変化して箱としての精度が狂った。
    →中に屋根のカーブの補強材・リブを作る。三ヶ所。
 ●前頭部の合わせが狂い、前面部も変形。上部と下部で曲面が変わる。
    →やはり板の端に付いているスケールでリブを作り、曲面を固定する、
 ●熱によって側面が膨張して変化。ともない窓枠が浮いて歪む。
    →半田ごての温度を下げる。当て過ぎない。補強を入れる。
  *これはハンダはしっかり流さないといけないし、コテは長く当てられないという
    相反する事です。この加減が難しい。
 ●初歩的なミス。ウインドーヘッダーが熱で伸びて、扉部分で合わなくなる。
    →パーツ化して合わせていく。扉上部、横、前面部という具合。扉上部の曲線
     部分が変形しやすいので、切り離し後に図面上で修正しておく。

■説明書にも書いてありますが、エッチング板が薄いので起こる事柄です。この辺を
 キチッとすれば、かっちりした箱になると思うのですが。皆さんのアイデアは、どうで
 しょうか。
2作目の写真です。手摺など細かいパーツがついている状態
です。屋根はタミヤ・パテをシンナーで薄め、全面に塗り、乾か
ないうちにブラシで叩いて表現しました。

2枚目の進行状況

解放テコ(自作)、ヘッドライト(エコー製100W)、ガーランド・ベ
ンチレター(モデルワーゲン製)などが付いた状態。ワムさんへ
貨車用のガラペン買いにと思っていましたが、キハ04の下回り
セットにオマケで入っていました(笑)ヘッドライトも取り付け後に
気付きました。運転台も入ってる!内装工事するの!?ひえ〜
左の写真はRMMの1999年
5月号に載った廣瀬渉氏のキ
ハ202(夕張鉄道)の前部の
アップです。ライト、手摺、解放
テコなど、非常に参考になる
作品でしょう。
HPの写真見てて気付いた事(ぎゃー)ヘッドライトの位置!
もっと前ですよね。ひえ〜気付いたら直さないと気が済まない!
キハ04の下回りを切り詰めて装着!直線は問題ないけど、切り詰めたユニバーサ
ル・ジョイントの動きが・・・350Rを通れるかなあ・・・不安。上は雨樋受けにエポキ
シパテを盛ったところ。(未成型)一度、真鍮板で作ったのですが、雰囲気が出ずに
やり直しているところです。前照灯の位置を変えました。下に転がってるのが、米球
(麦球?)を付けたヘッドライト。塗装後に装着します。
次へ